十二月大歌舞伎 公演情報 十二月大歌舞伎」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★★

    海老蔵さんの一人舞台!?
    都合により、第3幕と大詰だけを一幕見席で観て来ました。

    今回は鳴神不動北山櫻の通しですが、自分は毛抜きと鳴神しか観た事がありませんでした。

    そこで、普段多く上演される
    「鳴神の続きって、どんな感じになっているんだろう?」
    と言う感じでした。

    ネタバレBOX

    普段目にする機会が多い
    「鳴神」
    は第3幕にありました。
    (タイトルが変わっていたから分からなかった…。)

    海老蔵さんの鳴神上人は、本当に妖力とか持っていそうな迫力がありました。
    ただ、根はスケベだという事も…。

    それもこれも玉三郎さん演じる雲の絶間姫の所為です。
    今回の雲の絶間姫は、
    「勅命のため、図らずも鳴神上人をだまさねばならなかったかわいそうな女性」
    と言う感じとは思えませんでした。
    それが以外と言いますか…。
    男の身としては、一番嫌われる女性像(だと思われるのですが…。)
    として描かれていたのが、個人的には残念でした。

    「鳴神」
    の場面の続きは、今回初めて観ましたが、あんなに続きがあったのか!

    しかも、楼門五三桐のようなセットでトンボを切ったりする俳優さん達。
    そして、鳴神が死ぬ場面で、上手の床に置かれた和太鼓が力強く場を盛り上げていました。
    和太鼓は昔からの演出なのかは分かりませんでしたが、非常に素晴らしい演出だったですね。

    大詰では、海老蔵さん演じる不動明王(だったっけ?)が、妖力で浮き上がるという場面がありました。
    舞台のセットの上から上に吊るされるだけでしたが、凄く感動しました。

    そういえば、スーパー歌舞伎のように、花道の上を通る形の宙乗りって、今の歌舞伎座ではまだ試みられていないような気がします。
    何か問題でもあるんでしょうかね?

    それは兎も角、想像以上に良かったというのは間違いありません。
  • 満足度★★★★★

    夜の部4回目
    かなり良い席で観た。迫力の見得、引っ込み、細やかな表情が見ることができた大満足。携帯の着信音が興醒め。これほど立派な会場なので電波遮断してほしい。

  • 満足度★★★★

    昼の部2回目
    踊りがうまい。新作は、様々なジャンルを飲み込んできた歌舞伎として、現代演劇をどのように吸収していくか、模索中の感じ。

  • 満足度★★★★

    昼の部
    昼の部は、三幕

    第一幕は『源平布引滝』
    愛之助さんの見事な立ち回り!
    夜の部では、全くと言っていい程目立たなかったけど、
    この演目は正に主役!
    戸板返しや仏倒れなども見事でした!

    二幕目は『幻武蔵』
    新作歌舞伎で、玉三郎さん演出、獅童さん主役!
    『幻』とタイトルにある通り、終始幻想的な暗いステージ…
    最後は松也さんも登場し、幻の世界の終幕へ

    三幕目『二人椀久』
    昼の部最後は、玉三郎さんと海老蔵さんの歌舞伎舞踊
    二人の舞踊は最近多いけど、本当にどんどん息が合ってきて、
    正に美男美女カップルです
    また唄がとても良い!

    でも、昼の部は後半二本がゆったりとした演目で、
    構成的にはちょっとあきちゃうな…

  • 満足度★★★★

    夜の部
    夜の部は「通し狂言 雷神不動北山櫻」の一本

    豪華な出演陣だが、海老蔵さんと玉三郎さんの二人の存在感には、格段の差があり、獅童さんは何とか見られたけど、他の役者さんの存在感が薄いから、全体的に重厚感が無いかなぁといった感じ。

    元々三役だった相勤を五役にしてるんだから、仕方ないといったところもあるけど。

    でも、海老蔵さんと玉三郎さんの二人は、共演するたびに良い感じになっていますね。

    話は中盤盛り上がっていいんだけど、後半は場面転換が多くて途切れがちだから、ちょっとだれてしまうかな。

  • 満足度★★★★★

    成田屋!大和屋!
    夜の部3回目。カメラが入っていたが、ぜひ映像に残してほしい。最初から最後まで海老蔵にしびれて、三幕で玉三郎のうまさに悩殺される。

  • 満足度★★★★★

    成田屋!
    夜の部2回目。観るほどに海老蔵にほれ込む。

  • 満足度★★★★★

    夜の部
    年末を飾るにふさわしく楽しかった。絵画的な美しさ、華やかさ、一人五役、果敢な身技、多彩な見得、笑いといった歌舞伎の魅力が詰まった作品だった。海老蔵と玉三郎の表現力が素晴らしかった。ぜひもう一度観たい。

  • 満足度★★★★

    昼の部
    新作は新劇風の歌舞伎で、数々のジャンルを飲み込んできた歌舞伎の方向性としてはおもしろいと思う。悪くはないけれど出会いもののような相乗効果は感じなかった。

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