満足度★★★★★
求めた愛情、受けた暴力と孤独
雨の湖畔の館 バイロン卿の提案で小説を書くメアリーとポリドリ。メアリーは夫の偽りの愛を感じ、狂人バイロン卿と人間の狂気を、名のない物に写した、怪物を生み出した乙女の心の闇、怪物が求めた愛情、受けた暴力と孤独から生まれた憎しみ、現実と重なる小説。 バイロン卿は廃人になった ポリドリがバイロンへ復習か? 作られた命から憎しみが消えた時に怯えらる事が無くなり、サフィーと過ごした湖で歌う。この歌が素晴らしい、名もなき物を演じた桜花昇ぼるさんの演技 歌 ダンスがとても良い。 芝居のレベルが高い。すばらしい作品。
満足度★★★★
とても悲しく切なくSFチックなファンタジーでした
イギリスの売れっ子詩人の別荘に集まった者達が、暇つぶしに皆で恐怖の物語を作り始める…。
人から作り出され、人ではない「それ」が一番恐れた物は…。
「それ」は悪魔なのか、天使なのか…。
劇中劇に潜む怪物と、詩人の中に潜む怪物が交差する。
とても悲しく切なくSFチックで、少しOSKチックなファンタジーでした。