汚泥河童 公演情報 汚泥河童」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.9
1-20件 / 20件中
  • 満足度★★★★★

    雛さま
    同時公演の「吉原万灯」を先に見てからの観劇。
    悲しく壮絶な生涯を送った花魁・雛鶴の幼少期のお話し。

    本作を観劇し、とても印象に残ったのが雛ちゃんを演じる軽辺るかさんの天真爛漫さ。
    幼少期ということで当然子供を演じているのだが、
    河童の河太郎とプロレス技に興じる姿が本当に子供っぽくて可愛いらしいw
    でも、子供っぽいんだけど女性としての魅力も随所で滲み出てる。
    しゃべり方、立ち居振る舞い、そして何よりあひる口の笑顔がすっごく魅力的で、ずっと目が引き付けられて離せなかった。

    そして「吉原万灯」では見えなかった衝撃の結末!
    あの猫達と舞鶴の決死の行動が実はこんな事になっていたなんて。。
    いいおっさんが泣くのは恥ずかしいという意識が普段あるのだが、
    今回は客席回り中すすり泣きだったので何も気にせず素直に泣けた。

    あまりにも大変で残酷な結末に寒気がしたが、同時に3館クロス公演の面白さというものをとてもリアルに体感しました。
    「猫忠臣蔵」も熱烈に見たくなったな。

    ただ少しだけ残念だったのは、元々はうめと太郎丸の遠距離恋愛が気になって見に来た舞台だったので、「吉原万灯」では見られなかったサイドストーリーをもう少し深く描いて欲しかったなと思いました。

    ネタバレBOX

    大切な飼い猫と一緒に業火に焼かれた雛鶴。
    死して苦しみから解き放されて河太郎の前に表れた姿は赤色を印象的に使った衝撃の演出。
    あれは本当に凄かった。

    大人になって見えなくなっていた河太郎にやっと再開できたのだけど、まずは懐かしのプロレス技w 
    でも最後に河太郎に声なく「ありがとう」と伝える姿は本当に良かった。
    声は無いけど、口の動きと表情で雛ちゃんの想いが十分伝わりました。
    とてもとても悲しいけれど、でもこうしてまた河太郎と再開出来て本当に良かった。
    悲劇の中に一筋の救いと希望を感じて幕を閉じる素敵な舞台でした。
  • 満足度★★★★

    笑いあり、涙あり、典型的なお江戸純愛物語
    劇のテンポが本当によく、全く飽きませんでした!
    笑いと涙がちょうどよい配分で散りばめられていて、重い感じはしないのに終わった後にはすごく大切なメッセージが伝わっている、そんな不思議な劇でした。
    同時開演の他の2つの劇との絡みも想像させ、そっちもみたいなあ!という気にさせられます笑

  • 満足度★★★★

    一途な想い
    吉原万灯の次に観劇。
    吉原万灯よりコメディ色は強いが、色々な一途な想いは負けず劣らずに貫かれてた。ただ、吉原万灯を観てから見ると、ある一途な想いが切なくなってしまう。面白かったし切なかった。
    繋がりはあるが、話的にはわりと独立した感じの作品だったかな。

  • 満足度★★★★★

    じんわり
    泣かせにいってる内容・構成ではなかったので号泣というのは無かったけれど、ポイントポイントでじんわりとこみあげてくる場面が散りばめられていた。単体でももちろん素晴らしいけれど、各作品からの演者の往来もある同時公演の二作「猫忠臣蔵」「吉原万灯」も併せて観ると、より腑に落ちて、感動が深まる作品だった。

  • 満足度★★★★★

    想定以上にヨカッタ!
    河童が主役なのに、そのお母さんやお姉さんはぶっ飛んだ面白さなのに、顔に「千秋楽」と書いた娘も出てくる面白さなのに、思わず涙がこぼれてしまう、切ない素敵なお話でした!

  • 満足度★★★★★

    圧巻
    中盤からラストに向けては圧巻だった。
    登場人物それぞれが生きていた。中でも幽霊三人娘と、雛を抱きながらの河太郎のシーン。それまで無邪気に見えた三人娘の、情念無念が炸裂したかのような一幕。
    芝居が好きで随分いろいろな芝居を観てきたが、ここまで異空間に持っていかれる事も珍しい。迫力があった。
    駆け落ち花魁の二人のシーンも泣けた。
    細やかさにかける演技演出もあるにはあったがさほど気にならないほど感情移入できた。河太郎と雛ももちろんだがキャスト全員の一生懸命さが胸を打つ。観られて良かったと思わせてくれた舞台だった。

    ネタバレBOX

    なんで悪い坊主に河童が見えるのかがよくわからない。
    誰に見えて誰に見えないのか、それは何故なのかが曖昧。
    みよが死んだあたりの悲しみが感じられない。もっと深く演出演技がなされればと、惜しい。

  • 満足度★★★★★

    良かった…>_<…
    正直、タイトルからそんなに期待してなかったのに、はじめからどんどん引き込まれて、気がついてみると、笑ったり、泣いたり。
    とにかくよかったです。
    与平さんの温かい人柄。
    メロメロです。
    河童の、お母さん好きだ〜(o^^o)
    3人の幽霊ちゃんも可愛かった。
    今日の千秋楽もすでに満席ということなので、またぜひ再演待ってまーす

  • 満足度★★★★★

    心に響く言葉たち
    Twitterの感想で笑いが多いという印象を受け軽い気持ちで観に行きました。
    感想のとおりいっぱい笑いました。
    下ネタも下品でなくいいあんばいで好きでした(笑)
    先に吉原万灯を観ていたので、それゆえの面白さと切なさがありました。
    ただ、予想以上に胸を打つ台詞が多く気が付いたら涙が頬を伝ってました。
    メインだけでなく周りの方々も素晴らしかったです。
    千秋楽は吉原万灯をチョイスしましたが、汚泥河童のおかげでより深く作品を堪能できると思います。ありがとうございました!

