満足度★★★★★
玉置さん
最初に出てきたときに
玉置さんだとわからなかった。
「人間じゃない人」か「何を考えているかわからない人」
がそこに立っていたように感じられた。
役者、玉置玲央を観た気がした。
ぞくぞくする。
満足度★★★★★
記憶が
まぁ大分前なのでうろ覚えだが。
強く心には残っている。
何が?
と言われればうーん、なのだが。
インパクト。の一言につきる。
はじめてみた小劇団がこれだったからな。
インパクトだけ残る。
満足度★★★★★
初の時代劇
冒頭、劇団☆新感線(シリアス路線の方)にも通ずるようなシーンが展開され、そこでの台詞がタイトルというキャッチーな入り方で、以降は歴史アクションものという新境地。そもそも時代劇は初だそうだし、いつもより「不道徳さ」(笑)が控えめなので普段と趣を異にする…と思いきや、終盤での飛び道具を飛び道具として使った混沌・混乱はやっぱり柿(爆)だし、そこからのオチのつけ方も上手くて2時間15分という従来比長めの上演時間も気にならず。
なお、26日マチネで再見。
満足度★★★★
圧倒
初めて観に行きましたが演劇に対するイメージを見事にぶっこわしてくれました。ただただ勢いの凄さに圧倒され魅力され一回で柿に溺愛状態。ただ、2時間15分あり、プラスでアフタートークがあるので何回も観に行くのはきついと思いました...。玉置さんが飛び抜けて目立っていて完全に別格でした。「ああこの人は役と一緒にちゃんと生きてる!凄い」と、わけわからないけど思いました。次回公演も観に行きたいです
満足度★★★★★
幾度目かの柿喰う客
役者・美術・テーマ・素◎
柿喰う客の様々なスタイルを観てきましたが、この形が一番しっくりきている気がします。そして王子小劇場では手狭な雰囲気。観客が近過ぎて舞台全体のグルーヴが見渡せない。もう一回りくらい大きな劇場が丁度良いのではないかと。
ポスト・パフォーマンス・トークに出演させて戴きました。ありがとうございました。
満足度★★★★
初めて柿を観ました
観終わっての第一声… 『疲れた…』
2時間15分という長さもさることながら、あのパワーを延々見せつけられたら疲労感たっぷり。
いやしかし、ファンつくのわかるなぁ。
演劇という枠を越えてエンターテイメントとして確立させた感じ。
正統派演劇もできるんだろうけど、「あえてやりません」「やってたまるか」的な演劇界への威嚇ともとれる芝居。
脚本がね。巧妙でね。本人の意思とは裏腹にキャラに翻弄されていく感じがとても!とてもよかった!!あたかも自分の意思であるかのようにどんどんストーリーが展開されていって、もはや誰も止められないし、客的にもその先行きが気になりすぎる構成だっただけに…最後投げちゃ駄目だろう…。
ストーリーをきちんと観たかったですよ…。あえてそうしたんだろうけどね…。
でも素に戻ったような演技(演技だよね?)はさすがでね。
これの欠点はリピーター客が2回観れないことかな。2回目も同じ展開が待ってたらあーあってなっちゃうもんね。2回目に別の展開が待ってたら素晴らしい。
満足度★★★★
「新しい」の意味
初めて柿を観劇。巷でよく「新しい」と言われていて気になっていたけど
ようやくその意味がわかった。
観劇して最初の30分は、速い台詞回しとか、ふざけたテイストとか、
ショウ的な要素が強いステージを「新しい」と評されているのかと思い、
少しがっかりした。しかし、それは勘違いだった。
ネタバレにはならないと思うので全部ここに書くが、
何が違うって「玉置怜央」さんという役者の存在が新しかった。
今回の公演しか観てないから今回に限ったことなのかも
しれないけど、何てゆーか怖かった。怖い。
舞台上における
中屋敷法仁と玉置怜央の関係って他にあまり観たことがない。
江本純子と町田マリーでも
金守珍とコビヤマ洋一でも
こまつみちると本井博之でもない。
丸尾丸一郎と菜月チョビでもない。
強いて言うなら一番近いのが唐十郎と大久保鷹だ。
危なっかしい感じ。「座組そのものが喰われるかもしれない」
というドキドキ感が観ていてあって、それが中屋敷さんの
作品のスリリングさを飛躍的に向上させていたと思う。
バッキバキに演出がついてる独特な舞台だし、
作演出家のリーダーシップたるや凄まじいものであろうことが
容易に推測がつくが、何で彼(玉置怜央さん)だけが
あんなにも獣のようにフリーなのだろう。
それは演目後半の「ある出来事」に限った話だけではなく
一人だけちょっと別格だった。作品そのものと格闘してる感じ。
声量・テンション・動き・集中力・狂気性・華が
ばっちり揃っていて感動した。
ちなみに、他の劇団員はポジションが守備的だったこともあり
おとなしめ。(客演のなかでは、村上誠基さん、
梨澤慧以子さん、佐藤みゆきさん、堀越涼さん
が大変魅力的で、今後も毎回出て欲しいくらいだった。)
とにかく、稽古場では演出家が強大であろうことが
予測できるのに、舞台上ではそう見えないカオスが
渦巻いていて、それはおそらく意図された想定内の
ことであるところが凄い。パンクだ!!!
※単純にショウ的な要素や、台詞回しの斬新さや
集団ダイナミズム・スピード感・いかがわしさ・ギャグ
・物語の独創性という点だけで柿が好きな人は、
遊眠社の昔のビデオ・毛皮族・コマツ企画・鹿殺し
新宿梁山泊なんかを観たほうが良いのではないか?
柿喰う客にはそれらの劇団がどこも持っていない
人を食ったような尖がったパンク精神やスリルがあって、
それこそが「新しい」・「初めてだ」と自分は思いました。
特に役者に関しては(玉置氏は別として)スキル
だけなら例えば少年社中の井俣太良さんのほうが
動ける・叫べる・踊れる・笑いが取れると思いました。
でも、スキルとかそういうものが一番の売りではない
ように感じ、そこに観客としてすごく好感を持ちました。
これからも都合がつけば是非公演を観にいきたい!
満足度★★★★★
初柿!
いやあ、めちゃめちゃおもしろかったです。役者さんたちのパワフルさはもちろんですが何と言っても後半の切り替えがすきです。観ている間は勢いで圧倒される場面も多かったのですが、すべて終わってみればどの場面も必要だったと納得。リピしたいですね。
満足度★★★★
髪型
玉置さんの髪型に釘付け。うらやましくてうらやましくて。真剣にまねしたい。かっこよすぎ。作品自体もそうですが。柿のビジュアル的なセンスと中身の昭和のにおいのギャップがたまりません。
満足度★★★★
初もの柿
なるほど!これが“柿喰う客”なの?まだ初観劇じゃわからないか。。。でも1回見ただけで、また次が観たくなる。そんな感じな感想です。だから全国いや世界各国?行けるのねぇ。そんな勢いがありました。ファンもいるみたいで。いいなぁ。楽しかった。
満足度★★★★★
大満足のエンターテイメント
柿喰う客は少人数の時の方が面白い、とずっと思っていました。
でも、今回は大人数が正しく機能して、それでいて勢いも死なず、演出にも戯曲にも目を見張るものがあって大満足でした。正直なところ、王子では狭すぎる。次の吉祥寺シアターでも十分期待に応えてくれると感じました。今回の舞台こそ大きな劇場で見たかったな。
最初は新感線かと思ったけど、やっぱり柿は柿で、パワフルに我が道を行っているのでした。
佐藤みゆきさんが素敵でした。ファンになってしまった。