「いと、といと」 公演情報 「いと、といと」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★

    “すべてが即興”
    というわけではないが、観客から“場所”や“物”などの〔お題〕をもらい、予め大まかにに決められたストーリーに〔お題〕を入れ込むという感じ。

    役を演じる役者当人が観客に、「好きな場所は」とか、「好きなものは」という具合に〔お題〕をもらうので、極端に的外れな答えは返ってこないとは思うが、中々いい感じで入れ込み、ストーリーを成立させていた。

    それなりに、面白い芝居になっていた。

    登場人物の〔人物設定〕など、さらに進化したものも観てみたい。



    ネタバレBOX

    もしかして、〔お題〕をもらう観客を仕込んでたりはしないだろうか?
    そうだとしたらちょっとガッカリだが・・・

    あっ、いやっ、それだけ上手にストーリーを作っていたということです。

  • 満足度★★★★

    イベントとは違う味わい
    イベントとは違って、登場人物は決まっていて、大筋は決まっているようだ。
    それでも、毎回設定は客席からもらうようなので結末は違うのでしょう。
    他の回も見てみたいと思いました。

    ネタバレBOX

    前半の王様ゲームのシーンは、インプロの手法の紹介のためで、本筋は後半に持ってきているように感じました。
    前半でリラックスしてみられたので、よかったと思います。
    インプロを初めて見る人にもわかりやすいと思います。
  • 満足度★★★

    これも駆け引き
    開演前にこの作品は即興演劇、インプロですと説明が。
    全部が台本なしの芝居というわけではないだろうけども、急展開での役者陣の機転を利かせた応酬は見応えがあった。

    ネタバレBOX

    彼女いない歴=年齢のオタク系主人公が、「三日以内に運命の人と会う」という占い師の予言を聞き、出会った三人の女性と物語を作っていく。
    展開や結末は決まっていない。
    シーンごとに場所等の小さな設定を観客に決めてもらい話を進めているので、見ている側も舞台に参加している感が増し楽しめる。
    途中で「どの女性と主人公が結ばれて欲しいですか?」というような質問を観客に投げかけ拍手の具合で展開を考えたり、はたまた開演前に観客に考えてもらった台詞を使ったり……
    とにかく観客も巻き込んだ芝居だった。
    小さなエピソードが連続していたけれど、即興故の必死さやリアルさなのか、不思議と印象に残るシーンが多い。
    「即興が、多くの人が楽しめる舞台作品になりえるのか?」という疑問が自分にはあり、答えはまだ出せないけれど、こういう楽しさがある! というのが伝わる芝居だった。

このページのQRコードです。

拡大