春のズボンと秋のブラシ 公演情報 春のズボンと秋のブラシ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★★

    秀逸な舞台
    古旅館のような舞台が、何ともいい感じでした。来客者を包み込んでいるような雰囲気と、思いもよらない災厄、来客各人のキャラクタが実に面白い。

  • 満足度★★★★

    よかったです
    山村の宿屋での群像劇。あらしの夜に気分はハイで、いろんな思いが交錯する。ごちゃごちゃしたセットのように、話も盛りだくさんでしたが、実によかったです。びしょ濡れショーツ丸見えはちょっと引きましたけど。

  • 満足度★★★★

    様々な想い
    山村の宿屋での一夜の話でしたが、登場人物の、それぞれの個性が面白かったです。舞台美術も凝っていて、懐かしいような雰囲気が良かったです。役者さん達の、びしょ濡れになりながらの熱演や自然な演技も良かったです。私も皆も、それぞれの生活の中で、様々な想いを持って生きているんだなぁ・・としみじみ感じた舞台でした。

  • 満足度★★★

    よかった
    なかなかおもしろかった。演技が自然だった。

    ネタバレBOX

    照明の落ちた舞台、雰囲気ありました。
  • 満足度★★★★★

    秀逸な舞台
    地方の、民家と殆ど変らないような不思議な宿を舞台に、宿に集まった人々の日常生活を荘子の“胡蝶之夢”を重層低音のように響かせつつ、各々の人生をそれに重ね、輻輳させて掬い取った見事なシナリオで、死と生の重い話になりがちな所、停電場面を丹念に描き、ランタンや懐中電灯を用いて舞台進行をさせることで、恰も、誰しもの思い出にある修学旅行の悪戯気分を引きずり出し、不思議に明るい印象に変える魔術的手法が功を奏している。
     舞台美術も実に手の込んだ見事なものであり、音響、照明も気が利いている。無論、役者陣の演技も皆素晴らしい出来である。未だ上演中なので詳細は述べないが、ランタンなどの灯りに浮き上がる世界は幽明・閑寂、冥府的である。無論、これは、現とも夢とも知れぬ世界と繋がるのである。この辺りの連関も見事だ。

  • 満足度★★★★

    濡れ葉
    どちらも大雨の日でした。

    ネタバレBOX

    大雨で土砂崩れが起きた日の山間部にある旅館が舞台。

    旅館の主人は前妻が土砂崩れで亡くなったあの日のことが真っ白になっていましたが、ズボンはインフルエンザで腹をやられトイレに入っていたのを思い出すアイテムでした。捨てたブラシは前妻のもの、雨の中無事に新しいブラシを買ってくることができて本当に良かったです。

    これらのアイテムは無理矢理登場させた感はありましたが、前妻が彼に新しい妻を容認するような気持ちを告げる話に、ズボンとブラシならぬ『海と日傘』を思い起こさせました。

    役者さんが本当にびしょびしょになっていたのは新鮮でした。

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