悪い芝居vol.16『スーパーふぃクション』 公演情報 悪い芝居vol.16『スーパーふぃクション』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    これが悪い芝居か
    レビュー忘れてた。
    濃かったね。
    澱美、愛おしい

  • 満足度★★★★★

    初・悪い芝居
    彬さんの客演や岡田さんの音楽活動でしか触れたことのなかった悪い芝居で作風などの前情報は全く知らずの観劇でしたが、素晴らしいエンタメを見せていただきました・・・!!オープニングはロックバンドのライブそのもので、立ち上がって騒ぎたくなったけれどもちろんそれは出来ず(苦笑) その後は王道の楽しい演劇・・・と思いきや、その「悪ふざけ」の構築の緻密さに舌を巻き、後半の彬さんが縦笛を吹いてるシーンからは「彬さん凄い!悪い芝居凄い!!」と心の中で叫びながらワクワクが止まりませんでした。エンタメの最高峰を観た思いです。岡田太郎さんがベースを弾くカッコいい姿も観られたし、ああ幸せ。

  • 満足度★★★

    楽しめたが
    3時間にもわたる見応えのある芝居でした。長い分、シーンのメリハリが重要なのですが、細かいところで惜しいと感じた。笑わせるシーンで趣味が合わず気持ち悪さが残りました。ギャグなシーンになると途端に薄っぺらくなるくらいだったら、あくまでシニカルにやりすごしてしまったほうが好みであったと思う。役者の侠気というか演出の侠気というか・・「悪ふざけ」は格好いいし、そういうことをやりたいのは分かるが、上手くはまっていなかったと思う。勢いを殺してしまった感じが残念だった。

  • 満足度★★★

    今回は熱量が多め
    キャッチャーインザ闇、あれ以来の観劇でした。
    毎回、山崎さんの熱が底にある感覚なんですが
    今回はライブ公演なども行っていたからでしょうか?
    音楽も含めた派手な演出、地味に拘るバカ少年
    それらも含めた3時間の長丁場
    観劇が終わると、それほど長い感じはしませんが
    序盤は少々余分な感じもあって長い感じはありました。
    でも、後半から主人公が彷徨い縋る感じの展開が好き
    田中さんも魅力的で、最後のライブで長さを吹っ飛んだ感じ
    でもやっぱり、30分位は短くして一気にイカせて欲しかった。
    山崎さんのやりたい放題感に楽しませて頂きました。

  • 満足度★★★

    虚業
    虚構性をモチーフに、癖の強い人物達がエネルギッシュに描かれていて、猥雑な雰囲気が印象的でした。

    売れないテレビタレントの女が頭にパトランプを乗せた怪しい男に出会うことから新たな価値観を得て行く物語で、3時間弱という長い上演時間でだれることの無い求心力がありました。
    開演前から音響や照明、座席に置かれたチラシの束に仕掛けが施されていて、開演冒頭のいかにも典型的な臭い芝居の演技・演出がフィクション性を強調して、その後の展開を期待させましたが、それ以降は物語内での虚構性が中心となって意外と普通の内容となり、ステージと客席の間に存在する演劇という形式が持っている虚構性を意識させる仕掛けがあまり無かったのが残念でした。

    ハイテンションに叫ぶような台詞回しや大音量の音楽(生演奏もありました)、下ネタを含めた笑いを多用するエンターテインメント性に富んだ熱い演出・演技で、個人的に苦手なタイプの作風だったので、世界観に入り込み難かったです。

    大きな舞台美術を役者達自身で動かして場面転換するのがスピード感があって良かったです。

  • 満足度★★★★★

    長時間にわたる壮大な悪ふざけとも受け取れるが、グダグダなシーンは一つもないちょっと意味深げなエンタメ風大作/約180分(休憩&カーテンコール込み)
    題名と人を食ったようなチラシからイメージされた通りの作品。
    少なくとも私にとってはそうでした。

    ただ、前回本公演『春よ行くな』との作風の違いにはビックリ。
    共通しているのは“虚構と現実”がテーマ化されていることぐらいか?

    感服したのは、テーマがテーマだけに、難しげに作ろうと思えばいくらでも難しげにできそうなものを、笑いをたっぷり盛り込んでハジけたエンタメ劇に仕上げていること。

    テーマがテーマなのでいくらでも深読みは出来そうだが、そう難しく考えなくとも、全編バカバカしさに満ちている上、出番の多い田中良子さんが可愛く、また、私の好きな吉原小百合さんも出ているので、舞台上に見えるもの、舞台上で起きていることを単純に追いかけるだけでも充分楽しめた。

    そう言えば、先に「“虚構と現実”がテーマ化されている」と書いたが、あるいはそれすら深読みに過ぎず、“虚構と現実”はテーマめいて見えるだけで、実はそれさえもネタにして遊んでいるだけなのかも。
    なんにせよ、山崎彬の真意は皆目分からない。

    ただ、間違いなく言えるのは、本作が途方もないエネルギーと労力を注がれた一作であり、悪ふざけにしか見えないシーンもあくまで作りは緻密、グダグダに見えるよう演出されたシーンはあっても、ガチでグダグダなシーンは一つもなく、手抜き要素がゼロであるということ。
    この点は強調しておきたい。

    なお、五点は私の個人的嗜好が強く反映された点数であり、四点を五点に押し上げた一点はギャグセンの高さに捧げたもの。

    同内容でギャグセンが低かったら、私は本作に満足するどころか、むしろ腹を立てていたかも。

    もちろん、人の好みはそれぞれだし、本作に見られるようなギャグや悪ふざけが嫌いだという人ももちろんおられるに違いない。
    あるいは、作品全体が苦手だという人も。

    ただ、私自身は楽しんだ。
    観劇中は筋を追うことに専念したので、深読みは今後の楽しみに取っておきます。

    ネタバレBOX

    作中でハヤシライスのルーを掛けられるアコギは毎回新調しているのか?
    それとも洗って使い回しているのか?

    気になった。
  • 満足度★★★★★

    ラップ調に言うと
    今日観た舞台はスーパーフィクション♪
    話のストーリーもスーパーフィクション♪
    観客総出で巻き起こったセンセーション♪
    現実で起こった出来事はノンフィクション♪
    そしてこの芝居を観劇出来てスーパーサティスファクション♪

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