満足度★★★★★
珠玉!
『伯爵のおるすばん』以来1年数ヶ月ぶりのMrs.fictions単独公演は「再演とかしない村」出身の彼らが禁を犯して挑んだ(!?)再演作品集でした。
それぞれ趣向を凝らした(作・演出・キャストすべて初演通りだったり、外部演出家を起用したり、別メンバーの戯曲のリメイクだったり)ラインナップに加えて、インパクトの強い怪人ビジュアルのチラシや怪人カードみたいなチケット、予約者全員に公演DVDプレゼントなど、いろいろと面白い試みもあり、企画力の確かさを感じました。
かねてから評価の高い『東京へつれてって』や『お父さんは若年性健忘症』の安定感はもちろん、登場人物のチャーミングさが印象的な『ねじ式』、奇妙な味わいでじわじわとしみてくる『まだ僕を寝かさない』など、まさに珠玉の作品集だったと思います。
満足度★★★★★
堪能
初見のMrs.fictions
今回は犬と串の藤尾姦太郎さんの出演や、岡野康弘さんを「ナマ」で一回
観たいという感情からの観劇。
短編4本の構成
面白かった。
しかし、ほろっというか、きゅんというか、何とも不思議な感じ。
15分という短い物語。
若い人より、少し人生疲れちゃったかなーって思ってる人に観て貰いたいなんて思う。振り替えると、デフォルメしてるなかに、自分が居たりする気がした。
あんな短い尺のなかに、過ぎていった時間がぎゅっと詰まっていた。
『ねじ式(未来編)』
どうしてだか、わからないが
じんわりきた。
本来の「ロボット」=「機械」=「道具」
といった観念が通らない未来の様子。
むしろ、未来の方がアナログな感情が必要だったりするのかもしれない
犬と串の藤尾姦太郎さんの『東京につれてって』。
ホームレスの藤尾さんにずっと、ずっと、恋心を持ち続けた小桜ちゃん(橘花梨さん)
もう、あんな一途な想い、無理かもしれないが観ていて、
恥ずかしながらきゅんとなった。
最後に残ったバニラの香りの封筒。
二人に素敵な時間が始まるとよいなと思った。
『お父さんは若年性健忘症』も、ホントだったら、あんな奥様のように出来ないかもしれないが、夫婦の積み重ねた「愛」、「愛」以上の繋がりを、ふと感じた。さりげなく寄り添う空気良かった
『まだ僕を寝かさない』ラストが秀逸!
野口オリジナルさんがもう一度煙草を吸おうとベランダへ行こうとしたあたりから、もう、ぞくぞくした。岡野さんが素晴らしい。
とても、千堂あきほの人とは思えなかった
どの作品もぎゅっとつまった作品たちで
とても、良かった。
満足度★★★★★
今更ながらですが面白かったです
短編4本、すべて初見でした。
こちらの団体は何度か拝見してますが、
ほのぼのとした、
でもちょっとまどろっこしい会話のやりとりが好きです。
各々15分でしたが、無駄のないつくりで、
でもこれを長編にするのは野暮なんだろうな…と思わせる
良作たちでした。
特に2作目が心を揺さぶり、涙腺を刺激しました。
エレベーターで受付にあがったあと、
階下での並び順を再現させる為に、
数人で区切ったうちの後ろの人を先にエレベーターに乗せれば
受付の並び復元もスムーズになるかなぁと思いました。
満足度★★★★★
思い出しちゃって。
観劇後に時間が取れず、鑑賞コメントを寄せるタイミングを失っていました。なのに、ふとした時に思い出すんです。「お父さんは若年性健忘症」の、ラストシーン。だからこれだけは書いておこうと思って、今更ですが書き込んでいます。
「お父さんは若年性健忘症」。素晴らしい短編です。
優しく切なくやるせなく、そして羨ましい。
満足度★★★★★
人恋しい
やぁー、蟹撮り放題。お腹いっぱいです。
全短編作品とも、気持ちがホッコリする作品でした。
この作品に出てくる人のようでありたいし、人恋しくさせられた。
満足度★★★★
面白かった
短編過去4作品の再演でした。
『ねじ式(未来篇)』は、はじめ良く分からなかったけど、途中でストーリーと配役が分かってからは、とても良いお芝居だなと思いました。
『お父さんは若年性健忘症』は、前回ごえん祭で観たので内容知ってました
が、やっぱり良いお芝居です。
『東京へつれてって』は、上野さんが演出に変わって、メンツも藤尾姦太郎さんと橘花梨さんの二人に変わったみたいだけど、これは作品も演技もとても良かった。
『僕を寝かさない』は、まぁまぁだったかな?
満足度★★★★
キャスティングがステキ!
久しぶりになった、フィクションズ。どんな内容かしら?と思ったけど、観たことある作品も。そして、自他共に認める中嶋 ⇔ 上野 作品を改めてみると、上野脚本って言ってもわからないかも。上野さんが「自分が書いたのかと思った」云々の話もなるほどな~とか思ったり。フライヤーや開演前のパフォーマンスが気になる方は、公演の『説明』の部分を読まれると良いでしょう。これで納得できるはず。
満足度★★★
充実のラインナップ
会場に入るとチラシの怪人が既に舞台上に。
前説で本編とは関係ないことをお詫びされた。
チケットの怪人カードや客入れの特撮主題歌も無関係ですね(笑)
選ばれた再演のためか、全体的にレベルが高く良い作品が揃っていたと思いました。DVD頂けるんですか?楽しみだなぁ。
満足度★★★★★
笑って少し泣いた
4篇の作品集でした。ねじ式(未来篇)のヒロインの方、たしかどこかで見たなーと思ったがすぐわかりました。1月に刻印を観ていたのでした。そんな事ばかり気になってしまったので、ねじ式以外の作品が好きですね。お父さんは若年性健忘症では、ジンワリと泣けました。アフタートークも充実していて、観に行ってホントに良かった。良い時間をいただきました。ありがとうございます。怪人、カッコ良かったです。
満足度★★★★
早めに行くのが○(初日観劇)
客入れの時から舞台上には怪人!
ご希望のポーズで写真取り放題。
人が少ない早い時間に行きましょう。
本当、15min~は第2回とか見てるけど
自分が見てない回の4作品がズラリ
アンドロイド、
健忘症、
20代のホームレス、
そんな特殊な人々と対峙する人々の
優しさが滲んでくる作品ばかり
暗転後の未来には不孝が起こるかも?
そんな寂しさも感じる不思議な15分
4作目は特に特殊じゃないけど
男友達の楽しさと寂しさに
自分達も重ねてしまう一時でした。
上野さん参加のアフタートーク
今村さんのライブ感が面白かった。