満足度★★★★
小説『雨傘』と坂田山心中、その真実とは…
川端康成の掌編小説『雨傘』と、
ロマンチックに美化された坂田山心中事件と、
若手新進気鋭の劇団の新作公演と、
康成の女性観とが交差し…。
本当に脚本家が描きたかったものはとは…。
真実なんて存在しない…、あるのはテメエに都合の良い事実だけ…。
いろんな角度から物事を捉えて表現をしながら、しっかりとツジツマが合っていて、気持ちよく観劇できました。
大変面白かったです。
前作の実世界の女性のドロドロ劇から一転。
今作は、空想と現実と過去が交錯する危うい世界を表現。
前作と異なる一面を観させていただき、楽しませてもらいました。
満足度★★★★
掌編小説 ショウの名の男 少年 現実 空想 死後 此の世
雨 心中 うわさ ツイート 真実 あまがさで好奇の雨をしのぐ 10ページの台本は完成してたのかも 川端康成の女性観 劇中劇 真実なんてない 世間のとらえ方で善悪が決まる 混乱した時に笑う、薄汚れた白い服の男は、康成だろうか 掌編小説 ショウの名の男 少年 現実 空想 死後 此の世 混沌としてくる。難しかった、面白かった。
満足度★★★★★
小説『雨傘』の世界が広がりました
川端康成の掌編小説『雨傘』の或る少年と少女の初々しい恋物語。
雨音が聞こえてくるようなリズミカルな情景描写が美しく、小説『雨傘』の中に自然と引き込まれていき、叙情的で素晴らしい舞台でした。
川端康成の生立ちや人生観、『雨傘』と同時期に起きた或る若き男女の心中事件、現代のメディア社会を結びつけての考察は、小説『雨傘』を色々な切り口から見ることが出来てとても面白かったです。