祝祭 公演情報 祝祭」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
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  • 満足度★★★★

    初日観劇
    主宰の林田一高さんをはじめ、同じ文学座の佐川和正さん、西岡野人さんの会話がとても素晴らしくさすが文学座の俳優さんだなと思いました。

    内容は過去作「ラフェスタ」がベースということもあり、過去作を観たことがある人には聞き覚えのあるセリフも多かった気がしました。個人的には好きな作品だったので良かったですが。

    今日は初日の空気感も感じました。回を重ねるごとにより良くなっていくのかなと思います。

  • 満足度★★★★

    史実の追走でもあり結末も分かっているのだが・・・
    なかなかに緊迫した状況を間近で繰り広げてくれる作品でありました

    いろいろと入り組んだ組織間対立なども盛り込んでくれてはいたのですが、
    ちと消化不良というか説明の少ないトコがあったかなと思えたですね。

  • 満足度★★★★

    重層構造
    意欲的でしたが、肝心の革命運動グループの存在が希薄でした。

    ネタバレBOX

    政治犯の釈放を求めて在ペルー日本大使公邸を占拠した革命運動グループの事件に、フジヤマ大統領が組織した私兵集団が過去に引き起こした不祥事を隠蔽するために司法省判事を暗殺しようとする大統領の思惑が絡み、さらにはこの暗殺役が大使公邸占拠事件の交渉人の妻にしでかした過去の悪事が明らかになる話。

    神父が大統領自体を支配する経済マフィアの存在を強調し、さらに複雑な重層構造になっていました。ただ、神父はその組織の意志に従って動いているかのように吹聴していましたが、大統領の私兵の一人に過ぎず、大統領の命令で動いていたに過ぎませんでした。

    トンネルを掘っていることを革命運動グループが知ってなお、何もしなかったのは不思議でした。様々に絡んだ話ではありますが、下っ端が騒ぐだけで肝心の革命運動グループの存在は希薄でした。

    交渉人の自殺した妻に似ている革命家の女性ですが、一番重要な女性の割には全体を通して響いてきませんでした。最初の結婚式シーンは、薄暗闇の中でやられても誰と誰の結婚式か分かりません。事件当日、大使公邸内で結婚式があったのかと思ってしまいました。また、ウエディングドレスがちゃち過ぎて、結婚式そのものが不要だと思いました。

    大音量の上を向いて歩こうは雰囲気が出ていました。

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