ごはんと宇宙 公演情報 ごはんと宇宙」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★

    お腹空かせて行くとちょっと辛いかも
    ブラジルのブラジリィー・アン・山田さん、MCRの櫻井智也さん、風琴工房の詩森ろばさんが脚本提供してると聞き、迷うことなく観劇を決めた謎のユニットごはん部。
    期待に違わずとても面白かったです。
    なんと、2日間4公演しかないというレアさ!
    誰がどのパートを書いたのか当パンを見ずに観劇したのですが、
    やっぱりすぐに分かりました。個性違いすぎますものね(笑)
    4編の作品(ゲスト作家3人+ごはん部部長、保坂萌さん)を幕間劇で繋いだ約140分。全く長さは感じませんでした。

    ネタバレBOX

    「ごはんと宇宙」食べ放題の店に集まった人たちの会話とか思惑とか行動とか。お客も店員もとにかくいろいろ噛み合わなくて面白い。家族というものに苦手意識をもっている女性の味オンチ。家族≒食事ということか?彼女の背景の説明があれば更に説得力が生まれそうだけど。

    「究極の選択」駆け引きの会話はさすが。落ちはちょっと好みでは無かったです。この作品は宇宙担当?

    「なれずし」櫻井さんにはいつも騙される。MCRのチケットは余ってる詐欺だし、脚本書けないって言っててもこんな刺さる作品ができてるし。個人的に刺さる台詞があって痛気持ち良い作品でした。そして櫻井作品の台詞は何故か書いた本人の声で脳内再生されるのよね。

    「さかなへんによわい」どちらも悪くないのにボタンの掛け違えのような別れは切ない。こだわりってなかなか厄介なものですね。若い彼女の胆のすわり具合が心地良い。とても素敵なお話でした。いわしの梅肉巻きのフライで理想の味を追求するために梅干から漬けるって、ご本人の投影でしょうか。手料理、一度でいいからご相伴に預かりたいものです。

    「幕間1~4」登場人物のキャラが濃すぎてもう夢に出てきそう。 謎の展開も面白かったです。「BEAMS」はいったいどこから(笑)

    指定席の列番号が🍚列!
  • 満足度★★★★

    おいしい作品食べ放題
    出演者に気になってる役者さんがいるので、それがきっかけで観劇。

    4作のオムニバス
    +「幕間」という、作品間に挟まる作品。
    (1作品目の登場人物の過去?)

    休憩なし2時間20分、
    長いと感じることなくあっという間に観れました。

    「指定席は前方中央寄り」とのことだったので
    いったいどの辺になるのだろう…と思って行ってみたら
    前から4、5列目くらいのところでした。

    段差はないものの、
    椅子は互い違いに配置されていたようで、視界は悪くありませんでした。
    役者さんが座られるとさすがに見えませんでしたが、
    「〇〇さんの小指がちぎれてしまう」(→あぁ、噛んでるのかな?)等、
    その後のセリフや言葉の出し方で
    (ものを食べながら喋ってるから弁当食べてるのね…と想像できる)
    工夫がされてあって、見えないことへのもやもやは緩和されました。

    ごはんごはん食べ放題♪ が、今も頭の中に流れています。
    どの作品もくすっと笑ったり「あるあるー!」と頷いたり、
    少し耳に痛かったりほろっと泣けてしまったりと楽しいものばかりでした。

    ネタバレBOX



    『ごはんと宇宙』
    バイキング店の人間模様。
    間に挟まれたおじさんの存在感がスゴすぎて大笑いしました。
    「席ずれましょうか?」って言わせる間のない女子二人の勢い(笑)
    夫婦の「宇宙のごはん」なやりとりも笑えましたなぁ…
    脊髄反射で喋っているような妻が可愛かったです。
    そして後半の、それの使い方にじわっと来ました。
    「ご飯を残さず食べる人は」の話も、説得力あるしなるほど、と思いました。
    業の詰まった重箱の彼女は、純粋すぎて確かに怖いかも(笑)
    バイキングだからこそ、好きなもの以外もつまんでみようと思いました。


