満足度★★★★
下町的人情
3年前に上演した『横丁のデカプリオ』のバージョンアップ版。終盤のお祭り場面の初演よりグレードアップした「出し物」の見事さもさることながら、下町的人情や高円寺の阿波踊りが続いた理由を「諦めない奴がいたから」とする台詞が心に沁みる。
満足度★★★★
That's エンタテインメント
見終わった時、「本当に楽しかった!」と、心の底から思いました。
羽原さんが映画の脚本も書かれているとの事で、何となく興味を持って
足を運んだのですが、内容・出演者共に素晴らしく、
観劇する事が出来て本当に良かったっです。
☆4つですが、限りなく5つに近いものです。
満足度★★★
手抜きだなぁ
殆ど「横丁のディカプリオ」と一緒です。
再演なら、再演!とか改訂版とか謳って欲しい。
設定が似ているのは、シリーズものってことで問題ありませんが、
台詞や演出が、まるっと同じというのは、ちょっと観客をナメテるなぁ。
3000円で、100人程度の小さな劇場で、
エンターテイメントに満ちた作品を提供してくれていますし、
主役の倉貫君は、こんなステージに出演していることが
不思議なくらい、ハンサムだし華もあるし、
いわゆる小劇場公演としては群を抜く完成度ではあります。
ただ前作の「へそのはなし」に比べ、
作品としてのまとまりも、作家の主張も、レビューも中途半端で、
それは期待度に比べということですが、
残念な気分で劇場を後にしました。
売れ出した頃の三谷幸喜も、似たようなことありましたね。
「巌流島」とか「バイマイセルフ」とかコント赤信号の作品を
出していたころ。
従来作品に比べてですが、あきらかに密度の薄い、
その作家にしては水準の低い作品を出してました。
「温水夫妻」あたりで復活したけど。
次回は、赤坂レッドシアターでの公演とのこと。
それも、再演っぽい。
作家が多忙になりすぎている環境なら、
いっそ公演を打たなきゃいいのに。
アングラ感漂う新宿の地下劇場から、ご出世。
シアターサンモールとか、紀伊国屋など、
新宿からは離れないでほしっかったなぁ。