満足度★★★★★
ネホリーハホリー☆
(^^)/11日(土)の夜、池袋で
[カプセル兵団超外伝]の、
【自由を我らに】を観てきました☆
面白かったです。
終戦70周年記念公演と銘打っての、
社会派会話劇。
コメディですが、憲法を深く考察する
知的な愉しさ!
役者さんたちの力量がスゴイ♪
観劇日記をブログに書きました。
満足度★★★★★
面白かった!
内容の面白さはもちろん、まさに今だからこそ考えさせられる良い作品でした。
ほぼ出っぱなしの役者たちの演技も素晴らしく、作品にぐいぐい引き込まれました。劇に笑いながらも「リアルの政治には笑えないなー」なんて感じながら、5年後10年後、なんかのタイミングで「今、また見たいな」と思い出すんじゃないかな、と思う作品でした。
満足度★★★★★
踊るよ踊る。
どこらへんがライブアクション演劇だったのかな?というのは
複数回観て違いを確認してみてわかるところだったのでしょうか。
18年前に書かれたときも、きっと政治的・社会的意図は特になかったんじゃなかろうか、と思いつつ
自然な流れで脱線しまくる会議の踊りっぷりを最後まで楽しませていただきました。
どうせやるなら・・・
コアなファンにしか分からないような笑いや、何故だか分からない日替わりゲストがなかったのは良かったと思う。「カプセル兵団」は大筋では好きなのに、ちょっとそこは・・・というところがあるんでした。今回の舞台ですが憲法で笑える会話劇というのは面白いですが、最初の文章を分かりやすくと言うところに関わり過ぎていたので、もっと憲法の内容に肉迫してほしかったです。そしてどうせ今やるのなら、もっと今必要な、今考えなければならない内容にした方が良かったのではないかと思いました。
満足度★★★★
憲法を身近に
GHQが、現在の日本国憲法の草案を作った時の話という設定だ。日本語として、果たしてこの草案が適当な物か否かを判断する為に、政府のチームは、日本語に造詣が深いと思われる人々を緊急に招集した。広告の文案を練る者、文壇小説家、流行作家、推理作家、劇作家、詩・歌人、随筆家、新聞記者らである。(追記後送)
満足度★★★★★
喝采
解釈で国会も賑わう憲法問題。海道隆一郎氏の『百年の亡国』(?)にも述べられている通り、この国の憲法は討議の余地無く決定された。そして、今、解釈を巡る討論が持たれている。一国の最高基本法が解釈無しに存在し得ないという脆弱性を露呈しているのである!
本作は「口語解釈を実行する」現場が舞台になっているが、次第に憲法そのものの文面が話題になっていく。この脱線の仕方がある意味この憲法の曖昧さを上手く皮肉っている。
9条を巡る討論での作者の意見に同調しつつ、法治国家といいながら、庶民にその憲法を詳解できていない「放置国家」であるこの国を憂いたくなる。
最後に憲法を持ち帰る云々の下りがあるが、その事への皮肉なら素晴らしい。
落書きに使うというのも、キツイ洒落だが、シニカルな表現だ。
今、アメリカの属国然とした安保提案のもとにある日本が、皆で熟考しなければならない問題を提供した本作に称賛を贈りたい!
満足度★★★★
曖昧なところがいい?
いやはやこれは面白い。そして考えさせられる。1997年に書かれたコメディだそうですが、今観ても(今だからこそ)訴えるモノが多い。沢山の人に観てもらいたい作品です。
満足度★★★★
現代向けの内容
丁々発止の会話劇のようであるが、その内容は極めて現代に向けて発信しているもの。「憲法」を文語体から口語体へという依頼であるが、その舞台配置から法廷劇のようにも感じた。そして法廷といえば、「怒れる12人の男」を想起し日本ではそのパロディ「12人の優しい日本人」という映画もあった。
さて、芝居で少し気になったことが...
