自分探しの旅に出よう! 公演情報 自分探しの旅に出よう!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    ほどほどにホンワカと温かいかな(^^)
    でも好き嫌いが分かれるかなぁ
    と思えた2幕15分休憩はさんだ2時間20分の作品です

    ネタバレBOX

    2回目=再演観劇のはずが結構内容覚えてないなぁ・・と(-_-;)

    舞台は素舞台です。開演前はライトを2列、床近くまで降ろしていました。
    開演は5分遅れ=舞台上を小道具の机やら椅子やらを持って横切っていきます。しばらくして壇上に普段着と言える格好で総勢20名が揃い、中央のお髭の団長が口上=「私らは旅芸人の一座です、これから上演するのは・・」と作品説明を述べて物語りは開幕します。カモメたちの旅の話説明と集団で飛んでゆくカモメを表現。その後中央の白服のカモメが脱落して暗転です。白い椅子にテーブル+植木鉢の配したセット上のテーブルに黒服の主人公=黒猫ゾルバが身上を語っているバルコニーに黒い塊が落ちてきます。ゾルバが駆け寄ってみるとそれは原油にまみれて息も絶え絶えなカモメでした。カモメはゾルバの物言いに安心し3つの頼みごとをします。必ず約束を守ると言い、ゾルバは助けを呼びに行くのですが、戻ってきた時には卵を残しカモメは冷たくなっていました。その晩、猫たちはカモメのお葬式をします。その日からゾルバは一つ目の約束どおりに産み落とされた卵を食べませんでした。そして2つ目の約束=卵を温めて孵すコト=猫たちの元締めでもある”大佐”にも言われたとおりに卵の側を離れず温めます。で転卵とかはどーするの?とリアルな突っ込み入れながら観てると。ゾルバの塒のバルコニーには世話係の人間が来て餌とか掃除とかの面倒をみているので、ゾルバは卵を隠すために時々フラン場所の移動をしていました(^^) さて無事に雛が生まれてゾルバをママと呼んで懐きます=虫を捕まえて与えたりと甲斐甲斐しく世話を焼き、すくすくと雛は育ちます。で、そろそろ名前をつけようとするのですが、性別がわからず大佐の知り合いの猫=向かい風に判別してもらうと女の子でした。そして大佐が”幸運なるもの”という意味の「フォルトナータ」と名づけます。ゾルバは亡き母カモメの名を継がせたく思いましたが、名を聞けずじまいであった事を悔やみます・・・。(でも無事に継げたらしいですけどね(^^) さて、いよいよ最後の3つめ約束=空を飛ぶことを教える・・。なのですが、ゾルバの仲間=大佐・秘書・博士・向かい風がいろいろ頑張るのですが飛べません・・・。困ったゾルバは禁忌とされる掟を破ることを思いつきます。それは人間に話しかけ喋れる事をバラす事でした。ハンブルグ中の猫たちを集めてついにゾルバに人と喋ることの許可がおります=そして大佐たちは話しかける人間を選ぶのですが、なかなか候補が決まらない中。ゾルバは白猫ブブリーナの主人=詩人に話しかけ無事に協力を仰げます。そして一人と1匹と1羽は揃って詩人が独りにないたい時に来るという塔の天辺に行き。ラスト、カモメはゾルバに別れを告げ大空に飛び立つのでした。

    客席は割りと高齢の方々が多く見受けられましたが、割と低年齢さん方が見た方が良いのではとか思えました。

    ゾルバがチンピラ猫やねずみ相手に爪を1本立てて見せて「これは他に同じものが9セットある」と凄むのが結構好きでした~(^^)

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