クズになれない 公演情報 クズになれない」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    ニヤニヤのちじんわり
    小劇場あるある(なのか?「ありそー!」止まりか?)ネタ満載なところに屈折した家族ネタも加味してニヤニヤのちじんわり。
    どこまでが創作でどこまでが事実かを妄想してしまうが、それもまた愉しい。

  • 満足度★★★★★

    小西さんならではのギャップ
    今までで一番好きでした。
    中盤まで笑いを散りばめながらも後半で一気にシリアスに転じ、終盤でしっとりとしたシーンを魅せる小西さんの手腕に唸りました。

    ネタバレBOX

    血の繋がった父親と20年振りに再会するラストシーンが特に素晴らしく、そこで交わされる台詞がとても切実で胸を打たれました。
    最後のクラシック、あの選曲はズルい!笑
  • 満足度★★★★★

    あえてわざわざ
    今週は強力劇団が 集中してるなか (?)
    私は あえて選んで 小西耕一に行ってきた。


    当日パンフの『ごあいさつ』を見て 私の憶測はピッタリだったと確信する。
    ごあいさつ文が なんとも良いのです。
    自由で ちょっと乱暴なことをかきつつも 必ずその後に冷静な自己分析、
    というか自己突っ込み。


    決して傲慢になることをしないところ。
    結局 なんだかんだ人間らしくいてしまうところ。


    ごあいさつ文 すっごく良かったです!
    ひとつひとつの選択が おもてなしとなって現れる。


    1人芝居って楽しめるのだろうか?思ったけど 十分に楽しむことが出来ました!
    間の取り方も上手いので 他に出演者がいなかった事を忘れるくらい。
    細やかな部分と言い 仕上がりは高いです。
    1人で90分弾きつけるのは ほんとスゴイ!


    天才の負荷は 幼少期に課せられる・・・。
    私の知ってる天才の 多くは当てはまるような気がします。


    そして『天才』と『嫉妬』は必ずセット。
    嫉妬による攻撃を真に受けていたら 体は持ちませんな ☆

    ネタバレBOX

    曲を上手く使ってるところ。
    hitomiの曲名はわからないけど キラキラソング。 
    励ますような場面に流れたたり。


    あと劇中使われていた あのワタワタした曲 
    小西さんの生きざまイメージに ピッタリでした (笑)


    それから 台詞を話しながらも みんなの空気をしっかり感じ取って 楽しんでいる姿。
    さすがだと思いました。
    私からすれば そんなスゴ技は聖徳太子だよと思ってしまう。


    小西の最高の笑顔→お客さんも最高に幸せな気持ちになる→小西それを感知する→もっともっと→繰り返しグルグル エネルギーが回ってたイメージ。
    あの空間 あの時間は 人生何回味わえるかわからない 
    なんだか ものすごい事が起こっていたように感じた。


    自然と訪れた 意図して出来るものではない なんていうかご縁みたいなもの
    だからもちろん 作品のクオリティは全部高かったのだろうけど 
    全部の会が ここまでなったわけじゃない気がします。
     

    良い意味で 身内感がなかったしね (笑)


    大事な事を忘れていましたが 
    前売り1500円という 良心的すぎる料金設定。
    この内容で このクオリティは 素晴らしすぎます ☆☆


    確かに劇場まで 駅から遠いですよね。
    でも 今日は小春日和 とても気持ちが良くて
    東中野駅から劇場まで 抜け道みたいのがあります。


    豪邸があったり この辺に住んでる人たちの人柄まで かいまみれた気がして・・・。
    とても気持ちの良い一日を過ごすことが出来ました ありがとうございました!


    あっ『クズになれない』再演希望します☆
  • 満足度★★★★★

    イトーカンパニー
    クズさ加減が良く出ていました。

    ネタバレBOX

    上手くいかないことは何でも人のせいやDNAのせいにして生きてきた小西耕一が自分の経験を切り売りしながら一人による芝居の脚本作りをする話。

    一人による芝居で約90分持たせるのは大したものだと思いました。

    愚痴ったり、恨み言をぶつけたりすることはクズだけど精神安定上、長生きするには已む無しです。

    彼が主役を張って相手役が目がクリクリっとして可愛いと言えば、Straw&Berry『ワンダーランド』のことだと思いました。鮎川桃果ちゃんて本当に可愛いかったですよね。でも、2月の経験を3月の一人による芝居に使うとは、自分自身の切り売りもそろそろ限界に達しつつあるのかもしれません。

    観劇おじさんという言葉を聞いたときには嫌な気分になりました。あの時も、別の女優さんから観劇おじさんと言う言葉が飛び出してとてもメゲたことを思い出し、もうミキちゃんとは鮎川桃果ちゃんのことで間違いなし、公演中に観に来てくれるといいですねと思いました。

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