満足度★★★★
無題1229(14-277)
16:00の回(曇)。15:35受付、開場。16:00前説(70分)、16:05ピアノ曲~遅れたお客さんがいたようで少し時間がかかり開演~17:23終演。
学習院大の学生さん4名+社会人1名という構成だそうで、学習院大の公演は初めて。
「夏芙蓉」という作品についてまったく知らず、此処は上野駅から近く、一度来たことがある会場、というので観に来ました。
舞台には(学校の)机と椅子4人分だけ。卒業式の日、深夜での教室、4人...なんのために夜遅くに集まるのかわからないまま話が進み、突然、急展開しました。
終わった直後は、こういう展開はなぁ...途中で何か(演出で)欲しいなと思っていましたが、少し間をおいてみるとこの作品が描いている高校生という視点からはこれでいいのかも..と、昔の自分だったらどう感じたのかとも。
女子高生4人とも好印象、千鶴役の岡本さんは、終盤、一人になってからもしっかり舞台を支えていたことに感心。振り返れば、最初からなにか不安げな表情でした。
こんな作品があるんだ、と気づかせてくれる公演でした。
ラスト、夜が明けた(のでいいのかな)ことを照明で示してくれたらよかったと思いました。