ワンダー三日月リバー 公演情報 ワンダー三日月リバー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    ☆★音楽が心地いいファンタジー★☆
    男と女
    一匹と一羽
    月と地球の46億年奇跡のおはなし

    転校をしてきて少女の事を一途に想う男(トリオ)と
    独りが好きだった少女(ミャーコ)が好きな人と出会って変わっていく…
    そんな2人を月と地球に照らしている

    名前にもなっているお互いのペットの猫と鳥の存在もいいですね♪

    途中で先生が授業で月と地球の関係を
    分かりやすく説明してくれたのも思わぬ知識が勉強になりました♪

    船に乗って現在・過去・未来の小さな物語が渦巻いて展開される
    登場する役者さんも色々なキャラの強い人ばかりで惹きつけられます
    中でも田米カツヒロさんのおバカキャラがいいアクセントになって印象的
    石井さんは相変わらずいい声ですね♪
    今回はもう一人の女優さんの歌も良かった♪

    小さな空間なので音楽が響いて心地いい
    歌やダンスも愉しめるファンタジー♪


    PS: 隣りに貧乏ゆすりの激しい人が居て
    後半はちょと集中できなかったのが残念(>_<) 勘弁してくれ~!

  • 満足度★★★★★

    ルー(瑠海)すまん どこか痛いなら その全部 どこも痛くねえ
    歌う 走る 飛び込む ザバン // すき焼き // 母ちゃんは代わりに 水になったんだ 抱きしめたいンだろ 見たい 一緒に // 人間のミクロは宇宙のマクロと同じ // (繰り返す記憶) // オール こぐ 行く先はわかっている ルー(瑠海)すまん どこか痛いなら その全部 どこも痛くねえ ここは海 白い 青ねん 引き寄せられる それはグラビティ // 釣り 舟 三日月川 船着き場 乗る 雑誌 海 発光生物 自ら光らないと行く先が視れない 待って あの子は乗らないか 飛び乗った 二人で海へ出航

    受け入れられない妻の死 記憶 子供はむじゃきに どこか似ている 繰り返す記憶 走馬灯 繰り返し飛び込む 見せられなかった海 子供の瑠海と見に行く
    ラストシーン シャボン玉が海の風景に見えた ネコとトリがトリオとミャーコの無邪気な気持ちに見える。生演奏と芝居 良かった

    ネタバレBOX

    ホークギターの音 ・・・
    開演 水 川の音 釣りをする男 釣れてます? 釣れてない 何釣れるんでしょうか 釣れてないから分からない 三日月川船着き場 出発 僕ものせて プレイヤー いい音なるんだ 歌 // キンコンカンコン 転校生 ハバタキ トリオ この名に悪い人はいねえ この子の名はネコ バイオリン ハバタキ ミャーコの横 読んでみ 海の話し 光る生物 トリオ君ここ特等席 音楽が良く聞こえる 真っ黒な世界では自ら光らないと先へは進めない、トリオ君 前 海あった? 何回も見れて良いな 腹ペコロック ミャーコは顔をしかめる 一緒に食べよ ミャーコ食べよ 変わってる ほっとけ したい事 ある しんどい するか しないか どっちか // 授業 海の不思議2 干潮と満潮 引力 グラビティ 46億年 月は奇跡 次はアンコウの顎は何故しゃくれたか // 腹ペコ ロックンロール 顔しかめるミャーコ トリオも弁当ないよ なんでないねん、 ここで歌うたう 腹ペコ忘れる ちょっと勇気出る 自分だけのレコード作れる 録音 粉雪まであと少し秋の記憶 君と出会った午後に聴こえて来たメロディ・・・ OKやった このレ
    コード大切に // 海見たことない 俺見せたるわ 野球 (バイオリンをミットに見立て ミットに見えます) トリオ ガンバレ 空振り2S、打った センターオーバー Hアウト いなかっぺ高校 ・・・ // 仕事 いじめたら 取り付くどー ミャーコ グッジョブ // トリオとミャーコ 食事 赤ワイン この先のミャーコはしたい事 46億年そばにいる // 俺は都会に出た ミャーコとトリオが結婚したと聞いた // ガンバレ 子が生まれた お祝い すき焼き 砂糖も入れる 買ってくる 満月 最大グラビティ 大変だ ミャーコが三日月川に落ちた子を助けようと 飛び込んだ 走るトリオ // 釣れてます? 釣れませんね 何釣れるですかね 釣れてないんで分かりませんね // この辺りの事件 子が川に落ちる 同じ子が何回も 舟乗らない 乗った 乗せてくれー 飛び乗った 少年 本当に乗るのか レコードプレイヤーを ピ ピピ // ただいま 父ちゃん 腹減ってないか 父ちゃん弁当よう作らん 歌うたったら忘れる ランランララ 歌うな、 うたうな // お目覚め 切符を拝見 何処へ これに乗って行きたかったんでは ど
    ちらか 見せてあげる 君たち どっちが良い // 父ちゃん 学校へレコード みんな いい音と 何でもって行くねん もう聞くな 父ちゃん 俺 すき焼き くいたい すき焼き する しない 1回でいい するねん ザバン // 切符を拝見 何処へ行きたかったんだ // レコーデング トリオ君 ララ~ ララ~ うたうな うたうな 舟揺れます // 記者 俺は真実を知るまで帰らない お前の真実 お前に何が解る //

