IN/GO rewrite 公演情報 IN/GO rewrite」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★★

    着眼点
    まるで家の中を覗き見をしているような生活臭のする部屋のセット、方言での熱い演技、とても生々しく魅了される作品でした。緊迫感のある雰囲気にドキドキしながら見入りました。家族構成、人間関係などが、なかなか見えずらいのが少々イライラしましたが…。
    前作でも思ったのだが、着眼点がすごい。他では見られない独特な内容だけに、この路線でまた次回も見てみたい。

  • 満足度★★★★

    田舎の隠蔽体質
    名前で分かるというのは初耳でした。

    ネタバレBOX

    普通の作りの家が舞台。島の最後の隠れキリシタンが殺されてから葬式が終わるまでの話。

    田舎では犯罪、重過失事故を表沙汰にしないことが過去往々にしてあって、小さな島では今でも行われていて、警察も見て見ぬ振りをしているのが実情のようです。隠れキリシタンの末裔の女性が教義を歪曲化、カルト化して捉え暮らしていたことと相まって闇に埋もれていた過去と現在の出来事が明らかになっていきました。

    納戸神の化身か、殺された母親の化身か、幼くして圧死した末妹の化身か、不思議な山田さんでした。

    小道具製作の係に苺田みるく先生の名があったので、板に彫られたキリスト像は苺田みるく先生が作ったのかなと思いました。

    下窄や下浦、窄口などがカクレの系統だととは知りませんでした。
  • 満足度★★★★

    階段に気を付けて・・・
    最後の方でヤマダがこの言葉を言った時は、ほんとに怖かった。後姿が妙に色っぽいヤマダは、初めのうち「化け猫」かな?と思いながら見ていたが、とんでもなかった!少ない登場人物の背景が複雑でついていくのがなかなか大変だったが、とてもよくできていたと思う。

  • 満足度★★★★

    いろいろと情報の提示は多かった
    そんで作品内容に合っていて想像しやすくしてくれていたし、
    舞台セットも良く出来ていたです。

    でも何か一味足りなかったかなって思えた2時間強。

    ネタバレBOX

    子供を2回も捨てて逃げた母の死で島(椿油の工場があったが現在は閉鎖され300人は住んでいた住人も今は数人にまで減っている)に集まる子供たちや近所の住人が織り成す人生劇って感じでした。情報提示はいろいろあったが想像させるという方向で決定的な事は言わなかった芝居でありました。
  • 満足度★★★★

    ユニーク
    五島に僅かに残るカクレ(キリシタン)は、長く激しい弾圧の為に様々な偽装を凝らして信仰を守った。
    (内容のもう少し細かい点については、楽日以降に追記する。普段は経験しないであろう、価値観やそれらの価値観をベースにした物語に取り敢えずは浸って欲しい。)

    ネタバレBOX

     1612年から1899年迄288年に亘った弾圧の歴史である。弾圧の具体的在り様は在所によって異なり、継承は明文化された聖書によるものではなく基本的には、口伝であった為、内容は伝える者の記憶に曖昧さや間違いがあれば、そのような形で伝わったハズであるし、伝えられた者も、その内容を次の者に正確に伝えたか否かもハッキリ言って分からない。その上、大々的に皆が集って会議を開くこと等出来なかったわけだから、各々の教義は在所によって相違を見せるに至った。
    通常のキリスト教と異なる点を少し挙げておくと、供え物は、パンの代わりに餅、ワインの代わりにお神酒という具合だ。マリア・キリスト母子像やキリスト磔刑像などは、表に出す訳に行かないから納戸神に姿を変えた。更にこれらの偽装はその域を越え、納戸神を偶像化して崇拝するような流れや、禁教令時代の宗教指導者を聖者と崇めて新たな経典、天地始乃事を絶対化するなど、独自の進化を遂げた。結果、キリスト教が明治政府によって認められた後、やってきた宣教師からは、異端とみなされる始末であった。然し、一方で、カクレの先祖が288年もの間、命崖で守ってきた信仰は、欧米のキリスト教諸派の教義とはことなるものであったから、通常のキリスト教に改宗する者とカクレのまま過ごす者の間には、微妙で根深いずれが生じていたのも事実である。
    今作は、こんな状況を背負った過疎の島の最後のカクレの死に纏わる物語である。
  • 満足度★★★★

    ザワザワする不思議な感じ
    サイコ・サスペンス風な展開だが、宗教・民俗学的な背景を取り込み、重層的な観せ方にしていた。
    少し気になるところが…

    ネタバレBOX

    ストーリーは、母親の葬儀のため、久し振りに実家に帰ってきた次女と近所の人たちや葬儀社係員との人間関係を中心に展開する。母親を嫌悪して長いこと帰らなかった理由とは・・・ここから謎解きが始まる。

    気になる点は次のこと。
    1.ストーリー構成にメリハリが乏しく、また見せ場のような印象に残る場面が少なかったと思う。
    2.暗転時間が長く、集中力を欠いてしまう。
    3.濃密な会話劇があるが、演技力(キャラの濃淡?)に差があるようで、バランスを欠いたような違和感を覚えた。

    それでも全体的な仕上がりは面白く、妖しげな雰囲気は出ており見応えがあった。また、舞台セットは見事に作り込んでおり、覗き見しているようなワクワク、ドキドキ感を持てた。

    今後の公演にも期待しております。

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