満足度★★★★
凄絶、凄惨、凄烈
巷間見受けられる昨年のベストでは、記憶に新しい「得て」を挙げてる方が多くこちらの作品は残念ながら未だ目にしていない。が、私は断然こちらの方がおもしろかった。そこには演劇を超絶した何かが確かにあった。
満足度★★★★
絶叫!!!
静かな入りからアッという間にテンションがマックスになって、それからもラストに向けて絶叫の嵐!
観ている方もエネルギーが吸い取られるくらいの作品でした。
満足度★★★★
熱い60分間
楽日に滑り込み観劇。
開始して直ぐ、女性2人のただならぬ関係性が判明。
そんな所にまた女性が加わり、狂った安定を迎えるのですが
最後の客の登場から、もう恐ろしいお祭り状態(笑)
繰り返される呪詛と共に、トンカツの焦げた匂いと夏の暑さ。
もう笑いながらも、熱気に包まれる空間に
最後は観てる側も「ぐったり」するような気持ちになりました。
60分以上の濃さでしたね、本当に囚われて解放されました。
(TBは終了)
満足度★★★★★
無題1390(15-038)
20:00の回(曇)、19:20会場着、受付(チケットに番号がありましたが関係ないみたいでした)、19:30開場。ここは2回目です。入って左に客席(桟敷もありましたが、開演時には椅子席3列(ひな壇)。正面に四角いテーブル、イス3脚(黒い布)、奥と左右に暗幕、床面(少し高くなっている)も黒。客入れ時のBGMはもう少し不気味さを深めるとスリラーっぽくなりそう。20:01前説(墨井さん、60分)、20:03開演~21:04終演。
「とらわれた夏」...たしかに...東京ドーム3杯分くらいの汗(熱量)でしたでしょうか。母と娘と、お茶の時間から始まって、すぐ、ぞわぞわっと違和感。
劇中、「つり橋」について語られますが、真夏、そよとも吹かない風、じっとしている「橋」、そこを渡ろうとする者の心の中でのみ風が吹き嵐を呼び、心は千切れ飛び、4人の絶叫が場内で渦巻く。
満足度★★★★
白熱の60分
公演時間が60分ということだったので、かなりコンパクトな内容なのかな、と思ったが、観劇後に60分という内容がよく理解できた。
とにかく、登場する4人の「運動量」がハンパなかった。前半は淡々と物語が進むが、後半のまさに「白熱」した4人のからみは鬼気迫るものがあった。
出演者は墨井鯨子さん以外は初見だったが、皆さんとても芸達者な方たちばかりで感心させられた。
ただ、ここまで後半めちゃくちゃになると、観る人の好みは分かれるかな、とも思ったが。
満足度★★★★
女優たちがワンステージで消費するカロリーは相当なはず。楽日には初日よりもきっと痩せている?/約60分
混乱が混乱を呼ぶハチャメチャでバカバカしい物語を堪能。
女優四人が振りきれた演技で作り出す狂乱の修羅場は圧巻!
罵り合いのくだりで面白ゼリフがクロスし、聞き取れないものが多々あるのは残念だが、これは鎌田作品では毎度のこと。
「作風」なのだと割り切るしかありませんな(笑)。
ハチャメチャながらも話の構成がスッキリしていて、観やすいのも良い点。
結末にもうひと押しあればなお良かった。