BLACK SHEEP 公演情報 BLACK SHEEP」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★★

    BLACK SHEEP
    それはもう、凄いモノを目撃してしまった‥と絶句。
    Mono-Musicaの美形男役のお二方のお芝居を、有り得ないほどの至近距離で観られるというシチュエーションを想像して気絶覚悟で伺いましたが‥‥表情の変化、言葉の抑揚、一挙手一投足が鮮明に飛び込んできて、呑気に気絶なんぞしている場合ではありませんでした(笑)
    360度カフェ全体が物語の舞台ですが死角も多くあり、ちょっとしたもどかしさに緊張感と不安感、そして隣のテーブルで交わされる二人の男の決して聞いてはならない会話を聞いてしまっているという罪悪感に似た感覚。本当に得がたい観劇経験でした。
    終盤、男Aが密かに仕込んだグラスを男Bが手にした時「飲んじゃダメだ!」と心の中で叫んだ私はまだまだ甘い。Mono-Musicaの皆さん、本当に只者ではないです!

  • 満足度★★★★★

    余韻に浸る日々
    気にはなっていたけどなかなか踏み込めなかった劇団…
    カフェでの公演と言うこととたまたま自分の誕生日に公演があったのでダメ元で申し込んでみたら当選!これは運命だと勝手に思い込み観劇しました。

    カフェの雰囲気が独特でこの空間でのいったい何が生まれるのか…ワクワクドキドキしながら開演を待ちました。

    美しく強いピアノの音…一気に世界に入り込み間近で演じられる芝居があまりにも自然で自分はここに存在しているのか疑問に思うくらい…

    2人の男が仕掛け仕掛けられいったい何が本当で嘘なのか…

    ヤマケイさんの描かれる世界観が刺激的でそしてどこか切なくて…ほかにどんな作品を書かれてるの気になりました。

    演者のMIKUさんは歌声が素晴らしくて…いつまでも聞いていたいと思いました。ふと見せる寂しげな表情と冷たい視線がゾクっとさせいったいこいつは何者なんだ!と思わされました。

    杏さんは目に力があり一度見てしまうと目が離せなくて…こういうのを魅いられるっていうのか!と…目に涙を浮かべ涙が流してる姿も美しくて…

    すっかりハマってしまいましたw
    いつか再演されたらいいなぁと心密かに思ってます。

    観劇から数日経ちましたがずっと心と頭を支配されてます。
    後遺症半端ないですねw

    この空間に立ち会えた奇跡に感謝してます。

  • 満足度★★★★★

    日常の中の非日常
    階段を下りると、受付は大好きな代役協会神父様&シスターコンビ!受付が終わって中に入ると、マナさんがカウンターにいらして、その後も顔見知りの方々が入店していらして、ご挨拶させていただいたり。これから本当に公演が始まるの?というくらいの、お茶会のような楽しい雰囲気でした。
    でも、そのような開演前のアットホームな雰囲気、そして、外の道路の音が普通に聞こえる環境が、舞台と現実との境目をなくしていました。
    (千秋楽後ではありますが・・・内容の感想はネタバレBOXに書かせていただきました)

    観劇させていただいてから少し日が経ったにもかかわらず、まだ私が見たもの、聞いたもの、何が本当で何か嘘だったのか分かりません。
    舞台の世界に気持ちを丸ごと持って行かれた、本当に素晴らしい音楽劇でした。

    本番の舞台はもちろん、毎回モノムジカさんの公演はスタッフの皆さまのきめ細やかな対応に感激致します。素敵なメンバーで心を一つに素敵な舞台を作り上げていらっしゃるモノムジカさん。これからもずっと応援させていただきます。

    ネタバレBOX

    開演後は、マナさんもカウンターからステージを観ていらっしゃるのかしら・・・と思いきや、そのまま店員さんに。受付のお二人と明らかにテンションが違ったので、開演前からまさかと思っていたら、三人目の出演者として、セリフのない演技。本当に素晴らしかったです。

    臨時ニュースはBが仕込んだテープだったことから、最初からBはAを陥れるつもりであったことは確かだと思いますが、その目的が何であったのかはわかりませんでした。
    「お客は誰もいない」という台詞以降は、そのカフェにいる幽霊になったつもりで二人のやりとりをみていました。幽霊、という単語が頭に残っていたせいか、火事の話は本当で、その犯人はAで、Bは両親を殺された復讐をAにしたと終演後すぐは思っていました。

    でも、HOW TO KILL?や、その前後のAの表情を思い出すと、彼にとって人殺しは未知の世界だったのではとも思えました。
    Aが火事の犯人だったとして、その火事が計画的犯行なのか、それとも不幸な偶然が重なってしまった不慮の事故だったのか・・・いずれにしても結果として人を殺めてしまい、そのことで火をあれだけ怖がっていたのであれば、殺しを自分から提案するか、もっとも自分が聞きたくない言葉なのではないかと。それとも、あえて提案したのか・・・。

    そうすると、Bの目的は?Aの婚約者への横恋慕?

