満足度★★★★★
舞台は場所と融合する
あの場所を見事に反映させた作品作りに脱帽。これは現代の若い女性に起きたクリスマスキャロルだな。まるでスクルージに現れた精霊のよう。あるいは映画『インサイド・ヘッド』だ。それにしても、女優4人が上手すぎてビックリ。可笑しくて、何度も吹き出したもの。主宰の山田由梨さん。この間、セーラー服を着て墓場を走り回っていたのに、この創造力は何だ?凄いぞ。自分がやり過ぎないバランスが絶妙。何より、この女優陣をキャスティングした目の確かさ。彼女たちをあのように演じさせるセンスが抜群。いやぁ、いいもの観た。どう考えても贅沢贅沢な時間だった。ずっと観ていたい…いや眺めていたかったなぁ。「火事?」の時の3人の動きのシンクロが可愛くって可笑しくって…我慢できない。吹き出す。ラストの「寝た?」もニマニマしちゃう。♪こーどく、こーどく、あ〜あ〜こーどく、…♫ あぁ、脳内スパイラル。あぁ、癖になりそう。この作品、DVDとか出るのかなぁ。あぁ、贅沢貧乏・・・次回が待ち遠しい。
満足度★★★★★
"家プロジェクト"の息吹を感じた。
TERATOTERA参加作品
"家プロジェクト"では、家じゅうを動きまわる自由を与えられていただけに、座席にジッとして観続ける贅沢貧乏に違和感を感じるかと望んだけど杞憂でしたね。
"家プロジェクト"の空気感が身にしみる中、またヒトリの女性の生活を垣間見てしまった、なあと。
今回の舞台、"家プロジェクト"の稽古も大変だったと思うけど、今回のStageも苦労しただろうな、ゼッタイ。
満足度★★★★★
無題1663(15-352)
17:00の回(曇)。
歩道にスタッフ、列をつくり16:40受付(3人ずつ2Fへ)、開場。入口側に座布団席2+超ミニ椅子1+椅子2、コンクリートむき出し、最前列目の前に白い布、「奥」は見えません。ただし、開演後は足を伸ばせます、との案内。
こちらは初めてですが山田さん「うつくしい革命(2012/8@劇)」「(映画)みちていく」「墓場、女子高生(2015/7@イースト)」。大竹さんは「ラフレシア(2013/10@明石)」「童貞キューピッド(2014/1@王子)」「Parting(2014/5@セッションハウス)」「弔EXPO'15 (2015/8@南千住)」。青山さん、田島さんは初めて。
山田さんが在籍していた立教の「現代心理学部映像身体学科」については、ttuの山田さん(2期)、関連して白井さん(1期)、岩崎さん(2期)、榑松さん(3期)のみなさん。「傍らに佇む(2014/8@サブテレニアン)」は2014年の卒業制作作品でした。
勅使川原さんがシアターXで公演したとき、KARASの加藤さんがチラシを置いていたので映画を観に行ったのがきっかけです。
かなり寒々とした会場、かなりかわった設定、なのにかなり身近な題材を、かなり共感できる演出で表現していました。
17:02遅れているお客さん待ち、17:03窮屈なので立見OKの案内、前説、17:06開演~17:44終演。
タイミング、間合いがポイント。表情、声、目線、4人がシンクロ。