期待度♪♪♪♪
どのような作品世界に
「七人の墓友」など新しい試みに取り組んでおられる俳優座さんがこの「巨人伝説」の再演でどのような作品世界をみせてくれるのか大変興味が惹かれます。
期待度♪♪♪
スタッフワークに期待
長谷川寧さん、杉山至さん、榊美香さんといった小劇場系の先鋭的な作品によく関わっている人達とベテラン役者の組み合わせが興味深いです。安部公房の作品はほとんど読んだことがあるのですが、この戯曲および原作の小説『夢の兵士』は読んだことが無いので、どのような物語なのかも楽しみです。
期待度♪♪♪♪♪
安部の眼!
ブレヒトが”第三帝国の恐怖と貧困”で冷静な眼で自国を描いたように、
戦中、戦後の姿を安部がどう見たかリアルに演じられるでしょう!
是非とも観たいです!
期待度♪♪♪♪♪
巨人とはやはりアレの隠喩か。
置きチラシを見てから、気になってはいたのだが、安部公房の戯曲だし、この劇場も四半世紀位久方振りになるので観てみたい。
期待度♪♪♪♪♪
ヒポクラテス
安部 公房が理科Ⅲ類出身だということは誰でも知って居よう。医術を収めて作家や表現する者になる者は結構多い。F.ラブレーもそうだし、森 鴎外、北杜夫、渡辺 淳一、随筆家の斎藤茂太、漫画家では手塚治が阪大医学部等々だ。で、倫理や精神的な健康についてご本人達の見識が高いことにも一定の共通項があるように思う。
そのような見識を持った作家の中でも安部 公房の位置付けはかなり高いものがあると信じている。そのような倫理的エリート・ユマニストから見て、多くの日本人の人間的価値は、低いと言わざるを得ないのか? その辺りの判断を俳優座はどう描くのか? 是非とも拝見したい。
期待度♪♪♪♪♪
「巨人伝説」観劇希望
安倍公房作、中野誠也・川口敦子主演、となると、どうしても観たくなる。NTLのシェークスピアシリーズの何本かを映像で観て、痛切に思った。日本には大人の本物の役者が少なすぎる。だから、余計にこの二人の芝居を観たいのだ。