    歌う 走る 飛び込む ザバン // すき焼き // 母ちゃんは代わりに 水になったんだ 抱きしめたいンだろ 見たい 一緒に // 人間のミクロは宇宙のマクロと同じ // (繰り返す記憶) // オール こぐ 行く先はわかっている ルー(瑠海)すまん どこか痛いなら その全部 どこも痛くねえ ここは海 白い 青ねん 引き寄せられる それはグラビティ // 釣り 舟 三日月川 船着き場 乗る 雑誌 海 発光生物 自ら光らないと行く先が視れない 待って あの子は乗らないか 飛び乗った 二人で海へ出航

    受け入れられない妻の死 記憶 子供はむじゃきに どこか似ている 繰り返す記憶 走馬灯 繰り返し飛び込む 見せられなかった海 子供の瑠海と見に行く
    ラストシーン シャボン玉が海の風景に見えた ネコとトリがトリオとミャーコの無邪気な気持ちに見える。生演奏と芝居 良かった
  • 満足度★★★★★

    演劇と音楽との競演!生演奏ハンパ無し!演技も良し!
    生演奏、ハンパ無かったです。バイオリンとギター良いですね~!当然、縁の下の力持ち、ベースとパーカッションも!
    音楽とともに公演はすすみ、現在・過去・未来を行き来しながら、親子が前に進むために葛藤しながら…。
    心に残る名セリフが多数ちりばめられており、ラスト、子供の瑠海の言葉…、感動的でした。
    歌、ダンス、演技、脚本、とっても良かったです。
    次回公演は1月25日、是非観たいと思います。
    その前の12月26日にライブイベントもされるようです。

    ネタバレBOX

    本当にハートフルで良い公演でした。

    船に乗るシーンから始まり…。
    いつしか小学校のシーン、転校生の「トリオ」をからかわれているのを庇護する「ミャーコ」。
    筋が通った考えるする「ミャーコ」だが、家が貧しく一人で過ごすことが多かった。その「ミャーコ」の夢は「世界でただ一枚のレコード」を作ること。
    それを知った「トリオ」は「ミャーコ」と一緒にレコード作成に取りかかる。
    いつしかクラス全員を巻き込みながらレコードは完成する。
    一人で過ごすことが多かった「ミャーコ」だったがレコード作成を通じ、皆と打ち解け、「トリオ」と「ミャーコ」は惹かれあう。
    お互いが引きつけあう「グラビティ」。

    「おらの願いは、トリオさんが地球なら、おらが月になって46億年回り続けることだ。」「海を観たことのないミャーコさんに、おれは絶対海を見せてあげる。」
    そして「トリオ」と「ミャーコ」は結婚し、息子「瑠海」が生まれ、小学校の時に作ったレコードとともに音楽に囲まれた幸せな生活。

    「来月こそ、初めて海に連れて行ってね」と約束し、最高のすき焼きを作るために、足りない調味料を買いに出かける「ミャーコ」と「瑠海」。
    でも目を離した隙に幼い「瑠海」が川に転落し、助けようと「ミャーコ」も川に。
    「瑠海」は助かったが、しかし「ミャーコ」は帰らぬ人に…。

    生活は一変。「トリオ」は一度も海に連れて行ってやれなかった事を悔やみ、落ち込み、あのレコードや音楽を遠ざけ、そして音楽好きに育った「瑠海」も遠ざけるように。
    「トリオ」は「瑠海」に、歌を歌うこと、母の遺品のレコードに触れること、すき焼きを食べること、を禁じる。そして落ち込む「トリオ」は、父親を励まそうと明るく振る舞う「瑠海」そのものを遠ざけてしまう…。

    そんな中、飼っている猫の「ニア」と小鳥の「ピッピ」に連れられ、「トリオ」は船に乗る事に。
    現在・過去・未来を行き来しながら、過去の自分を思い出す。
    「(深海生物が)真っ暗闇の中で前に進むためには、自ら進む方向を照らさなければ(進む方向を自ら決めなければ)進めない」。

    そして母親が死に自分だけが助かった事を悔いている「瑠海」は、自分が死ねば母親が帰ってくるのでは…と、幾度となく川に自ら飛び込んでいた。
    そのことを知った「トリオ」は、前に進むことを決意する。

    壊れてしまった船を自力で漕ぎなら、
    「トリオ」は「ごめんな」とこれまでの全てを「瑠海」にわびる。
    「瑠海」は「何を?」と問い返す。
    「トリオ」は「お前が痛い全て…」。
    「瑠海」は沢山傷ついてきたのに「どこも痛くないから…大丈夫」。

    いつしか船は、「瑠海」がまだ観たことのない海へ、夜の海へとたどり着く。
    そこは自ら進む方向を照らし出す深海生物たちが海面に集まり、明るく光っていた。

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