オチは無理矢理っぽい
進化して不老不死を得たSARUは護身のための刀を振り回し、驚異であるNINGENはナイフを持っている未来社会。死ぬ方法を書いた本が森の中にあると聞いた一人のSARUが、それを探す旅にでる。
あいかわらずあらすじを書くことに意味がないクロムモリブデンの芝居。今回は全席指定のためやや後ろの席になってしまったせいか、以前に比べて舞台から圧倒されるような印象は受けられなかった。セットや音響の派手さも前回より控えめだったような気がしたが、距離のせいかもしれない。
もともとストーリーはあまり意味を持たない作風なのでどんな展開でも問題ないのだが、今回のラストは無理矢理オチをつけた感じがしていただけない。その場面の演出自体は悪くなかったので、やや残念だった。