満足度★★★★
フィクションとは思えないリアリティに釣り込まれた。/約110分
笑いを織り込みながらも、描かれていることは極めて重く、まるで日本の某地で起きている事柄のグロテスクな写し絵の如し。他人事とはとても思えず、否応なしに劇世界に引きずり込まれた。
話が進むにつれ笑いが薄れていくのは、扱われている事柄の洒落にならなさを図らずも表しているかのようで、なんだかゾワゾワさせられました。
満足度★★★★
残酷さとの背中合わせ
先の見えない閉塞感満載の世界で、あれだけ平穏なチームワークを気付いている点が浮いてる点でもあるし、リーダの資質に対するエクスキューズでもあるわけだが。
チーム構成に変更が発生した後から人間のおぞましい一面が見え始めるわけだが、ここのドロドロさはもう少し踏み込んでもよかったかも。
満足度★★★★
登場人物達の会話が、なかなか楽しめた舞台でありました。
とても哀しい設定なのに、すがすがしく前向きになれる喜劇を創りたいと意気込んでいます。演劇本来の醍醐味である「嘘の世界を信じてもらうこと」を目標に、MONO得意の会話劇をより洗練させ、演出も極力抑えて、いつまでもその世界にいたくなるような、そんな舞台にいたします。これぞ劇団の芝居だと思ってもらえるような代表作にするつもりです。 <土田英生>
という上記の劇団さんの希望は叶ったなぁって思えた約1時間50分でした