満足度★★★★
Bサイドを拝見
ベッドに絡む独り芝居2本とダイアローグが決定的な意味を持つ1篇の短編3篇をオムニバス形式で演ずる。シナリオには、なかなか気の利いた落ちがつき、楽しめるが、惜しむらくは、若いのだから、もっと失敗を恐れず、様々なことに果敢にチャレンジしてほしいと思わせたことである。せっかく、新宿という立地の良いところで公演を打つのだから、敢えてはみだしてみること大切ではあるまいか? 若いうちの脱線・失敗は、大輪の花を咲かせる可能性も大きい。あまり行儀よくこじんまりまとまる必要はあるまい。演技では「嫁姑」を演じた飯島 弘之が気に入った。因みにB作品は三作で約50分強と尺はタイトである。