空飛ぶコーポレーション 公演情報 空飛ぶコーポレーション」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★

    なぜにザムザで。
    ザムザはとても好きな空間なんですけど、
    都会的な作品は合わないだろうなーと前から思ってまして。

    開始数分で「あれ、これザムザに合わないんじゃ」と感じてラストまで案の定。
    床下への逃亡はザムザを活かした使い方ではありましたが、
    それ以外はほとんどのシーンで違和感というか、
    オートロックの建物内のオフィスに見えないので
    なんでザムザでこの作品やろうと思ったんだろ、と思いつつ観てまして。


    犯罪会社という設定も、裏で政府とやり取りしてるにしては随分ヌルい団体だよなーと。
    これは多分に脚本の問題でしょうけど。
    役者さんも、悪ぶってるけどこの人たちいい人なんだろうなあというのが伝わってきてしまいました。
    鳥の名前もあんまり活かされてなかったというか
    このキャラならもっと他にも合いそうな鳥がいたろうにというか。

    などなど色々もったいない気がしました。

  • 満足度★★★★★

    面白かった。
    千秋楽に見にいきました。
    犯罪請け負い会社という設定が、
    自分好みで、安藤志穂美さんと萩原さんの悪役?ぶりが凄く良かった。

  • 満足度★★★★

    楽しんだ!
    「犯罪が必要とされる現場に人材を派遣する犯罪会社だった。」という説明文の通り、ダーク要素が強いのだが、観て楽しむ芝居としては好きだ。
    人の身魂を震わす、深淵を覗くことや、鋭く社会問題にアプローチするような、いわゆる”通”の演劇鑑賞者には緩い感じがするだろう。しかし、表層だけでも観て楽しむ者、少なくとも自分は面白かった。
    この犯罪会社が本当にあれば、それだけでも怖い存在であるが、究極的にはその会社で行うことは犯罪であり、社会正義に照らせば許されることはない。そこで働く社員(犯罪者)の人間としての場面ごとの選択を問うているところに興味を覚えた。
    その選択とは…

    ネタバレBOX

    最終的には、犯罪会社(国家の認知があるらしい)が国家権力によって壊滅させられるわけだが、その組織もろとも働いていた社員を抹殺しようとした時、自分の命と向き合うことになる。ここからは、いろいろな事情が絡み最終的には正義感へ…予定調和であるが、それはそれで結末をつけなければならない。
    ストーリー的には疑問符がいくつも付くが、そもそもが犯罪会社の存在が不思議なのだから、些細なことは拘らないことが楽しむコツかもしれない。

    なお、初日のせいか演技はかたく、セリフの噛みもあった。しかし全体的に迫力・緊張感が感じられた好公演であった。

    今後の公演にも期待しております。
  • 満足度★★★

    Aチームを拝見
    犯罪者ばかりをリクルートし、警察が取り締まれなかった犯罪を解決する為に、作られた犯罪者による派遣会社のお話、

    ネタバレBOX

    というコンセプトなのだが、良い子のお伽噺に過ぎる。大体、ホントに、マッポや、公安が直接手を下せないようなヤバイ案件を請け負うなら、下らないセンチメンタリズムやガキっぽい正義感は法度である。にも関わらず、犯罪に居直る訳でもなく、正義に対して背理を用いる程度の論理や倫理では、悪の世界等到底描けない。お子ちゃま向けシナリオと言う他無い。もう少し、悪の何たるかを作家も演出家も学ぶべきであろう。これでは、一所懸命、演じている役者達が可哀そうである。
     役者では、キツツキ役の萩原 成哉のモズを捉えたシーンの演技、ホオジロ役の飯村 勇太の少し凄んだ演技、医者・カウンセラー役の高岩 明良のマッタリ感が気に入った。
  • 満足度★★★

    “高みを目指す”舞台
    〔Aチーム〕を観劇。
    面白いストーリーだが、もう一捻り二捻りほしいところ。
    また、笑いをとるシーンでは、そこに至るまでのプロセス(前振り)が甘く、笑いがとれていなかったように感じた。

    公演初日ということもあり、役者(特に若い役者)の演技にも固いところや、台詞を噛んでしまうところが見受けられたが、回を重ねるごとに良くなっていくだろう。

    曲調・バランス共にBGMの使い方はGood。

    総体的には、“高みを目指す劇団”の舞台と感じた。

    満足度の★は3.5です

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