阿弖流為 公演情報 阿弖流為」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★

    阿弖流為
    初見は少し物足りなく感じました。
    新感線と歌舞伎の殺陣が続けてあることに間延びしてるように思ったり。

    物語はとても面白く新感線のいのうえ歌舞伎好きの自分はたまらないのですが
    歌舞伎NEXTとしてどうなのか?という疑問もぬぐえないような気もしました。

  • 満足度★★★★

    阿弖流為 アテルイ
    歌舞伎スゲー。参りっぱなし。主役3人とも凄くて参る。片岡亀蔵さんとクマコにも参る(笑)。3時間50分(休35分含)でマチソワやってるなんて…参ってしまう。観客全員配布のリストバンドというサービス精神にも参る。

  • 満足度★★★★★

    遅くなりましたが、、、
    阿弖流為、見て来ました!
    4時間に及ぶ舞台でしたが、あっという間に終わってしまった気がします。

    詳細は下記を参照してください。

    http://ameblo.jp/minaminokaze55/theme-10056610704.html

  • 満足度★★★

    そんなに新しくなく。。。
    そんなに特殊な演出も無く、新感線みたいな変な癖も無かったので、その点は好みです。

    ただ、それだけに「歌舞伎NEXT」と歌うだけの新しさも感じられなかった。

    阿弖流為の染五郎さん、田村麻呂の勘九郎さん、鈴鹿の七之助さん、それ以外にも 亀蔵さんとか、演技はとても良かったけど、それ以上の何かは感じられなかったかなぁ

  • 満足度★★★

    歌舞伎として
    復活との事でどのような演出になるかと思い観劇しました。新感線の派手な演出と歌舞伎の要素が入った演技は合うんだな~と思いました。上演時間は長いですが長さを感じずに見れて良かったです。染五郎さんの演技は好きなので別の作品で観てみたいですね。

  • 満足度★★★★

    チケット代金が高くなったのは辛いが
    新感線だったら絶対作ってるな、クマ子グッズw。
    話は知っているので今回は上の階から見ました。2階から上の左側座席は花道見切れる部分が多いのでもう少し値段考えればいいのに。

    ジュータスの流れないいのうえ歌舞伎でした。
    多少の改訂はあったけど根底は不変で面白く、国創りとはこういうことー!とわかりやすい。出ずっぱり附け打ちさんの姿勢と音色の良さにも惚れ惚れ。阿弖流為と田村麻呂の花道越し名乗り掛け合いは鳥肌モンだった。いのうえ歌舞伎流の緩急つけた殺陣と蛮甲らのオーソドックス殺陣が如何にも歌舞伎らしい対比、パルコ歌舞伎以来のブレヒト幕や普段の歌舞伎では見ないバミリの多さとか。佐渡馬の屋敷幕だったか蛇の衣紋幕もデザインもいい。リストバンド発光の蝦夷の星空も綺麗。
    最後のねぷたの集団、アテルイの時もあんな感じだったから特に気にならなかった。
    阿弖流為と鈴鹿の並びは博多人形かっつーくらい美しかった。益々アスリートな身体になってるキレッキレの田村麻呂さん。稀継の場面だけ切り取ったら横山光輝の世界ぽい。スタァ歌舞伎俳優の見せ場が盛りだくさんでで目の保養になりましたw 久しぶりに見た新悟ちゃんもいい役者になってた。

    再演またはシネマ歌舞伎化希望です。

    ネタバレBOX

    自分が観劇した日、帝の正体が明かされるシーンでは笑いが起こっていた。そんな場面でもないと思うんだが、いろんな見方があるんだなーと思った。
  • 満足度★★★★

    ネタばれ
    ネタばれ

    ネタバレBOX

    歌舞伎nextの【阿弖琉為】を観劇。

    13年前に劇団・新感線がいのうえ歌舞伎と銘打った【アテルイ】を新たに歌舞伎に仕立てた直した作品。
    前作は歌舞伎役者と小劇場俳優が混成して、ロック音楽と派手な照明、立ち回りを駆使した、新感線らしい
    舞台だったが、今作は歌舞伎として作品を成すという事らしいが、そんな事は微塵もなく、何時もの新感線らしい作品になっていた。

