わが星 公演情報 わが星」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    素晴らしい。
    とても温かく素敵な作品。
    作品の質も完成度も申し分がない。
    子供から大人まで全ての人が対象になるであろう演劇。
    人生はほんのちょっとの時間だけど大切にしないといけない。
    ただ私のようなひねくれものは毒っ気を欲しがってしまう。

  • 満足度★★★★★

    流石の名作
    全編いかにも演劇的な演出。SFチックな設定とダンス/音響/照明で観やすいし面白いとは感じるものの、正直あんまり刺さらないままストーリーが進んでいく。ところが、終盤「こここそ、わが家、わが星」で自分でも信じられないぐらい泣いた。感情が高まって溢れる様に泣くのではなく、突然に身体が反応して泣いた。とにかく吃驚した。こういう事があるから観劇は辞められない。

  • 満足度★★★★★

    初めての感覚
    リズムと光 人と宇宙
    地球に生まれてきた身としてこの作品に出会えて本当によかったなぁと思います。
    空を見上げながら歩いて帰りました。

  • 満足度★★★★

    同じような宇宙観
    観ておかないといけない作品だと思っていたので観ることができて良かったです。

    ネタバレBOX

    太陽の水素の核融合が終わり、次のステージに移るとき太陽が膨張するので地球上の生物は滅亡しますが、その直前まで家族は存在するし、近所には死に掛けの年寄りもいるし、普通の生活がありますという話。

    家族は、冷蔵庫のドアが外れかけている頃の家族から、最後は6000度にも達するような冷蔵庫を持つ家族など時代時代で多少の変化はありますが同じような家族が存在しています。そして、近所には死に掛けの年寄りがいつもいますが、いつの世もしぶとく生きています。しかし、最後の家族は死に掛けの年寄りの死ぬ日が明日だと断言できました。なぜなら、明日全員が死ぬわけですから。

    太陽の進化、月が地球から少しずつ離れている現実など科学的根拠に基づいていました。太陽の膨張によって地球上の人類が全滅することを考えると憂鬱になる私と世界観は同じようでした。ただ、全員ではないにしろ、その何億年も前から別の恒星に属する惑星に移住しているはずです。また、一斉に全員が死ぬというのも変でした。

    丸い舞台をラップ的な口調を伴ったダンスでぐるぐる回るのが特徴的でした。一部出演者に変更はありましたが、初演から6年、若いときの彼らを見てみたかったです。

    いずれにせよ有名な作品、一度観ておかなければと思っていたので、夢が叶って幸せでした。
  • 満足度★★★★★

    何て多重な味わい
    終わって、暫くぽわ〜んとしてました。90分間走り続ける感覚の演劇。リズムと問答とダンスと掛け合いが時を刻むように絶え間なく投げ掛けられ、繰り返され、時にコミカルに楽しく、時に死生観すら問うように深く、何て多重な味わいを与えてくれることか。上京に重なってたまたま観れた幸運に感謝。

  • 満足度★★★★

    光速
    面白い。90分。

    ネタバレBOX

    大柿友哉…男の子。遠くからちーちゃんをみて光速越えて会いにいった。
    黒岩三佳…おかあさん。
    斉藤淳子…月ちゃん。ちーちゃんの隣に住む子。ちーちゃんとままごとした。
    寺田剛史…男の子の先生。過去に戻りすぎた。
    永井秀樹…おとうさん。
    中島佳子…おねえちゃん。
    端田新菜…ちーちゃん。
    山内健司…おばあちゃん。

    ユーモラスな作品。面白い。遊戯しているような感じも、星だなんだ時空を越えてってわかるようなわからんような感じも、セリフやダンスの表現でスッと入ってくる。アップテンポなとことか、なんか清涼感というか心地よさがある。
    ちーちゃんかわいいし。

    観劇中の気持ちよさや浮遊感のある感じが、観劇後になにかに変わればいいなと思った。
  • ワタシには合いませんでした
    体調が悪かったせいなのか、
    セリフのテンポのせいなのか、
    くるくる回る動きのせいなのか、
    まんまと寝落ちしてしまいました。

    評判のいい舞台なだけに、残念です。

  • 満足度★★

    ”自分には”「理解」出来ず何も「感じられなかった」
    「名作」と呼ばれた舞台の再再演、
    平日にも関わらず200人オーバー(300人近い?)観客動員(スゴイ!)、
    フライヤーにも魅力的な言葉の数々
    (人の一生と星の一生との関わりから何から、更に「ラップ」が入る、なども)。

    舞台セットはどこまでもシンプル(=演技/表現力で勝負するタイプか?)、
    かつ青山円形劇場のような観客席が周囲を囲む舞台(このタイプは自分の好み)。

    開演の瞬間まで期待は膨らみました。


    しかし、集団での言葉の揃わぬ早口ラップ?がまず聞き取りづらい。
    状況を正しく理解できない。
    (ネタバレになるから表はここまでに…)


    きっと伝わる人には伝わる「物語」「テーマ性」があったのだと思うけれど、
    「意味不明」の言葉の通り、
    「意味」を探した自分にはまったく理解ができませんでした。

