御前会議 公演情報 御前会議」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-17件 / 17件中
  • 満足度★★

    演出のアイデアが戯曲の面白さを超えてはいない。
    その日の仕上がりにもよるかもしれないけれど、
    ということは、企画としては不発だったのでは?

    ネタバレBOX

    同様のアプローチなら、
    三条会が去年11月に千葉のアトリエで上演した、
    ミュージカル?「若草物語」の方が、
    気が狂れるほど面白かったなと。
  • ガチでごめん。
    漫画「今日から俺は」の三橋よろしく、作・演出である柴幸男はちょー卑怯者です。自分のフィールドで勝負します。で、負けそうな戦いをなかなかしてくれない。
    今後も楽しみ。いろんな意味で。

  • 疲れていたせいでしょうか
    青年団独特のモソモソしゃべりに、いつか意識が遠のき・・・・の繰り返し。動きや山があるわけじゃないので、疲れているときはやめた方がいいと思いました。オリザさんが見に来てた。評価はしないのじゃなく、ちゃんとみれなかったので「できない」です。ごめんなさい。

  • 満足度★★★

    4月10日ソワレ 14日マチネ
    10日は体調不良とラップでミュージカルということで、どうしても押韻に期待してしまい素直に楽しめなかったので、楽日にもう一度観劇。

    2度目ということもあり、楽日は楽しめました。

    この手法はもっと面白い事が出来ると思うので、もう一歩進んで欲しかったです。
    これ用に書かれた新作戯曲での公演が観たいと思います。

    今はなき「BLAST」が懐かしかったです。

    いとうせいこうのラップを思い出しました。

    しかし、楽日の客席は豪華でした・・

  • 御前会議を観て来た
    ちゃんと口語劇でもあって、軽くも深くも楽しめる。

    始まった瞬間から考えていたが、途中からリズムが入って、
    あ・・さっきまではまだやってなかったんだ・・・と思った。

    ネタバレBOX

    恥ずかしくないミュージカル、成功だと思うが、
    いや、それは恥ずかしいでしょ!と思う場面もあった。
    マイク持って完全ラップ、それでも口語劇、であってほしかったけどそこはラップだった。
    一人だけビミョーにできてない人は演出だと思いました。
    あの彼の存在はあたしにとってはLOVEでした。

    感想ではありませんが、
    脚本の中で議題になっていたひとつ、
    『賞味期限切れの食品をいつまで食べてもよいか』は、
    あたしは保存期間の3分の1まで超過OKにということにしています。
    もう、その議題のときにそのことを提唱したくてたまらなかった。

    ま、議題自体は問題ではないお話で、それはとても素敵なことなのですが、
    とりあえず主張したいのは、

    製造から期限までが3日なら、1日超過まで。
    3年間あるなら1年超過をOKにしているととっても便利ですよー!!!

    スッキリ。
  • 満足度★★★★

    ソワレ
    これは、ある意味衝撃的かも。笑撃的かもしれないけど。

    ネタバレBOX

    よく、音楽とかで、「声も楽器の一つだ。」的な概念はあると思うのだが(Bobby McFerrinとまでは言わないけど。)、それに似た感じなのかな。会話も音楽だ。みたいな。そして軽やかなそれとは裏腹な重々しい会議。誰もいないから、何も決まらない、何も決められない。そんな何か。
    しかし、山田(五反田団)って出演交渉されるのだろうか?
  • 満足度★★★★

    会話の姿
    現代口語ミュージカルというコンセプトはわかりやすいけど、そんなもの掲げなくてもいいよな。
    本当は人それぞれ持っているリズムは違っていて、それが会話の中で自然に合っていったり、何かをきっかけに速まっていったりしていて、それが見えると人間のコミュニケーションの本質的なものが見えてくるような気がする。

    これ、一回で終わらせないでシリーズ化したらもっと深い表現を見つけられるんじゃないかと思います。

  • 満足度★★★

    新しい試み
    ふつうの会話劇のように始まるが、やがてリズムマシーン(?)の音が流れ出し、抑揚のある台詞廻しなんかが出てくる。ところどころラップっぽく。
    とはいえ、音楽劇との両立にはなってないよね・・・。

    これ、リズムマシーンの音が無かったら、どんなあんばいなんでしょね。

    新しく面白い試みなので、これに狙いを定めた戯曲をつくってみてもいいのではないかな。

  • 満足度★★★★

    平田作品を演出するということ
    平田作品を演出するということはきっとある種の自信や発想がなきゃできないと思うし、若手企画と言えども同じ劇団内でこういうものができるっていうのは、やっぱりいいなぁと思う。そういう意味でしっかり楽しめました。

  • 満足度★★

    物足りなかったかも・・・
    120ぐらいのテンポでリズムが刻まれる中で、繰り広げられる対話劇。

    シーン途中でリズムに合わせて韻を踏んだり、拍手でリズムを刻んだり、そしてマイク使用でのラップと、「現代口語ミュージカル」を銘打っている作品だが、ちと韻を踏むセリフ廻しが少なくて物足りなさを感じてしまった。

