ハッピーちゃん 公演情報 ハッピーちゃん」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.9
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★

    笑いではない。
    評価が高い団体だとしても、笑いの手腕としては「??」が残りました。まず脚本に笑わせるシステムが組まれていないのです。認識のすれ違いでも良いし、当惑でもいい、勢いでもいい、何でもいいんですけど、いわゆる人を笑わせる技術というモノが全く組み込まれていない。ギャグはある。笑わせる意図は見える。でもそれだけです。どこで笑うんだろうと思いながら気づくと作品が終わっていました。

  • 満足度★★

    笑いではない。
    評価が高い団体だとしても、笑いの手腕としては「??」が残りました。まず脚本に笑わせるシステムが組まれていないのです。認識のすれ違いでも良いし、当惑でもいい、勢いでもいい、何でもいいんですけど、いわゆる人を笑わせる技術というモノが全く組み込まれていない。ギャグはある。笑わせる意図は見える。でもそれだけです。どこで笑うんだろうと思いながら気づくと作品が終わっていました。

  • 満足度★★★

    ストーリーが物足りない
    オープニングやエンディングのダンスや、全体的にワイワイと明るい感じが、「コメディ」感にあふれていて良かったと思います。
    役者たちの熱量も感じられました。

    でも、肝心のストーリーが物足りなかった。
    以下、ネタバレにて。

    ネタバレBOX

    本来ならば重要なポイントであろう「何故お掃除ロボットを憎むのか」などが、一瞬台詞で説明される程度できちんと描かれません。
    「コメディだから細かいことはいいんだ!」ということなのかもしれませんが、個人的にはそういうのはあまり好みではありませんし、だったらもう「生理的に受け付けない」とかそういう理由でも良かったのではないでしょうか。

    最後の早口で今後の展開を説明するという部分が、蛇足だと思うのです。
    全体的にテンションが高く楽しそうだったのですが、結局何が描きたかったのかわかりませんでした。

    それから、ここからは好みの問題になるかと思いますが、ラストで「ハッピーちゃん」が日高ゆいさんの姿になってしまうのが、凄く残念でした。
    それが笑いどころなんだとは理解出来ますが、そこまで観てきて、観客としても愛着が湧いてきていたのは小早島モルさんの「ハッピーちゃん」だったので…。
  • 満足度★★★★

    バランスはいい
    コメディかつウェルメイドで作品のバランスがとてもいい。主にボス村松と小早島モルのキャラに寄るところが大きいが、セリフ、造形、動きなど多様な笑いを創り出していた。引き出しの多さに感心。

    ネタバレBOX

    凄くバランスがいいのだが、突出して爆笑を呼ぶ何かが無かった。自分には刺さりどころが無かっただけと言えばそれまでなのだが、もう少し女優陣で笑いが効いていると、個人的にはもっと刺さる感覚。
  • 満足度★★

    どうも
    ここ最近の作品は、ハッピーにはさせてくれない。
    少しさみしいものがある

  • 満足度★★★

    お掃除ロボのキャラ造形に難?/『黄金のコメディフェスティバル2014』参加作品
    発想はとても面白かった。

    なのに去年の優秀賞受賞作『狸のムコ入り』ほどの爆発力がなかったのは、小早島モル演じる“未来のお掃除ロボット”のキャラクターをロボット寄りに設定しすぎたのが一因か?

    ロボットなのに人間のように振る舞うところがこのキャラクターの面白味だが、抑揚のないロボ語で喋ったり、機械らしくカクカク動いたりと、まだまだ“ロボ臭”が強すぎた。

    ロボットっぽいのは見た目だけにとどめ、もっともっと人間らしく振る舞わせたほうが話が作りやすくなり、劇は盛り上がったのではないだろうか?

    個人的には、トカゲがまるで人のように考え、悩み、時に間抜けな行動に走る、『ごっつええ感じ』の“トカゲのおっさん”のような面白さをもっと強く打ち出して欲しかった。

    さらに言うなら、ほぼ全キャストが揃い踏みして繰り広げる“超ドタバタシーン”が無いことも、本作がいまひとつハネなかった理由の一つかも。

    『狸のムコ入り』にはそのようなシーンがあり、あの場面が劇の起爆剤になっていた。

  • 満足度★★★

    うーん
    すごいテンションで作品から熱量は感じるのですが、
    笑いどころがわかりませんでした。

    ネタバレBOX






    [memo]
    代々お掃除ロボットを憎んできた家系に生まれた少年が、
    懸賞でお掃除ロボット ハッピーちゃんを当てる。
    人の心も綺麗にするはずが、痴漢や窃盗で逮捕される事例が発生。
    ハッピーちゃんは回収される。
    しかし冤罪だったことがわかり、ハッピーちゃんが戻ってくることに。
    ハッピーちゃんは改良され、少年の片思いの相手と同じ姿形になっていた。
  • 満足度★★★★

