再生 公演情報 再生」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★★

    圧巻の一言
    途中で「再生」の意味がわかる。ただただ役者さんのパフォーマンスに凄いの一言!KAATまで足を運んでよかった。役者さんの体調が心配。

  • 満足度★★★★

    なるほどー
    予備知識無しで観に行きましたが、いわゆる”2周目”に入ったところで
    「再生」の理由が分かってきました。

    その時点で約30分経過していたので、上演時間90分から逆算して、
    これを”3周”するのかー!と驚嘆しているところで、2周目入りました。

    確かにお芝居かと言われれば、ダンスパフォーマンスっぽいですが、
    きちんと演出されていて、こっちも真剣に観ていればお芝居ですな。

    個人的には嫌いじゃないジャンルなので、だんだん興奮して観てました。
    平日にKAATを満席にする力も頷けます。

    とにかく、KAATに行くきっかけになって良かったです。

    後は、これ以上離脱者が出ずに、千秋楽を迎えられますように。

    ネタバレBOX

    岩井さん、北川さん、出演者の皆さんのアフタートークの回を選んで正解でした。

    代役の岡田智代さんのコメントも聞けたし、中林舞さんの事情も分かったし。

    それにしても、当日であのレベルまでこなしてしまう岡田智代さんは凄い!

    それも、来年で還暦なんて…


  • 満足度★★★

    無茶ぶりゲーム
    そんな印象の90分。

    大道寺梨乃ファンとしては、あのなまめかしいウィスパーボイスを聞くことがかなわず残念至極。
    いや、大道寺さん、声は発しているのですが。。。

    あと、いわゆる「お芝居」としても楽しめるはずだと当日パンフには書いてあるが、私はそのようなものとしては楽しめなかった。

    一言でざっくり言うなら、一種の変わり種公演ですね。

    ネタバレBOX

    チラシに「脚本/何某」のクレジット無し。
    加えて快快はダンスを売りの一つとする団体。

    以上のことから推察された通りのダンス公演、と言うより、仮装レイヴパーティーを延々見せられてる気分にさせられる公演でした。

    奇抜な姿で登場したキャストたちは音楽に合わせて踊ったり駆け回ったり絶叫したり諍ったりして肉体の限界と闘い続ける。
    「無茶ぶりゲーム」と書いたのは、いくつかの曲が同じ並びでループし、キャストは同じ曲が掛かるたび各曲に対応した激しいアクトを繰り返さねばならず、さらなる消耗を覚悟の上で頑張る様子が無茶ぶりに応えるお笑い芸人を彷彿させたから。

    疲労の色を表に出すのは御法度どころかむしろ奨励されているようで、キャストはあまりの苦しさにくずおれたり、ゼエゼエと息を荒らげたり。むろん呼吸は経過時間に比例して乱れていく一方。
    「演出の都合上、気温は高めに設定してあります」と案内員が言っていたのは汗をかかせて疲労を可視化するためだったのか、終盤では全員汗みずくに。。。

    この「無茶ぶりゲーム」的試みは同様の趣向をテレビなどの他媒体で楽しめることもあり、それ自体はさほど面白くなかったが、総合芸術としての演劇を強く志向する快快らしく、こだわりの美術、衣裳、音楽などが演技を盛り立てて五感に楽しく、それなりに愉快な90分ではありました。
    個人的には、もうちょっと物語性が欲しかったところ。

    タイトルは『再生』でなく、単に『生』とするのがふさわしいと感じた。
    繰り返しが多い、曲が変わるたびまるで生き返ったようにキャストたちが奮起する、という以外、『再生』の名に見合う要素はあまり感じられなかったので。。。
    それでも、アクトスペースからほとばしってくる過剰な生命力には身がのけ反るほど圧倒されたので、適切なタイトルはやはり『生』、生命力の『生』ですね。
  • 満足度★★

    役者さんが段々疲れて来るのが分かる
    回数を重ねる毎に役者さんが疲れて来るのが分かる。再生していない。
    昔の前衛劇みたい。

  • 満足度★★★★★

    だんだん気持ちよくなってく
    まったく予備知識なしでの観劇。しかもKAATへは初めて行きました。ただなんとなく面白そうで予約したチケット。最初は?????、そして。。。最後は!!!!!と、そんな気持ちになりました。すごいわぁ。好きだわぁ。

    ネタバレBOX

    一晩寝てもこの興奮!なんだろ、「再生」カセットテープの再生、ビデオテープの再生。そうアナログの再生だった。テープはどんどん伸びていく…。3回の再生で結局集中して観る箇所が同じだったりとか自分も再生していたのか!!とまんまと乗せられた感。ホントは一緒に立ちあがって拳を振上げたかった(笑)
  • 満足度★★

    凄いが酷い。
    アクターの身体能力が高いこと。タイトル通り「再生」しているのは評価だが、「演劇」としては私は合わない。何がしたいのか見えない。家族に病気の者がいるが、確実に大音量で発作を起こす。自分みたいにとりあえず丈夫でどんな表現も客は大丈夫だろって訳ではないです。ちゃんと説明もして欲しい。
    舞台美術、板の使い方、役者の底知れぬエネルギー、面白さは確かにあった。それだけに総合的には僕は評価できないです。すみません。

  • 満足度★★★★★

    この者「タダ」者ではない
    主宰の北川女史、演出の岩井氏に「原案」多田淳之介の名が同じ大きさで並ぶ。その件につき、納得し、噛みしめた一時間半。「再生」とはその意味だったか・・魅力的な実験を繰り出して見せる多田氏の<上演>は、その実験的形態そのものに思想・問いかけがある。そしてこれをやる事そのものが、知的に笑える。そして考えさせられる。
    その事は抜かせない。が、もう一つの興味の的は、形態を持つべき「中身」が、どう作られたか(岩井氏はどう作ったか)。・・あの「動き」は外から貼り付けられるのか、内部から引き出すものか判らないが、見る者の感覚を「穿つ」ものがある。
    「違い」が意図されたものか、そうでないのかも判らないが、舞台を追う目が否応無くそこに向かうのは確か。最初は訝しく、次第に確信を持ってみる。その上で、これは何なのだと考える。男3人女4人の汗に万雷の拍手が起きるが、誰もいなくなった舞台に「問い」が残る。
    刺激に満ちた時間を頂いた。感謝。

  • 満足度★★★★

    衝撃の見世物
    興奮の90分。多田淳之介演出の初演では1時間過ぎでブワッと来たが、今回は30分でキタ。人生も人類も不毛な繰り返しの連続だが、同じ瞬間は決してなく、時間は蓄積する。演劇の仕組み、人間の姿、宇宙の形を凝縮した衝撃の見世物。世界を広げる体験になるかも。
    良かったと言った友人の感想もそれぞれで、全然違うことをしゃべっていた。見る、見ない所もそれぞれ。好みに合わなかった観客もいるはずだから、感想は千差万別。これもまた世界を表してると思う。密度(重み)を感じられるカオスだった。快快作品にいつも感じる廃墟のイメージも好み。

    ネタバレBOX

    徐々に照明が明るくなったり、食べ物を食べたり、そのあたりも原作通りではないかと。

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