    ストーリー的には面白かったけど、せっかく韻を踏んでのセリフ廻しへの返しがまったく無かったのも残念。

    唐突にリズムが刻まれるのもどうかな・・・って思ってしまった。リズムの始まりをストーリーの中に取り込む様なコトを考えて欲しかったな・・・

    ネタバレBOX

    拍手でリズムを刻むシーン・・・

    四分音符→八分音符→三連拍→16音符で拍手を刻んでいたと思うんですが、その様に聞こえてこなかったのは残念でしたね。
  • 満足度★★

    戯曲自体が面白いので、
    作品として大きくブレることはないんだけど、はたして今回の演出が何かしら効果を引き出しているかと言われると少し疑問符。76分。

    ネタバレBOX

    現代口語ミュージカルと称して、リズムをバックに少し台詞を乗せていくのだけれど、その乗せ方がまちまちだし中途半端。なので音に合わせたことによる可笑しさがあまり見られず、逆に単調さを引き出しているようで。河村竜也さんみたいにマイク持ってラップを歌えとまでは言わないけど、桜町元さん程度にみんなリズム刻まないと音を使っている意味合いが薄くなってしまう感じ。
  • 満足度★★★

    音楽劇ってほどでもないです。
    なにやら大きな丸いテーブルでどーでも良さそうな事を話しているなーと、思いきや!

    驚くでなかれ。。

    国もひっくり返るような宇宙的規模のお話なんだわさっ!
    (・・;)

    公演中なので、壮大な・・壮大そうな・・宇宙的規模のネタはネタバレBOXに・・・。

    ネタバレBOX



    まず、佐藤という人形がテーブルの真ん中にやけに存在感あります!ってな状態でお座りあそばしてる訳よ。

    時たま、会議中の何人かが、「いかがですか?佐藤さん。」と打診するから、偉そうだというのは蛙のごとく、ちんまりとした脳みそのワタクシでも解る。

    そんでもって、この佐藤人形は五反田団所属の山田という人形なのだ。
    なんでそんなのが、ここに?

    っつー疑問を抱いた諸君!諸君は五反田団をよく知らない。っつー墓穴を掘ることになってまうのです。。
    そういうワタクシもはっきり言って山田ダッチは知らない。。

    知らない奴がエラソーに・・・。
    って思うかも知れないが、知らないからこそ、調べるのだす。(^0^)

    なんでもこのお話はストーリーが続いてる。らしいのだ。。
    最初から、山田ダッチは居たらしく、だから今回もそのポストについてる。。



    で・・・別れそうな夫婦とその夫が不倫してる相手とだるだるな人達がだるだるな話題を。

    と、思っていたら、国の重要なポストらしく、このだるだるな人達が国家の重要な機密の決定権を持ってるんだよねー。。

    駐輪場が必要かどうか、人間は何のために生きるのか、世界とは何か、宇宙人が日本に攻めてくるが、どうしたらいいか。とか・・・


    どーでもいいような事案をバカバカしいまでに、最低の人達が重要な機密について、日本の将来を決めるという、ブラックなお話!


    「まあ、こんなもんでしょね。。」と思わせるところが、凄いとこなんだよね。。


    最後は佐藤ダッチは死んでる!
    ダッチも死ぬんだねー。
    人形は死なないかと思ってた!

    ダッチだし・・・。



    ダークでダッチなお話をだるだるなコミカル仕上げな舞台。





    この説明で解った?(・・)

  • 観ました
    「音楽劇と対話劇の両立」を初めてみました。

  • 満足度★★★★★

    4度目くらいの柴幸男
    観逃せません。冴え渡るギミカルな演出と、その非リアリズムを補って余りある達者な役者群。素晴らしいミュージカルでした。
    この感覚はここでしか味わえない、そういう作品を提供して貰えます。
    今後の柴の動向も見逃せません。

    ネタバレBOX

    ポストパフォーマンストークにて、「誰かにやられる前にやっておかなきゃと思って」と柴談。やりたがる人は居るかもしれないけど、これが成立すると発見出来る奴はそうそう居ない。そして実際にやってしまえる漢はもっと居ない。
  • 200804091930
    200804091930@アトリエ春風舎/終演後、演出・柴幸男による現代口語ラップ解説

  • 満足度★★★★

    笑えた・・
    面白かった・・。

    素直に、笑っちゃいました。

    ネタバレBOX

    現代口語ミュージカル・・・。
    う~ん、なるほど・・。
    ミュージカルと言う言葉にひっかかるとちょっと分かり難い感じもするが、なるほど、あのリズム感、テンポ、間合い・・。

    全編ナンセンスなシーンの連続なのだが、テンポの良い会話、ベタな突っ込み、意味はよくわからないのだが、笑える作品であることは間違いない。


    最後までこの方達の立場がよくわからない・・。
    御前会議・・・。
    終盤になってようやくおぼろげながらもその意味が見えてくるのだが・・。

    こういう作品は、余り深く考えずに、刹那的に楽しめばいいんだろうな。
    深く考えるより、素直に笑いに身を任せよう、そう思わせる作品。

    ※何と言っても不倫の二人が面白い。
    大人しそうな風貌とは裏腹に、何度もクロス・カウンターを炸裂させる松岡の役柄が面白い。
  • 満足度★★★★

    リズミカル〜。
    なるほど、まさに現代口語ミュージカル。
    声は音だということを普段は意識していないのでとても新鮮でした。人間関係のからみがさらに感情に動きをつけて、舞台をおもしろいものにしています。議題のセンスもひかってました。ああ、おもしろかった〜。

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