満足度★★★★
重い内容、ポップな演出
高校時代に苛められ、そのあげく兄まで・・・。
凄惨な過去を持つ男がある事象によって力を得て行う復讐劇。
その描かれている内容はハードで問題提起も鋭い。
しかし、その描き方はコミカルで堅苦しさを感じさせない。
ここで登場する主人公の感情や行動が、普通の人間が持ち得るようなものであるから共感できると思っていたが、終盤は少し教訓じみてきた。
満足度★★★★
初・爬虫類企画してきました。
初めての劇団で自由席の場合、勝手がわからない。
予約したときに受付時間が書いておらず、開場時間だけだった。
そんなときは開場30分前に到着しておくことにする。
結果、受付=開場時間でしたが、15分前にはずいぶんと並んでおりました。
自分は一桁台。
30分前行動が吉と出ました。
開場時間間近になると、前説が始まりました。
前説?
前座?
テレビ業界的前説なんでしょうね。
こういう前説は派手さはないものの観ていてほのぼのします。
13日ソワレからはもう少し早めに前説始まるらしいので、
開場時間入りしたほうがよいと思われます。
関係者のツイッターでチェックされるのが吉でしょう。
本編は、まあ、不思議なことを集めてゆるゆるかと思ったら、
ゆるくはありませんでしたね。
脇キャラがいい味だしていて、よくまわしています。
「ドードーの旗のもとに」もそうだったけど、大人数(20人以上)のお芝居って
慣れていなくて最初は戸惑っていたけど引き込まれてゆきましたね。
大人数芝居はちょっと癖になるかもしれません。
それにしても尾崎桃子さんがいい。
この芝居のいいアクセントになっています。
さて、今日のマチネではアフタートークもあり、
作演出の方はしゃべりばっちりなんですね。
それにそのお方は、ハンター×ハンターに出てくるハンター協会副会長に
似てる気がします。
そして制作の方(たぶん脇坂さんだと思います)にはお手間をとらせてしまい、
すいませんでした。
細やかに気がつく方が制作にいらっしゃるというのは劇団の強みだと思います。
これから機会あればまた観たいです。
満足度★★★★
前説シリーズ化して売り込めば?
少し早目に行くのがお薦め! 自分は、ホンのちょっと、拝見しただけだったが、前説が抜群なのだ。どんな風に抜群なのかは、観てのお楽しみだが、これをシリーズ化して、関連会社に企画として売り込み、採用されれば、ブレイク間違いなし、という感じの面白さである。広告コピーも書いていたから、こういう勘は、業界で鍛えた。
さて、本編であるが、背景に映る映像のセンスも鋭い。どうやら、メンバーには様々な才能の持ち主が居るようだ。恐らく個性も強い、これらのメンバーの才能を最大限に生かしながら作劇する為には、口立てでシナリオ化するのが良かろう。つか こうへい的、ピーター・ブルック的な方法だ。それが、難しいとなれば、ワジディ・ムアワッドのように、兎に角、皆の話をじっくり聞いて1年ぐらい掛けて話を纏めてゆく。最初の提案で劇団としての活動資金が稼げれば、相当好きな事をやってのけられる。