闇の中から想像力。
完全な真っ暗と思っていたがそうでもなく、誰が何をしているのかはわかる。流石はお笑い芸人だけあって、笑いに持っていく空気は良い。多少トラブルもあったが、映像や音楽の使い方が面白かったです。滑舌や開演時間が10-15分と遅かったことは残念。
満足度★★★
爆笑まで今一歩。
もう10年も歴史がある暗闇演劇。「暗所恐怖症の人はお申し出を」とのアナウンスや、いざというときのペンライトの配布など、初めての人はどんな強烈なものがでてくるのかと身構えるが、気楽に楽しめる。
笑える場面の連続だが、爆笑までは今一歩か。ただ、やっている役者さんの大変さは分かる。暗闇でどういう動きをしているかははっきり見えないが、スキー場の新雪に飛び込むところなど、その空気というか雰囲気で役者の熱が伝わってくる。これがスズナリという小劇場空間での醍醐味であり、大川豊の売りの一つとなっている暗闇演劇の積み重ねによる「技術」なんだろうね。
満足度★★★★
気配を楽しむ!
前回本公演(第38回)は完全な暗闇劇であったが、今回は薄光で舞台の様子が何となく観える。芝居は観るもの…確かにそうだが暗闇劇も素晴らしい。観えないがゆえに、神経を研ぎ澄まし集中する。その緊張感が心地良い。
満足度★★★★
新感覚
ほのかな明かりだけで行われるが、見えてないのに自分の脳が勝手に場面を想像し認識させる、とても面白い演出だと思った。
ほろっとくるところや、少し下ネタもあり、楽しめた2時間余り。
残念なのはチケットの発券の担当の人が遅く中に入るのに時間がかかった事と、開始時間15分を過ぎてからやっと開演されたこと。
満足度★★★
初参戦。
暗闇演劇「The Light of Darkness」。ハーフブラックシアター、らしい。
そもそも、暗闇演劇って?というところから謎に満ちていたけれど、実際に体験してみて、想像以上に暗闇が楽しかった。
今回はハーフブラック、ということだから、いつもはもっと暗いのだろうな。それはそれで気になる。
唯一の女性キャストがとてもキュートだった。藤田記子さん、カムカムミニキーナの方なんだね。通りで芝居がうまいはずだわ。
芸人さんたちのセリフの噛みやつっかかりが気になってしまったから、対比もあるけれど。