タヒノトシーケンスvol.1 透明な動物と夜通し歩き回る 公演情報 タヒノトシーケンスvol.1 透明な動物と夜通し歩き回る」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    透明な動物ツアー
    奇妙な感覚が楽しい。

  • 満足度★★★★★

    【透明な動物ツアー 】観劇
    いくらでも可能性を秘めていると思いました。

    ネタバレBOX

    町を分解して田丁町(たひのとちょう)、そんな架空の町を作り、自然、施設、住人を設定して、その中で物語を作って思い切り遊びつつ、ストーリー展開は不条理劇風に冷静沈着に進行するような感じの物語。

    外部の人間にとって住人の対応は不条理劇的ないらいらを感じるでしょう。

    鉄塔に近づこうとしてもたどり着けない空間の歪んだ土地がある。透明な動物が本当にいて、触ることもできる。病気のせいか、人生に嫌気のさした警察官が透明な動物の皮を使って透明人間になり、そこら辺を逃避行するなどという設定も奇妙で素晴らしかったです。

    渋めの萩原聖人のような人、アンガールズ山根のような人、南果歩のような人、役者さんたちも素敵でした。

    可能性をいくらでも秘めていると思いました。面白かったです。
  • 満足度★★★★

    ちょっと理屈っぽいが自分は好み
     何気ない日常の影に潜み、普通の人々は気付きもしない位相から、こちらを窺い捩じれをを構築して世界を転覆させる目には見えないものたち。そんな存在があるような錯覚を錯覚とまでは言えないようにもってゆく特異な文章構築術と、淡々とそれを演じる役者、肝心な場面を実に雄弁な演技で伝える役者で対比させた演出・縁起ともにレベルの高いものである。シナリオは、それらを準備した極めてロジカルな短編オムニバス。今回の半券を持ってゆくと、もう一作は割引料金で観ることができるとか。頭の体操にもなる面白い舞台である。

  • 満足度★★★

    透明な動物ツアー
    架空の地方都市で暮らす人々のエピソードがシームレスに語られる。例えば劇中に出てくる電波塔がカフカの「城」のように感じられる不条理テイストは夢を見ているよう…。って、ごめんなさい、お酒入ってたんで途中、本当に夢みちゃいました。

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