銷魂夜 / Haunting 公演情報 銷魂夜 / Haunting」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • 満足度★★

    字幕ないとわからない。
    日本語3割の映画は日本人には理解が不十分。
    見ていて、大体のことはわかったが、歴史、文化、人種さまざまな人が出てくるものは言葉一つをとっても内容、意味合いが違ってくると思う。

    そのあたりが、日本語でわかりやすく、頭に入ってきたら感情移入できたと思う。
    残念な作品だった。

  • 満足度★★★★

    中国語、台湾語の部分、字幕が欲しい
    1942年、ビルマ。ジャングルの中で、所属部隊とはぐれた中国軍士官・及び兵士と矢張りはぐれた日本人士官と台湾人日本兵の邂逅を描いた作品。中国語、台湾語、日本語、英語混在で演じられる。(字幕無し)
     残念乍ら、中国語も台湾語も分からないので、多くの科白を理解できなかったが、逆に、実際の戦闘の中で敵の用いる言語が理解できないもどかしさを含めて観劇した。

    ネタバレBOX

     
     印象的な科白を以下に挙げておく。
     日本人士官(大尉)と台湾人日本兵の会話である。大尉は、この兵士を生きて故郷に帰すと約束している。「大丈夫だ、戦争が終われば直ぐ帰れる」そこへ中国軍の最下層兵が「朝は来ない」という。「彼は何と言ったんだ」と大尉「朝は来ない」と。
     この科白に象徴されるように、どこからともなく襲い来る銃弾によって、一人、一人、と命を落としてゆく。中国軍士官と大尉は互いに英語で話しながら、意見の違いはありつつ互いの人間性を認めてゆくが、部下を失い、最後は自分達も命を落として行く。その過程、糧食も水も疾うに無く、大尉は、亡くなった台湾兵士を故郷に連れ帰る為に、彼の死肉を喰らい、まだ息のあった中国軍士官にも分け与え、何とか生き残った者同士、窮地を脱しようと試み、台湾人兵士の体を自らの体の一部にして持ち帰ろうとするが、死神は、非常にも総ての命を奪っていったのであった。後に流れるのは、大尉の母が、いつも歌ってくれた歌。互いの名を告げ合い、故郷を明かした、両軍士官の思い出。開高 健が、亡くなる前に良く書いていた。戦争とは何ものかだ、という言葉の重さを、意味する所を示唆してくれた作品であった。
  • 満足度★★★★★

    国際交流企画
    現在の日台中の関係にも通じる内容の心理戦的な作品。日本でも複数回上演して、もっとたくさんの人に見てもらったほうがいいと感じました。4カ国語が生で飛び交う狙いも理解出来なくはないが、中国語のセリフの部分の意味が分かるバージョンでも見てみたい。

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