満足度★★★★
白熱の演技
キョウゴとゲンジロウのかけあい、演技ともに申し分なし。エイイチロウとの友情という一幕には笑いありで、学生役者のレベルを軽く飛び越えてくれました。帰りは、イイものを魅せてくれたなぁ、と圧巻の後味で、ため息がこぼれました。本当にありがとうございました。
満足度★★★
テーマの掘り下げがイマイチ
慶應4年と明治元年が重なるので、ちょっと注意が必要だ。というのも明治になっても薩長を中心とした新政府勢力と幕府の決着はついていなかった点は、受験を離れてしまうとうっかり見過ごしかねないからである。
戊辰戦争の緒戦・鳥羽伏見の戦いは1868年1月27日~30日(慶応4年1月3日~6日・旧暦)、既に幕府は前年大政奉還を済ませていたが、未だ幕府に付こうとする勢力も多く、雌雄が決したとは言えなかった。
物語は、鳥羽伏見の戦いの様子・帰趨を報告する為に、大阪から上田藩の江戸藩邸に戻ってきた弦次郎と仲間五人の藩士ら六人衆と、彼らが当てにしている藩の上司、山岡。彼らが剣を磨いた道場師範の池波兄妹、弦次郎と相愛で池波の従妹、初音らを中心として展開する。(追記後送)
満足度★★★★
そこはかとない突っ込みドコロもあるにはあったが・・・・
藩を思う若侍の群像劇として見ごたえはあったです
でも予約客?の到着を優先しての開演時間遅らせは、
小劇場界では定番ながら踏襲せんでも・・と思った2時間超えの作品でした。
満足度★★★★★
フレッシュで熱いステージ
藩のため国家のためと思い詰めて硬くなりがちな雰囲気を、新婚夫婦のおのろけによってやわらげて緩急の絶妙な調節をするなど、なかなかのテクニシャン。筆の持ち方はちょっと気になってしまったが、概してフレッシュで熱いステージ。小田急線に延々と乗って見に行った甲斐があった。
満足度★★★★
けれん味の無い演出と演技で
好感の持てる舞台でした。シンプルで美しい美術もいいし、殺陣のシーンも効果音に頼って派手に見せることもせず、あくまで正攻法で俳優陣の熱演で見せたのがとてもよかったです。甘めの台詞やBGMがかぶって聞き取り難い、武家風の所作など色々問題点もあったけれど、熱気がきちんと伝わってきて、いい時間を過ごせました。ただ、比較的地味な舞台なので、衣装などはもう少し気をつけた方が良かったかな。武家の女性などは、どんなキャラクターであれ、やはり凛とした気品を感じさせてほしい。もっと哀切さが増したと思います。
満足度★★★★
初めは
早口で何人もが話し続け、音楽のボリュームも大き目fだったので台詞が聞き取りにくかったのが残念。中盤~後半に行くにつれ、笑いもあり、殺陣もありで何時の間にか夢中で見続けてしまった。
最後はホロッとさせるところもあり、若い人ばかりなのでこれからが楽しみな
劇団だなぁと思って見ていたら学生さん達だったとは。
卒業でメンバーが入れ替わってしまうのが勿体無い。