  • 満足度★★★★★

    明日も観たい
    汚泥河童。タイトルからはまるで内容が想像できなかった。
    笑って泣いていつのまにか芝居に引き込まれて、
    本当にラストシーンの一声でこのタイトルがどんと胸に響いた。
    いい芝居だった。主役の河太郎が見事に観客を魅了し、しっかりとそれを支える脇役たち。脚本、演出、美術、照明、音響、役者が一つになった舞台だった。再演を望む。今日観たのに明日も観たいと思える芝居だった。チケットとれるだろうか。

  • 満足度★★★★★

    たくさん泣かせて頂きました!!
    途中まで大爆笑の連続でした!!終盤は号泣に次ぐ号泣でした!!今回3館同時公演で、更に他の作品との繋がりもあったり、過去の作品の誕生秘話も含まれていて実に面白かったです!!

  • 満足度★★★★★

    座組のチームワーク!
    ヒロイン格の軽辺るかの熱演を堪能しました
    かわいく元気で甘えん坊という本人の普段のキャラクターに近いものがありますが
    役柄にそれを落とし込みつつもやはり雛という役を演じ切らなければならないわけで
    精一杯演技している姿に心を打たれました

    共演者の皆様の芸達者ぷりにも支えられ一段成長できたのではないでしょうか

    ストーリーも王道で、テンポよく笑って泣ける素敵なお芝居でした

    今回「汚泥河童」だけの観劇でしたが、シアターグリーンで三館同時公演されており
    話の内容も大きくリンクしているため
    都合さえつけば三作品すべて見たかったです

    ネタバレBOX

    ラストシーン、最後の最後につらい勤めと肉体から解放されて童心を取り戻した雛
    そのような形でしか苦界から解放されないという現実の切なさ悲しさを感じさせつつも
    子供のころに戻って河太郎と仲良く永遠の時間を過ごすという一つのハッピーエンドの形でしょう

    プロレス技かけられたりコルク樫のドングリ食わされたり・・・がんばれ河太郎
  • 満足度★★★★★

    感動しました
    主演の木田健太さんの演技の表現力が素晴らしかったです。
    見ているうちにどんどん引き込まれていきました。
    木田さん演じる河太郎に魅せられて、最後は号泣してしまいました。
    もちろん脇を固める人達も素晴らしく本当にいいです!

    これからも木田さんが出ている舞台をチェックして見ていこうと思います!!

  • 満足度★★★★★

    テンポが心地良い
    役者さんの掛け合いはもちろん、ダンスに音楽に本当に気持ちのいいテンポで進む舞台です。いっぱい笑えて、そして切なくホロリとします。観終わって、ああ面白かった!!と笑顔で気持ちよく劇場を出ることができました

  • 満足度★★★★★

    笑って笑って泣ける
    たくさん笑って、終盤は号泣でした。とにかく楽しく感動し2時間あっという間でした。
    河太郎役の木田健太さん、雛役の軽辺るかさんをはじめ、演者の方どの方もお世辞抜きでお一人お一人個性があり魅力的でした。与平と千代も本当に素敵。またもう1度も2度も観たくなる素晴らしい作品でした。

  • 満足度★★★★★

    初笑初泣!
    とにかく、声を出して笑い、涙を流して泣けます。
    キャスト一人一人とても素敵な役柄で、すぐにのめり込んでしまいました。
    こんな風に相手を想いたいなぁと思う作品でした!

  • 満足度★★★★★

    おもちろい
    おもしろい上に泣けるよ!!!

  • 満足度★★★★★

    舞台初めにぴったりな作品です!
    個性あふれるキャラクターを素敵な役者さん方が
    とても丁寧に楽しく演じられています。
    お話も笑いが多い中で終盤の哀しさは非常に見応えがあり
    相手を想い続けるキャラクター達に涙が止まりません。
    座組の仲の良さも感じられ、本当に素晴らしい作品でした。
    残席も少ないとのことなので迷っておられる方は早めの決断を
    お勧めいたします。
    DVDではなく、是非生で観て欲しい作品です。

  • 満足度★★★★★

    年明け早々大号泣!
    主演の木田健太さん演じる河太郎のピュアな愛から始まり、
    とても感動的な作品で、
    爆笑したり、泣いたり、また笑ったり、涙が止まらなくなったり…
    顔が忙しい作品でもありました←

    時間さえ許せば何回でも観たいです
    観ないと損です!

  • 満足度★★★★★

    視応えあり!☆
    視ないと損!なのは確か!☆

  • 満足度★★★★★

    赤い紐が印象的
    ラビット番長、番長の井保三兎演出。
    魅力的なキャストが舞台を引っ張りテンポ良く物語が進んでいく。
    同時公演ということで色々なキャストの出入りもあり楽しい公演。

    ラストシーンは一見価値あり。

    ネタバレBOX

    幽霊の三人組は赤い紐で縛ってある。理由は手首を切って自殺したことの象徴かと思いきや、壁が開いた時、美しく儚いラストシーンでその意味合いががらりと変わる。

    番長はもっと世の中に知られてもいい存在だと思います。

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