満足度★★★★★
人の不死 病気 自然な生は何だろう
瓶の中の小さな世界 枯れない薔薇 人の不死 病気 自然な生は何だろう
マヌカンのCMの所 前で観てて 綺麗でドキドキ やられました。
綺麗でいて 人の命と命のとらえ方 心と生きていく不安 物語を演じる 役者が綺麗 上手い このキャストと物語がピッタリでした。 今まで観た芝居とは違う、とても面白い芝居だった。
満足度★★★★
「生きている」とは
石化症という人が石になっていく病が流行する時代・世界の話。
石化症、枯れない花、不死…そんなキーワードで短編が繋がるオムニバス形式のお話が罪編と罰編あわせて4話。
どれもこれも儚く、短編のようで繋がっている。
罪編⇒罰編の流れて見たので、『せっかしょう』ですべてが集約され、繋がった感がある。
魂を植物に宿したであろう研究者が残した花は薔薇。
もしかしたら始まりの薔薇も、そうして生まれた薔薇なのかな、とも思う。
全話通して「生きている」「生きていく」「生きる」とは何かということを考えさせられる話だったように思う。
白ベースの衣装と舞台美術がとても合っていてきれい。
その中に、黒い衣装とあかい紅を纏った女優の異質感がまた美しい。
石化して白くならない、という意味もあるんだろうか。
それぞれが求めていたことや起こした行動を書き起こして、繋がりをもう少し振り返ってみたい。
満足度★★★★★
言葉の紡ぎ
毎回思う事。言葉の紡ぎ方が綺麗で、この表現の意味は?と考えたりしますが、それが心地よかったり、あのシーンとこのシーンの繋がりが見えたりで、今回も頭を悩ましながらも楽しませてもらいました。永遠に枯れない花。永遠とは何ぞや。それを求め続ける人の欲求とは何ぞや。限りある命だからこそ美しくあるものなのだが、果たして枯れない花はそれを越えられるのか、、、と勝手に思いました^_^;