HANAKA 公演情報 HANAKA」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-3件 / 3件中
  • 20080420
    (○´ω`○)ノ

  • 満足度★★★

    明治座は寒かった・・・
    「は~るばる来たぜ、明治座」って感じで、ご縁があって足を運びました。
    明治座って「わざわざ」行かなきゃいけないんだよなぁ。
    決して距離的に遠くもないし不便でもないんだけど、
    なんでか、おっくう。
    数年ぶりに行きました。
    とっても綺麗で舞台も大きく、立派な劇場と思います。
    設備も音響も立派。
    ロビーでは、明治座特製ミキティ人形焼なんてのも
    売っていました。ミキティ瓦せんべいもあったなぁ。
    チケット代が高いのも納得。

    でも、ミキティファンって、若い人だよなぁ。
    劇場内に、それらしき男の子達が結構いましたが、
    彼らは手頃な価格の3階席なんでしょうか、
    土曜日なのに、前楽なのに、酷く劇場はガラガラ。
    2階席なんて、締め切り状態。
    作品のスケールからして、なんで明治座で上演したんだろう?
    そしてキャストだって、地味目だし。
    1階席も、半分くらいは、いわゆる「明治座のお客様」っぽい。
    ご高齢な方ばかり。
    これ、いわゆる幻想劇なんですが、
    小難しい話のせいか、後ろの席のご婦人3人連れは、
    上演中でも、食べるか飲むか、寝るか・・・
    あと、よくしゃべるんですよ、劇中でも。
    「あの若い男(大口)、西郷輝彦の若い頃に似てない?
    そういや娘、離婚したんだっって・・・」って話し出す。
    普通なら、係員呼び出してクレームものだけど、
    明治座とか演舞場って、そういう劇場だから、ねぇ。
    ガラガラな客席に、寒々しい舞台の雰囲気、あげくに
    空調も設定温度低めなのか、とっても寒かった。

    話なんですが、明治座上演時間で、3時間20分もあります。
    殆どが大口は舞台に出ていて、ミキティは話の流れに沿って出演。

    ミキティは可愛いです。
    台詞はよく聞き取れないし、芝居は下手だけど、
    パっと目をひく可愛さがあります。

    でも、この作品の主役はタイトルロールではあるミキティではなく、
    大口なんたら、って誰か知らないけど、
    清潔感のない、ホスト崩れみたいな、特にオーラのない男。
    ミキティは可愛いけど、明治座を背負うほどの力はなく、
    タカちゃんのように井上芳雄の相手役だったり、
    なっちみたいに獅童らの相手役のレベルと同等の役柄が
    せいいっぱい。
    これが紀伊国屋で2週間興行、チケット¥5000なら、
    そこそこ埋まるんだろうし、納得もするけど、
    天下の明治座で1万円近いチケット代で、わざわざ浜町まで行くのは
    ご無体な話。
    開幕時間も、いびつだし。

    ホリヒロシの人形使いは幽玄です。
    舞台美術も、作品の世界を表現しています。
    決して舞台まで近い席ではなかったけど、
    人形の柔らかな動きが伝わってきました。
    話は、ファンタジーの部分が多いから、つっこみはあるけど
    まぁいいとしても、どうも大口に感情移入できないとツラい。

    明治座には、もったいない。
    これなら「レベッカ」でも上演すればいいのに。
    そうそう、山本亨氏も出てます。
    こんなにのに出るなら、モリエールで、ダイナーの店主でも
    演じたほうが良かったんじゃぁ・・・

    ネタバレBOX

    100日って、3ヶ月強でしょう、100日位待てないのか!
    1000日じゃあるまいしって見ながらストレスを感じてしまった。
    可愛いミキティが、あんなに慕ってくれれば、
    二人でいちゃいちゃしているだけで3ヶ月なんて、あっという間に過ぎると
    思ってしまい、大口が、とってもアホに見えてしまった。

    レイザーラモンが、サングラスを外して、普通に芝居してます。
    あのコスチュームしていないと、誰だかわかんないっすね。
    サービスであった「ハカナ、フォー!」とプロレス技のシーンが
    一番、明治座のお客様には受けてました。

    マスコミで受けているほど、ミキティのセミヌードシーンは
    ドキっとしません。
    遠くの席からでも、ボディスーツまるわかり、後姿だけだし。
    でも、女郎の仕草とか、肩車とかはエロかった。
  • 明治座っつぽくないNEO時代劇
    横内謙介のホンと明治座技術陣とキュートな藤本美貴の、出色なコラボレーション。空席が目立つのが惜しい。

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