    『究極の選択』
    場面設定が上手すぎでした。
    宇宙に残された5人(夫婦2組と独身男1人)で
    4つの生存機械に入る人を話し合うというストーリー。
    普段着だから、山で遭難かな? と思ってたら
    まさか「宇宙」という言葉が出てくるとは。

    明らかに不利な独身男、
    でも直で「あんた残って」とは言い難い夫婦2組、
    一応「自分が」といいつつ独身男の動向をさぐる彼らが醜くもコミカル(笑) 
    ラストの急展開も鮮やか。わたし、完全に信じてました。
    ほんのりブラックな感じなのも印象的。


    『なれずし』
    マンネリ夫婦、料理苦手な妻が
    「一生懸命つくるよ、何たべたい? 最後の食事だと思って考えて」
    と言い出してからの夫の葛藤、そして妻側の理由。

    心象風景と現実に相対する夫婦の演技の切り替えっぷりと、
    現実への影響力(風が吹いた・等)に、
    いったいどうなるんだろうとゾクゾクしましたが、
    着地点がほのぼのとしていて温かい気持ちになりました。
    タイトルコールがどの作品にも無いので、
    あとになって当日パンフレットのタイトルを見て「あぁ!」となりました。
    妻のバイト先の男性が超いい声で、ドキドキしました。


    『さかなへんによわい』
    料理(おそらく想像するに他のことも)にこだわり過ぎてしまう元カノ、
    料理を作ることを知らない今カノ。
    彼氏の現在と、元カノの現在が重なってる見せ方が面白かったです。
    視線が合ってるように見せかけて実は、の緩急も好きでした。

    今カノも悪い子じゃないし、どっちがいいとかじゃなくて、
    今の幸せを見て前の幸せを思い知った、みたいな。
    別れてしばらくしてから自分の本当の気持ちに気づいた二人
    (でも、よりを戻すとかそういうんじゃなく)とか、
    遠まわしかつ自然かつあまり狙いすぎてなかったプロポーズとか、
    文字や映像効果では表現できないだろう、繊細な感覚を味わえました。


    『幕間』
    地階がヤクザの事務所な俳優養成所に通う柳田さんの話。
    濃いメンツでハチャメチャだけど、
    各々に抱えてるモノが後半に判明していく感触に引き込まれました。
    「ごはんの奴隷」って表現の
    つかめるようでギリギリつかめないようなムズムズ感が好きです。
    社長の息子を見てたら、あまりに●●●を連発するので
    「ごはんのときに●●●の話をするな」と親によく言われるであろう言葉の
    前後が逆になった感覚を覚えました(笑
    リズムをとりながら去っていく時の声の震えに見えた子供なりの強がりが、
    切なかったです。

    ごはん部の手ぬぐいを物販で買ったとき、
    色落ちのことについて案内してくれたのもうれしかったです。

    舞台の背景にかいてある絵がきれいで、
    あの絵の手ぬぐいも、あれば良かったなぁと思いました。
    (上手側のハケポイントにあった男性の絵のインパクトがすごかったけれど、
    あれはハルミさん役の方の似顔絵だったのかしら…?)

    また公演やってほしいです。
    ぜひぜひ、本多劇場で!
    そしてテーマソングのCD発売やデータ配信もしてもらいたいです。

  • 満足度★★★★★

    初めてごはん部を観劇
    ん?

    ネタバレBOX

    どれもこれも珠玉の本でした。
    特に私が好きなのは宇宙でジャンケン。
    妻は嫁姑の揉め事と、料理上手な元彼女。
    娘は最後に食べたい献立。
    よく劇は観に行くのですが、今回の公演は最高レベルでした。
    撮影していたみたいですがDVDを買いたいくらいです。
  • 満足度★★★★★

    お腹いっぱいでお腹すいた⁉︎
    ごはん部のごはんと宇宙、観てきました。
    今日の夜の部で終わりなんて、、もったいない。
    どのお話も、日常あるあるであり、非日常あるある
    な感じで笑いたくさんでした。
    なんか、もっと毎日のごはんを大切にしようと思いました。
    作る時間も、食べる時間も、、。
    うん。ごはんは、宇宙です。

  • 満足度★★★★★

    楽しい!
    ごはん部さんの舞台初めて見ました〜
    とにかく、面白かった♡
    もう一回見たいくらいです!

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