満足度★★★★
ぶつかり合い探り合い
光を求めて。いや、生き抜くことを求めてぶつかり合い、探り合い、励まし合い…。そんな「あい」がたくさん見えました。これから私達はどうしたらよいのか?そんな問いかけを受ける衝撃作品でした。また、役者・美術・照明・音響…と競い合い作品を一つにしようとする「愛」を感じました。
満足度★★★
30周年
暗闇、静寂、光、衝撃。様々な立場の作業員の衝突と怒号。極限状態な中の正論の虚しさ。選択の迷いと激しい議論の展開が起こるのに水音だけはよく響く。現実でも嘘みたいな事が起きようとしているがあれが理性の感覚だったのかも。
これまで見た日澤さんの演出の中ではかなり派手なアングラ演出というような感じで面白かった。これをまた鐘下さんがやると違うんだろうな。
久しぶりに言いたいことを言ってる「老舗」演劇を見たっ!って印象。
あ、流山児事務所30周年記念公演の中の一作で、鐘下作、日澤演出のためか、前説で流山児さんの「イッツ、ショーターイム!」が聞かれなかったのは残念。
鐘下さん、密閉空間の展開がお好きなのねw
満足度★★★★
ダンディを極めると...
『懐かしい感じの芝居』と、関係者の客らしい男が言いながら、かえって行きました。言わんとしたことが、何だかわかる気がします。武骨だけど、圧倒される感じのエネルギーが伝わってくる。
満足度★★★★★
役者陣の熱量が圧巻
これは今われわれに問われている問題の縮図のようにも思えた。骨太のドラマがとても見ごたえがあった。特に、男たちのぶつかり合いを演じた役者陣の熱量が圧巻だった。