    ハッピーちゃん=暖かい
    初観劇でしたが、昨年の準グランプリとの事で期待しておりました。
    当日は、一日券で観劇でしたので本作品が6本目という状況でしたが、楽しめました。
    公演中ですので、以下ネタバレで。

    ネタバレBOX

    掃除型人型ロボットである、「ハッピーちゃん」の話でしたが、ハッピーちゃんが登場する前に、既に楽しめました。オープニングのキャッチボールシーンはとても良かったです。そこから、期待しながら物語に入っていきましたが、主人公の少年を中心にしたアットホームなコメディでした。基本的に、登場人物が皆、良い人なので暖かい感じでした。
    笑いの方は、色々と小ネタを中心にして、クスリと笑う感じで、短い公演時間でしたが、ダンス等も入れて、内容の濃い45分間でした。

    役者さんは、皆さん熱演でしたが、特に主人公のマサル少年を演じた堀さんとそのお父さんを演じたボス村松さんが特に印象に残っております。

    次回はもっと長い公演時間で楽しみたいと思いました。
  • 満足度★★★

    8割世界らしい作品
    登場人物への愛情を感じる。
    作品としても役者さんたちとしても、まとまりが良く。
    いいチームだと思わせる。

    ネタバレBOX

    いい感じで盛り込みすぎだけど、捌き方がうまい。
    キャラクターそれぞれに対する愛情を感じる。
    8割世界らしい作品ではないかと思う。

    ラストも無理してアンパッピーにするわけではなく、特に理由もないのにハッピーな感じで終わる。
    人の悪い心もお掃除してしまう、お掃除ロボットなのだから。

    ただし、「人の心をきれいにする」というのが、「掃除」という行為でなく、お掃除ロボット・ハッピーと接することで生まれてくる、としないとせっかくの設定が活きてこない。
    すなわち、言葉を覚えたり、歌えたり、踊ったりすることができるようになっていく、という、お掃除と関係ない機能がこのロボットに備わっている意味が活きてこないのだ。

    そうすれば、主人公の小学3年生(笑)のマサルが、ダメ小学生だったり、何かのトラウマや心の暗さを抱えていたりしたのが、例えば、ハッピーちゃんと過ごすことで消えていったり、幼なじみの母娘の家でもハッピーになったり、お掃除ロボット嫌いの父親もなぜかハッピーになったりとしていきながら、助手のクリヤマの冤罪が晴れていくのと同時に、ラストがハッピーになっていくのではないだろうか。
    もっと具体的に観客にもそれが感じられるように。
    せっかくモロ「ハッピー」なんて名前を付けているのだから。

    そうすると、ラストのダンスも意味のあるものになってくる。
    この作品のハッピー感がさらに高まる。

    ロボットとダメ小学生の組み合わせだと、藤子不二雄的な作品になってしまいそうだけど(笑)。

    全体的に、「森光子ワープ」とか、わかる人にはわかるかな的なくすぐりが多いが(ラストにそれぞれがいろいろ叫ぶあたりでは特に)、それは少なくしても、45分という短い時間を物語の中心に、もう少し注いでほしかった。

    なぜ、江戸時代からマサルの家ではお掃除ロボットを嫌っているのか、については、ラスト近くでさらりと言っていたが(観客が気が付くかつかないかの、ギリのところで)、もうひとつしっくりこない。
    もっとしょーもないけれど、それならしょーがないな、と思わせるものがほしかった。できれば、ハッピーちゃんの存在意義とリンクしていると良いのだが。
    結構大事なことなので。

    オープニングのキャッチボール・シーン、そしてダンス、ラストのダンスもとても良かった。
    全体の温かさが伝わってくる演出ではないだろうか。

    ハッピーちゃんて、女の子ロボットかと思っていたけど、違っていた。
    とすれば、なおさらハッピーちゃんとの友情的なものはほしかった。

    マサルの父親役のボス村松さんが、フル回転で良かった。
    鬱陶しくなるかどうかギリギリのあたりでの、フル回転。
    身体(頭)を張った演技。
    お掃除ロボット・ハッピーちゃんの小早島モルさんは、いつもの(笑)独特のぎこちなさが、ロボットにマッチしていた。いかにも周囲をハッピーにさせてくれそうな感じがいい。
    トモちゃんのお母さんは、あの台詞と展開は、彼女のイメージとは合わず、痛々しいだけで、面白くはない。シモを言えば笑うと思っているのなら、観客はバカにされている。
    いいお母さんで、少しとぼけている、ぐらいがバランス的には丁度いいと思うのだ。

    キャッチボールとタイムマシーンのネタ、この作品ではあまり重要じゃないけど、先に上演したゲキバカと被ったのは少し痛かったかな。

    今までの8割世界の作品から考えると、もう少し笑いたかったなあ。

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