満足度★★★★★
世界中の人に観て欲しい
全世界から戦争が無くなるように!
みんなに観て欲しいと思う。
ラストシーンでの、車椅子の主人公は、
「俺の信じた正義は何だったんだ。
俺は何のために戦ってきたんだ。」
と自問自答していたのだろうか?
お墓の前で、
イデオロギーにふりまわされ、
あやめてしまった人達に
自分が間違っていたことをあやまり、
自殺しようとし、
亡霊達から、
「君は悪くない、戦争が悪なんだ。」
と、慰められるという想像を
アンパンマンの立場で、させていただきました。
平凡な日常の中で、
戦争について考える機会を持てたことを、有意義に思います。
満足度★★★★★
感動しました。
愛する人、友、家族を守るため、自分の危険をかえりみないところ、涙がとまりませんでした。
劇だけでなく、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの生演奏が素晴らしかった。
アベマリアの、ソロの歌声の素晴らしさに感動しました。
舞台役者というより、歌手かと思うほどでした。CDがあったら買いたいと思いました。
満足度★★★★★
心は熱かった!
「赤紙って何?」って、聞こえてきました。
こんな世代の人達が見ているんだな!?
それと同時に、
これを演出した梶原涼晴が、描く戦争が、今一、生ぬるい感じがしました。
ところが、会場では、
若い世代が、涙をハンカチでぬぐってるではありませんか。
政治や歴史に無知な彼らが、私を含め、
この舞台を観ることで、今、普通に生活できている平和の大切さを知るという、大きな意味を感じさせられました。
又、
舞台上で演じてるキャスト全員、演奏しているミュージシャン、
彼ら各々が、今、演劇でき、演奏できていることが、当たり前でないことに気付き、
いつもの舞台より真剣で、訴える気迫が漲ってました。
パンフ「執筆・製作にあたり」で、梶原涼晴が、
「政治家でも、宗教家でも、学者でも、活動家でもない自分が、国の政治について語るには勉強不足」と述べた通り、
一見、単純で、幼稚な発想に見えるかもしれませんが、
身近に愛する一人の命を、恥ずかしげもなく守るところにこそ、平和の原点がある、
即ち、平和は、人類皆を愛し、守るという、
難しくも、複雑でもない身近な現実感、
梶原涼晴が言うリアリティーなんだと思いました。
政治に無関心な多くの若者達、戦争を知らない世代に、
平和は一人一人が守るべきことを、素直にわかりやすくアピールできているところに、この舞台の大きな成果があることは間違いありません。
ジョン・レノンが、ミュージシャンとして、平和を訴えたように、
梶原涼晴が舞台芸術家として、世界に平和を訴えていけることを夢見て、これからも応援します。
満足度★★★★★
行ってよかったデス
戦争を私よりも知らない小学生の息子も連れて行きました。むしろ真の意味でのリアリティは不要でしたので、悲惨さ、切なさ、昔の青年の一生懸命さ、が非常にシンプルに伝わり、私たちは満足しました。現在はこれだけの情報化社会です。正しい知識はGoogle先生に聞けば簡単に詳しく分かります。悲惨な映像も全て見ることができます。つまり、今回のテーマに限って言えば、チケット代を払ってまで、実際のリアルな悲惨な状況まで教えて欲しくはないとさえ思っていました。観劇後、印象的な舞台芸術、生演奏、スポットライトを浴びていなかった隅の方に居た出演者さんの息遣い、など、テレビや映画では体験出来ない様々なシーンを辿りながら、家族と、当時の悲惨さ、現在の幸せさを、笑顔で話す機会を持てました。有意義な一日でした。どんな形かはわかりませんが息子の記憶に刻まれたと思います。どうも有難うございました。