    国家統一を図ろうとする大和朝廷の帝人軍(みかどびと)とそれに反乱する北の民・蝦夷(えみし)との戦いの物語。
    帝人軍の征夷大将軍・坂上田村麻呂と蝦夷の大将・阿弖琉為の国家の存亡をかけた戦いでもあるのだが、互いが求めるのは国家の平和であり、権力争いではないのだが、そこにまた悪の化身が存在するという荒唐無稽な物語になっている。
    前作の【アテルイ】では、敵対する相手を認めながらも、理想の国造りが出来ない中での葛藤と友情を元に描いていたのだが、今作では、悪の化身が悪ではなく、己が信じている神様が最大の敵という複雑な展開になっている。
    前作のこぎみよい展開を踏襲しつつも、主人公達の悩みは前作に増して最大であり、観客はその主人公達と共に悩まなければいけないという流れに導かれるのが、何時もの新感線とは違う見所である。
    そしてその見所は、13年後に出した新感線の問いかけであり、その答えを歌舞伎を通して考える事が、今作の本当の面白さである。

    チケット代金は高いが、お勧めである。
  • 満足度★★★★★

    七之助の熟成演技に陶酔
    私の物心ついてから、歴代一、嘘つきで、それでいながら、歴代一嘘が下手な首相が、戦後70年を数のマジックで、戦前元年にすり替えてしまった日、歌舞伎版の「阿弖流為」を観て来ました。

    中島さんの脚本には、政府批判が散りばめられていたように感じます。  

    七之助さんの熟成演技に、陶酔しました。「お染の七役」も楽しみになる演技力の躍進ぶりに目を見張ります。きっと、お父様が、喜んで観ていらっしゃりそう!

    勘九郎さんの田村麻呂も、とても良かった!萬次郎さんや、亀蔵さん、新悟さんなんどの脇役の配置もお見事。どなたも適役でした。

    だけど、ちょっと残念なのは、主役の染五郎さんに、初演時の熱量が感じられなかったこと。阿弖流為の心をもっとダイレクトに表現して頂けたら、最高だったのにと、やや不満が残りました。

    まあ、でも、この時代に観ると、改めて、戦争の不条理を感じるし、つくづくよくできたお芝居だと、感じます。

    歌舞伎と、新感線の融合ぶりにも、感服させられました。

    ネタバレBOX

    両花道を使った舞台は、華も躍動感もあり、久々に、歌舞伎の醍醐味を感じさせられました。

    殺陣が、素早い新感線流と、歌舞伎の、拍子木による緩やかな所作をうまく融合して、見事な新しい形の平成歌舞伎に仕上げている、いのうえさんの手腕に脱帽します。

    劇場に入る時に、リストバンドを渡され、ラストシーンで、一斉に、観客の腕が光るのも、壮観でした。

    義に大がついて大義になると、途端に胡散臭いとか、数はやがて致命傷になるとか、田村麻呂の台詞には、脚本の中島さんの政府批判が投影されているようでした。

    帝の実態がないのは、まるで、新国立競技場の迷走みたい。誰が、責任者なのか、統率者は誰なのかを揶揄しているかのようでした。
    初演を観た時は、単に、エンタメ娯楽作としか観ていませんでしたが、改めて、この作品が投げかけている、社会の不条理を痛感します。

    戦争の大義なんて、どこにもないし、結局は、民が傷つくだけなのです。

    戦争の芝居が、いつまでも絵空事として、楽しめるエンタメである世界が続くことを輝く、リストバンドを見つめながら、祈りました。
  • 満足度★★★★★

    大興奮!
    照明やスイッスイ動くセットがカッコよすぎて、冒頭のタイトルのとこで発作的に泣きそうになるほど満足してしまった。ちょーーーーーかっこいいいい!!!!!あたしこれが見たかったのよ!そうだね!歌舞伎役者だね!キレッキレにキメキメのハイパードヤドヤ芝居サイコー!

  • 満足度★★★★

    現代感覚
    歌舞伎に現代の演出を用いたもの。予備知識が不要なので観ていて楽だった。両花道になっていて小劇場のような臨場感があった。光るリストバンドが全員に配られ、終演直前に自動的に光る仕組みで会場に一体感が出て、ミュージカルのカーテンコールのようなノリだった。

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