満足度★★★
もし東京以外で生まれてたら
東京ってこういうところなんですね。
と、客観的に観ました。
青春群像劇としては一人に軸を置きすぎていた感じがあります。
もっと他の人の内面を覗いてみたかったです。
満足度★★★
東京に対するコンプレックスや羨望(?)
和歌山から「サクセス」を目指して上京した3人の若者と郷里の同級生それに東京で出会った人々が織り成す物語で、基本的には東京で生まれ育った身として感じたことのない、地方からの東京に対するコンプレックスや羨望(?)が色濃く表れて「あぁ、そういう感覚もアリかもね」みたいな。
全体的にホロ苦いどころか、時として心がイタいほどだが、終盤、主人公が8年以上のココロの蟄居状態から自らを解放するシーンがイイ。
さらにその表現として冒頭の高校生時代のシーンの再現かと思わせつつも古川がとりたかった行動に出るという、「過去を変えたために現在が少し好転している」というタイムスリップものの逆のようなエンディングも面白い。
満足度★★★★
東京って、そいう場所なんだね。
地方から東京に出てきた若者(?)たちの悲喜こもごも。
和歌山からおのおのの想いを抱いて東京を目指した若者たちと彼らをとりまく人たちとの物語。
主人公である8年間の引き篭もりからようやく脱し上京した彼は、その引き篭もりの理由となった鬱積した想いを東京で乗越える。そこはあまり美しいシーンとは言えないけど、人間臭くていい。
私はどの出演者さんのことも知らなかったけど、当日パンフのプロフィールを見ると、あっちこっちで活躍してる方ばかりで、600人以上からオーディションで選んだだけのことはあったようです。
満足度★★
なぜ今「東京」なんだろう
まるで昔の日活青春映画の世界だけど、当時のメンタリティをそのまま現代に持ち込んでるところに始終違和感ありでした。ラストは「よっしゃ〜」って気にさせてくれたけど。(このラストのための壮大な前振り?)
評価不能
すみません。すみません。
たぶん、脚本は素晴らしいんだと思います。
演出も脚本にそって過不足なく成立していたし、
役者さんは言うまでもなく素晴らしく、音もよかった。
でも、まったく響きませんでした。
たぶんそれは、ぼくが脚本というかストーリー自体が全く好みでなかったからだと思います。
だから、脚本家さんの名前を見て知らずに見に行ったぼくが悪いんだと思います。
たぶん、演劇好きな人はこういう作品好きだと思います。
舞城王太郎が好きな人とか。
今をみせつけられました。
コンプレックスと郷愁を刺激されるオープニングのシーンに泣けました。
音楽も好み。
現実は閉塞していて、過去の闇からは逃れても、未来の光が見えたわけではなく、過去の光がまぶしすぎて、現在の闇はいっそうに深い。
今、私は「表現」というものに 光 を欲しているんだと、しみじみ思った。
関係者の皆さんの作品に対する集中みたいな感じが素敵でした。
が、中盤ちょっと疲れました。
満足度★★★★
観てよかった。
10代の泥臭さはなく、30代の収まりの良さには遠い。
劇的な何かが起こらないことが挫折にさえ感じる20代という青春。
そんな世界が素直に描かれていたと思います。
ひとつひとつのエピソードには、ん?と思うこともあるのに、
いつのまにか共感させる力のある舞台で、最後は泣きそうになりました。
満足度★★★★★
涙
東京に出てきて早10年この登場人物たちに少なからず共感できるのは、
自分だけではないはず、と思ってしまう。
オープニングからの音楽も熱く青春という感じだ。
切なさと夢と挫折がすごく共感でき台詞のひとつひとつが
胸に突き刺さって涙がこぼれてきた。
満足度★★★★
やられたぁ・・・
関西人としては、沢田の言葉が気持ち悪くてそればっかり気になってしまって、前半戦はやや損をした感じがありましたが、後半の追い込みは卑怯だ・・・とさえ思ってしまうほどでした。
突然予期しないところでボタンを掛け違っただけで、またひょんなことから、すっきりとボタンを直せるんだなぁって思いました。
最後のシーンには、ただただ完敗です。