    それ以上にもっともっと深いもの・・・。



    ハッピーエンドではない舞台は、時として、漠然とした暗い気持ちのみを観客に植え付けてしまうこともありますが、この作品にそういったものはなく、むしろ、観終わった後も、キャストの一つ一つの所作を後から思い出して様々な解釈が思い浮かぶ、むしろ時間が経てば経つほど、物語が頭の中でじわじわと広がって行く、忘れられない作品になりました。
  • 満足度★★★★★

    BLACK SHEEP
    Mono-Musicaさんの舞台を見るのは今回で2回目。
    2回目にしてこんなに濃いものに出会ってしまうなんて。


    若い学生二人とバーテンが登場人物。
    この空間にいる人間で秘密裏に進められていくゲームという名の冷酷な時間。
    どこまでが真実でどこまでが嘘なのか。
    捕らえようとして捕らえられてるのはどちらなのか。
    彼らの結末はどうなったのか。

    観客14名を収めた別空間。ふと上を見上げると窓が見え、傘を差しながら忙しそうに行き交う人々が見える。


    誰が。
    あの窓の下でこんな世界があることがわかるだろう。
    それを共有している心地良さに気持ちがゾクゾクしていまだに思い出すと心がざわついています。

    役者お二人の生声でのセリフ、歌。
    そして楽曲のピアノの美しさ、迫ってくるような怖さに痺れました。
    なんて特等席!!

    会場全体から感じる緊張感、一時も逃したくないという集中力。すごいものを沢山感じました。本当に体感できてよかった。素晴らしいものをありがとうございました。

  • 満足度★★★★★

    無題1538(15-226)
    16:00の回(晴)

    15:30受付、開場。ここ「キッド・アイラック・アート・ホール」は、木村愛子さんのダンス公演(2011/11)からずいぶん通ったところですが地下のカフェは初めてです。

    階段を下り、受付でトランプのカードを受け取ると「ジョーカー(そうか...「切り札」なんだな)」同じカードの席に座るようにと。入口入ってすぐのカウンター(L字)席、ここからだと全体がよく観えます。

    冷たいドリンクをいただき、壁を覆っている「本」を眺める...背丈より高い本棚に隙間なく収まっている本たち。ピアス、小林秀雄、北杜夫、漱石全集、中上健二、ランボー詩集、初期プロレタリア文学集、カフカ全集、夜と霧...そして「尾崎翠全集(1979創樹社刊)」この本だけ持っている。

    15:57前説、16:00ピアノ曲、開演~16:50終演。

    「Mono-Musica」は「アルバローザの花嫁(2013/12@ウエスト)」からでまだ4公演目。

    見上げると高いところに窓...本に囲まれた小さな空間、閉じ込められたような雰囲気、寡黙な店員(怪しい…)、ゲームに興じる男ふたり、嫌われ者同士、知の勝負。

    小さな会場(barでもcafeでも)は慣れているのに本日はかなり緊張。

    お気軽なゲームかと思っていると、少しずつ空気が変わり、本気なのか冗談なのか、仕掛け/仕掛けられる展開がスリリングで、生声のお二人の歌が力強く会場を覆う。

    オペラ「指環(ラインの黄金のみ未見)」を織り込んだ見事なストーリー展開、3人のキャラクター、どれもが素晴らしい出来栄えでした。

  • 満足度★★★★★

    とっても幸せ
    狭小空間でのプレミアム・カフェ音楽劇を鑑賞。ブックカフェ槐多が発するものと、享楽を求め妖しく火花を散らす若く美しき不道徳者たちの世界観がとても良くマッチしていた。

    当パン挨拶文を拝読する限りでは、今後もハコから飛び出して意欲作を我々に提供してくれることもありそう。ぜひ地元に日本一になった焙煎士の居る、要予約の小洒落れたカフェが在るので会場候補地に誘致したい(笑)

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