あつ苦しい兄弟~港のふたり編~ 公演情報 あつ苦しい兄弟~港のふたり編~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
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  • 満足度★★★★★

    めっちゃ楽しかった。
    少し無器用な兄弟を中心に繰り広げられる、とても愉しい作品でした。
    遠慮せずに心から笑うのをおすすめします。

  • 満足度★★★★★

    素直に面白かった
    難しい事考えずに笑える作品でした。観終わった後素直にあー面白かったって思いました。

    舞台セットが凄く、次はどんな角度かな?と舞台転換が楽しみになってきて私は舞台転換の長さは特に気になりませんでした。

    分からないネタもあったけど、色んな笑いの要素があるので年齢層問わず楽しめる作品だと思います。現に小学生くらいの子も何人かいて笑ってるの見ましたし。まぁ、少し上の世代の方がもっと楽しめるのかもとは思いました。両親連れてったら喜びそう。

    役者さんが上手い方ばかりでセリフが凄く聞き取りやすく物語にすんなり入っていけました。

  • 満足度★★★★

    「喜劇」のストレートプレイ(歌その他色々入るけど、まっすぐな「喜劇」という意味で)
    演技上手揃い、悪い所ほぼなし。
    敢えてあげるなら大掛かりなセットによる場面転換の遅さぐらい
    (逆にこのセットが活きる場面もいくつかあり)。

    どこまでも喜劇でありながら、役者達の台詞の中には
    観ているこちらの「心に刺さる」ものも・・・

    観客自体の年齢層が皆高かった事など、
    観劇しょっぱなからちょっと気にはなっていたのですが、
    劇団道学先生自体の主なターゲット層は
    45歳~なのかしら?

    日本の第一次ディスコブームがドストライクなその世代には、
    ドストライクな曲/ダンス/笑いネタの数々がドンドンぶっこまれてくる。
    ※ ただし、自分はちょっと下の世代なので「共感」までは難しかったかな( ´ー`)

    自分の世代でドストライクなネタの「あつ苦しい兄弟」が観てみたくなりました。

    ネタバレBOX

    フライヤーの時点では、「喜劇」である事、ターゲット客層の高さを
    予想していなかった自分には


    ・ どこで観客の気持ちをグッと引き込むのかな?
      (怒り、悲しみなどの場面を出して観客の感情を引き込む)
      と思ってたけど、各役の抱える小さな(その当人には大きな事でも)
      いくつかの抱えてる事以外、特に引き込まれる場面はなし。
      完全に「喜劇」でした。


    ・ 曲/ダンス/笑いネタの数々がほぼ、
      ターゲット客層限定のものだったかと・・・
      笑いがちょっとコテコテめ、
      その他のネタも自分が知らないものなので
      「当時を懐かしむ」その他の感慨などはなく
      そこもちょっと寂しかったです。

      せめてジョン・トラボルタの「サタデーナイトフィーバー」は
      観ておけばよかったと後悔(´・ω・`)


    ・ グルグル回る大舞台セット×2の組み合わせで
      色々な場面を表現するのは観ていて楽しいものですが、
      場面転換ごとにいちいちかなりの間が入ってしまうのは、
      ちょっとマイナス。
      ※ 「喜劇」一本やりだったので、まだ物語から感情が離れる、
        その他はありませんでしたが。


    ・ 社長が波止場でギターを取り出した場面、
      最初下手に(?チューニング?)弾いてみせたので、
      これも「笑いネタ」かな?
      と思っていたらそこから(多分)吉田拓郎を1曲まるごと
      演奏しつつ、大舞台セットもグルグル回って
      各場面のみんなが揃っての大合唱、
      ここが一番の見せ場かと思いました。
      ※ 本劇中では一番涙腺緩んだかも


    ・ ダンスコンテストシーンが始まったと思ったら、
      すぐに「息子を助けに行く」のシーンに切り替わってしまいましたが、
      (その当時を知らないなりに)
      自分はもう少し第一次ディスコブームの各ダンスを
      若手から年寄りまで多くの役者陣が表現するのを
      観てみたかった気もします。


    ・ 単なる「喜劇」をあまり観ない自分にとっては、
      「喜劇」一辺倒にせず、
      東京の息子の苦悩、
      二郎の何をやってもうまくいかないという苦悩、
      東京から港町へやってきて10年のスナック嬢の感情など、
      涙腺引けそうな設定をちょっと深めてもらって、
      泣かせてほしかったですね。


    ・ めちゃくちゃタイムリーな航空機墜落事故を入れてしまったのは、
      「マズイか?」と思いましたが、
      こちらは全員救出され、とあくまでも喜劇的展開で良かったです。
      (ネタ自体にドキリとさせられました。)


    ハズレでは全くないけど、
    「対象世代」をちょっと絞って曲/ダンス/笑いネタ全て
    「懐かしさ」その他で共感させようとした形のお芝居でしょうか?
    (多分「対象世代」から外れた自分にはそこだけがちょっと悲しかったですね。)

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