    きっとどこかで物語が大きく動き「感情の爆発」や「吸引力」を発揮する、
    「心に突き刺さる」場面が来る、
    という期待も60分超える頃には疲れきってしまいました。

    自分と、同様に途中で舞台を諦め下向いてた人、フライヤーをずっと読んでた人、
    だけは同じ気持ちだったのじゃないかなあ・・・

    ネタバレBOX

    【思った事】
    ・ 最初の聞き取りづらい高速ラップ&回転で表現される物語はさっぱり「意味不明」でした。
      (まあ、人の一生、太陽系の一生、なのかな?と)

    ・ しかし、そこを「じゃあ、巻き戻してもう少し時間をかけて今の様子を」の
      ように話が戻った時、「ああ、今のは単なる導入だったのね( ´ー`)」と
      ホッとしたのですが・・・

    ・ もっと難解な表現が待っていました。

      ・ 人間と太陽系/恒星の一生を掛けたメインストーリー
        「まあ、誕生から死まで、という意味では重なるわな」
        でも、それ以上の「人間ドラマ」「星のドラマ」は見せてくれない。

      ・ それを眺める別の?星系の人達。
        「今見えている!」「今見えるのは過去の光だ。今から会いにいっても間に合わない…」
        かなり「意味不明」

    ・ 多分自分は「人」「恒星」「それを眺める人」の関係に
      ちゃんとした「筋」を示して欲しかったのかなあ、と今更ながらに思います。
      (ファンタジックな内容でも、現実的な設定でも、
      とにかく「あやふや」なまま、がいただけない…)

      それがあやふやなまま、最後にチーちゃんと眺める人(若者)が出会って終了、
      「全く意味が分からない」。

      「意味」を求めてはいけないタイプの演劇だったのかも知れません。

      ※ 自分自身、「舞台上のあるがまま」を受け止め、その熱を受けて
        最終的に結末に辿り着けるものは「好み」の範疇なのですが…

    ・ そういう理解出来ないものが多すぎて、
      毎年毎年誕生日ごとに「もっと大きな望遠鏡(?)」を求める
      チーちゃん(地球?)の行動の意味すら良く分からず、
      「天丼勘弁して・・・」とイラついてしまいました。

    ・ ずっと待ってました、いつ心の琴線に触れる場面が来るのか?と。
      ・ 月ちゃんが死ぬ場面?⇒違った。

      ・ (もう終盤だけど)太陽が近づきすぎて「明日はもうない」という場面?⇒さあ?…

      はっきりいって自分には、どこがこのお芝居の「面白さ」
      (笑える、泣ける、謎がある、その他なんでもいいけど観客側の心に揺さぶりをかけてくる部分)
      だったのかが、さっぱり分かりませんでした。

    ・ (これだけの評判の舞台についての文句だから
      「感じ取れない側が悪い」と言われればそれまでかも知れないけれど)
      2つの異なる事象の重なる点を合わせる、という所までで表現者としての
      思考が止まっちゃってるのか、現れる各登場人物(勢力)の間の「筋/つながり」が見えない。
      
      観ているこちらが「舞台上の表現中の本質」にたどり着けていないのかも知れないけれど。

    ・ 名声を得るほどに人を惹きつけるものがあったとして、
      自分はその方向にアンテナ(感受性)が伸びてなかったのかも知れません。

    ・ つい先日観劇した舞台に引き続き、
      (本劇は役者陣その他「必死さ」は感じられたものの)
      終演後に拍手する気力はありませんでした。

      はっきり言って「ラスト5分」からの5分が本当ーーーに長く感じました。
      (もうどう転じても心に来るものはないな、と悟ってしまったのもあって)


    PS.今まで舞台公演開始以降の観劇でも、初見を楽しむ為に「観てきた!」は見ないようにしてたけど、
      ここまで自分の感覚とのズレを感じるものを観てしまうと、
      「観てきた!」である程度自分でも「楽しめそう」「求めているものと合いそう」と
      思ったものだけ選んだ方がいいなあ、と今日は痛感しました( ´ー`)
  • かわいい
    衣装や音楽もすてきだし、時折うるっときそうになることもある。

    ただ、とても美しいものとして描かれる「家族」や、飛び交う単語のセンチメンタルさはちょっと感傷的すぎたかな、と今の私には思えたのでした。

  • 満足度★★★★★

    大切な人に観て貰いたい
    と思える芝居です。
    自分はこちらならば奢ってもいいから観て貰いたいと思える。

    これから二回目観てきます。

  • 満足度★★★★

    ネタばれなし
    ままごとの【わが星】を観劇。

    演劇史に残る傑作で、今回も何度目かの再演である。
    そして自身も今回で二回目の観劇である。

    前回に観た時よりも躍動感が薄れていたのは気のせいか?
    前回ほどの大きな衝撃は感じられないのは気のせいか?

    まぁ兎にも角にも、涙が溢れ出てくるほどの懐かしい感じや、高揚感が失われてないのは、やはり傑作である事は間違いない。

    お勧めである。

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