満足度★★★
ちぐはぐさ
本公演の回数を重ねた劇団であり、有名な劇団所属の役者が複数でており、駅前劇場・・と安定感を期待して観劇。確かに演技も卒なく、話も楽しめ、良い時間を過ごしたと思う。ただ、妙なちぐはぐ感が残った。役者はそれぞれうまいが、統一感がない。新劇調もいれば、小劇場らしい芝居の役者もいた。笑わせるセリフなども入るが、都度感覚的で一貫性がないので、慣れるまで戸惑う。衣装も、このキャラにこの衣装なのか・・?という違和感が最後まで抜けなかった。演出や脚本のシステムが見えないというか、感性で走りきった感じがある。若手劇団にはよくあるが、ベテラン劇団としては珍しい傾向だと感じた。
満足度★★★★
スロースターター作品?そしてロボットの未来の姿
当日観劇前にフライヤーを読むまであらすじすら知らず。
西暦3000年代という設定で
「ロボット」と呼ばれる存在がアナログチックさ全くなし、
人間っぽいようなんだけど何かが変、と感じた。
(アンドロイドと呼ばれても納得できないだろうし、
「3000年台のロボットとは?」という
ちゃんとした背景設定/演出を考えてなかったんじゃないかな、
その動きをただ単に「奇妙」と感じてしまった(特にポンコツ役)。)
シュールな笑いはとりつつも、
未来設定と「ロボットスポーツ」(名前なんだっけ?)が
うまく観劇する側の心にストンと入ってこないので、
中盤まで「面白み」を感じられず。
しかし、作/演出の狙い、「テーマ性」が少しずつ見えてきた
中盤から一気に物語に引きこまれました。
(内容はネタバレの方に。)
※ ただ、ポンコツ役だけロボなんだか
浮浪者なんだか分からないような衣装とか
逆に「ポンコツさ」ではなく
違和感が浮き彫りになってしまってもったいない感じ。
満足度★★★★★
面白過ぎる近未来!
初めて観た劇団でしたが、風琴工房や鵺的で知っている役者さんが出演しているので、観に行きました。
とにかく、楽しい!物語に、どっぷり浸かってしまう。試合の場面などスタジアムにいるような錯覚を覚えてしまう。
こんな未来ならいいな!と思える世界です!