into the shadow 公演情報 into the shadow」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    無題1551(15-240)
    11:00の回(晴)。

    10:30受付、開場。此処(地下)は初めて、白い壁、真ん中に白い木の小さな椅子、入って右手に客席、おひとり客席にいらしたのはダンサー、10:45前説(定刻開始)、10:59開演~12:30終演。「ダンス+演劇」×2の構成。

    観た公演:平吹さんは「ぴちぴちちゃぷちゃぷ~(2013/5@アートスクエア)」を観ていて、ニチジョつながりで、夜、d-倉庫(ダンスがみたい!)春の祭典「岩淵多喜子」に行ったのでした。

    桜美林の3人は初めてですが、またどこかで観る機会があればいいなと思います(宮崎あかねさんも観たのはEgHOSTが初めてでした)。ちなみに春の祭典の舞監は桜美林卒の井草さん。

    藍沢さんは「eeney meeney(2013/11@兎亭)」からで6作目。ちょうど1年前、某動物公園近くで激しく水没していた姿が忘れられません(因みに、今年は配役変わって8/15(土)開催予定)。


    1話目の相対性理論や宇宙の始まりなどは好きなテーマで、イメージを膨らせながら観ていました。

  • 満足度★★★★

    小粒ながら
    見応えのある4作品堪能。
    小さい会場に宇宙的イメージが広がる理系的な【1】が気に入りました。

  • 満足度★★★★

    試行
    ダンスファンには演劇が、演劇ファンにはダンスがなじみにくい組み合わせだった気がする。決して悪いことではなく、こういうのは好きだ。スペシャルステージも三者三様で楽しかった。

  • 満足度★★★

    示唆するような…
    電車遅延(人身事故)であったがギリギリ開演に間に合った。その旨事前にメールし連絡しておいたが、制作サイドから丁寧な返信があった。また受付もスムーズで時間通りに開演した。
    そのような劇団の芝居は…。

    ダンス2本と芝居2本であったが、芝居のうち1本目は2014年12月の忘年会を兼ねた公演と同じ演目であった。しかし、昨年末は1時間程度あった上演時間を今回は約40分に短くしている。
    また、2本目との関係性が分からない。この点を終わった後、作・演出の西荻小虎 氏に尋ねたがあまり関係については考えていないようであった。

    しかし自分としては、次のような関係を感じていたのだが…。

    ネタバレBOX

    1本目「tHe End oF EveRyThing」は、年末公演に比べると、数学的な定理の説明、労働と労働力というマルクス経済学的なシーンを短くし、またはカットするなど整理し観やすくなった感じである。一方、年末の時のような客席を縫いながら演じる緊張感、椅子に乗るダイナミックさ、難解な台詞をまくし立てるような迫力は削がれた。

    2本目「into the shadow」は、初めて観るが、寓話のような...登場するのが人造人間か生身の人間か判然としないところもあったが、混在した社会・世界観を描いたと思われる。その物語であるが、食品工場と思われるところでの単純労働、しかし、それでも「任される」という自尊心を持たされる嬉しさ。それに慣れるとさらにステップ・アップしたくなる。単調な仕事への不満、変化という刺激を欲する...人間(的)らしい欲求。

    本公演では照明技術が素晴らしく、素舞台を立体的に演出していた。

    1本目と2本目の関連が無いようだが、何かスパークするような気がしていた。観終わった後に漠然と感じていたこと(西荻小虎 氏にも話したが)。

    全体を通して、宇宙・ビッグバン⇒地球形成⇒人類誕生(ここまでが1本目)、薬物依存による廃人⇒ロボット(人造人間)化⇒破滅的な先にある未来(これが2本目)という壮大なストーリーがあるように思えてくる。物理学や数学という宇宙観、リンゴなど食の挿話に見られる人類誕生のイメージなど、エピソードが散りばめられている。今後は、散らばりを収集・収斂し、再構築して観せてほしい。

    なお、敢えて短く(分割)しているのは、某演劇コンクール参加(上演時間、役者数の規定あり)のためとのこと。

    多くの引き出しを持っていると思われる、西荻小虎 氏の次回公演を楽しみにしております。

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