満足度★★★★
考えさせられました
テンポの良い会話の中に、笑いあり考えさせれる事もあり良かったです。戦争の放棄については、とてもタイムリーな話題でした。人それぞれに考え方も捉え方も違い、また会議が進まない事に、少しイライラしたりもしました(良い意味です。自分も会議に参加している気分になってしまったようです)登場するキャラクターも個性豊かで面白かったです。戦後の日本・今の日本を考えさせられる舞台でした。
満足度★★★★
面白かった
憲法を題材にこんなに笑わせてもらうなんて・・・踊る会議の妙ですね。とても楽しい時間でした。そして,ただ笑えるだけでなく,最後,締めるところはビシッと締まっており,もちろん個人的には意見はありますよ,理想や理念だけでは生きていけないし,でも,そういう思いも大切だなあって。どちらにも正義はある。あとは個々人の考えでしょう。最近の情勢にピッタリのタイミングで,この会話劇,観れて良かったと思います。あと,普通に開演時間5分過ぎに注意事項が始まり,10分遅れて芝居が始まるのはどうかと思ったけど,終演後,受付のお嬢さんが問い合わせに丁寧に対応してくれた,この接客はとても良かったです。また,この芝居にいろいろ妙な超人やらのネタが出てこなかったことも,とても嬉しいでした。
満足度★★★★
笑いながら考えさせられた
「基本的人権の「的」ってなんですか?」、 「最低限度の文化的生活って、どの程度が最低限度なんですか?」、 「日本の象徴って天皇陛下なんですか?」、 「戦争って本当に放棄してもいいんですか…」などなど。
1度は聞いたことがある条文でしたが、言葉を考えたこともなかった条文でした。
笑いが混じるはずもない固いテーマなのに、大笑いをしながら登場人物と同化したように、「そうだったのか」「本当にいいのか」などと一緒に考えて議論に参加している錯覚を覚えているうちに、会議が(芝居が)終わっていました。
満足度★★★★
自由な面々
題名どおり“自由すぎる面々”の会話。とどまることなく、次から次へと話はどんどん飛躍していく。憲法なんて面倒くさいもの。あの文章をいちいち吟味して読む、考えただけでも頭が逃避してしまいそうだ。それでもその中に隠れていたごく当たり前の疑問がどんどん引き出されていくのは小気味いい。実は少し苛苛して観ていた。なんで本題を真面目に話さないんだと、ちょっとムカッともした。こうでなくては舞台としての面白さはないと思いつつ・・・。個人的には“おまえらぁ、まじめにやれ!”と怒鳴りたい気分・・・つまり彼らの会話に引っ張り込まれていた証拠!会話が舞台の上でなく、劇場に広がっていたという事だろう。馨さんの“戦争は駄目なんです”これは響いた!舞台を締める良い芝居だった。いつものカプセル兵団ではないが、これもまた吉久さんならではの演出だったと思う。
満足度★★★★
登場人物たちは性格設定がよく練られていたなぁと思ったデス
でも最初のくくりである「文語文で書かれた憲法を口語文に直してほしい」の細かい設定が咽喉に刺さった骨のように気になって突き抜けて楽しめなかったなぁとも思えた約2時間・・全席自由・・
満足度★★★★
口語訳憲法の妙
感想を書くのはとても難しい。
というのもこのわたくしが、憲法フェチと言えるほど憲法大好きでそのなりたちや意味の奥深さにべたぼれだから。誘ってくれた人はわたしのその気質を知ってるからこそ「あなたに見てほしい!」と、誘ってくれたのだろう。
わたしは今回のテーマを持って、しかも正面から、さらに喜劇として、これを作られた役者、スタッフの皆さんの勇気と真摯さにまず大きな拍手を。そして敬遠されることなく客席と一緒になって転がりながら考えられるように持ってくその脚本と、聞き取りやすい台詞、間のよさ等の役者さん達の力量に感服です。
ネタバレせずに言える感想は限られる。ひとつそれ無しに言えることがあるとすると、登場人物がたくさんいる中で、わたしの言いたいことをスパーンと言ってくれる人が一人もいなかったことが、唯一の不満である。しかしそれは、わざと観客に自ら考えさせるためにあえてそうされたのかはわからない。芝居としてはない方がいい台詞、かもしれない。
ともかく、面白く退屈しない。それに遠慮なく笑える。客席の雰囲気もとてもいい。
それと、わたしはやっぱり黒田勇樹さんが役者に復活してくれて、嬉しい♪
見るか見ないか迷っている人がいれば見るべし。憲法のことは自分の頭で考えたい人も見るべし。決して結論を押し付ける舞台ではない。安心して笑って考えて、唸れる舞台です。
満足度★★★★★
憲法ってこんなに面白い!?
とても「良質」な劇でした。
俳優さん女優さんがしっかり憲法について真剣に会話しているのに
最初から最後まで笑いが絶えず、二時間あっという間でした。
最初が少し固いテーマなのかなと思っていたら
唯一遅れてくる広告屋さんが来てからもう話が転がり
笑って頷いて考えて笑って、とにかく渡部さんのエネルギーに圧倒
美味しすぎる役な上に声もパワーも一番で、ぐんぐん舞台を引っ張ってました
!
第9条から最後の黒田さんと渡部さんとのシーンで感動しました。
もう一度観にいきます!!
満足度★★★★
共感させられるネタ(憲法の面白解釈)と右往左往の討論展開が「良」
(初日ゆえの固さ/台詞トチリなどが序盤ありましたが)
文語調(ぶんごちょう)の固い条文を口語調(こうごちょう)に直す、
という表のメインテーマ
(フライヤーに書いてあります)が始まった辺りから、
「そうそう、確かに憲法の条文って書いてある内容
普通に読んでもさっぱり分からないよね!」という同意/納得と、
固い条文をほんと軽い口語調に直していく様に
「このくらいフランクなもの言いにしてくれたら
一発で理解できるのにね」と共感する気持ちが大きかったです。
今回の会話劇のウリの1つである
「ライブアクション演劇」が単なるアドリブを使う事なのか、
いくつかの引き出し(台詞群/会話群)を用意しておいて、
毎舞台その場の空気次第で使い分ける事なのかは
まだ初見なので分かりませんでしたが、
1つのネタに対して2人の役者が返事しようとかぶった時など、
「今がライブアクション演劇」のきっかけのタイミングなのかな?
とちょっと気になってました。
今後、2回3回と観ていくと回ごとに
会話の流れの違いなどがあって面白いのかも知れません( ´ー`)