満足度★★★★★
非常に壮大で、謎解きも面白く、恐らく2時間は無かったと思いますが、
ギュッと詰め込まれていて全く飽きる事なく、強く魅了された作品。
よくあるSFの類を、アイドル達を使ってちょっとやってみた、という感じと思い込んでいたら、
作・演出の久保田唱さんのパワーにスッカリやられました。
W主演の前田希美さん、なあ坊豆腐@那奈さん(現、白井那奈さん)のお2人の
アンドロイド的なスタイルの素材をそのまま活かし切った使い方はお見事の一言でした。
満足度★★★★
エデンチーム
宇宙船、アンドロイド、SFということで何となくイメージしていたストーリーがあったのですが、予想の上を行くスケールで描かれた「少女たちの運命」に引き込まれました。
満足度★★★★
びっくり!
『エデン』チーム観劇。あらすじと設定を見て、お決まりの何パターンかの話かな?と思っていたら思い切りミスリードに引っかかってしまいました。終盤とても衝撃でした。ロジカルな物語とありましたが登場人物の感情もロジカルで多彩なので感情移入もしやすかったです。
満足度★★★★★
もはやアイドル劇では無い
前回に続き、アリス企画の舞台を観劇をしました。脚本、音響、美術、演出、振付と、アリス企画の舞台は観劇していて完成度の高さに驚きます。特にヒロインクラスを演じるのがアイドルと呼ばれる少女(アイドル宣伝劇だから、当たり前ですね(笑))で、本来であれば高校演劇や大学生演劇のレベルでも可笑しく無いのに、堂々と演じる技量に感服です。たぶんCoRichサイトの投稿者は演劇を何本も観劇するフ演劇マニア層ですから、独自の劇評基準が各自に有ると思いますが、たぶん今回の舞台はチケット代に見合う価値とファンが納得する内容の舞台でしょう。劇評は、「ネタばれ」があるため「ネタバレBOX」に投稿します(`・ω・´)キリ。
満足度★★★★★
95%ボクラ団義
満席+補助席の入り。
ここでこのタマ(脚本)を使ってくるか!という出し惜しみのない久保田唱の潔さと、きわめて丁寧に作られた感触が伝わってくる作品。
完成度で言えば数年前のボクラ団義の本公演なみで、作風自体はむしろボクラ団義本体よりもボクラ団義らしいかもしれないし、でもボクラ団義で上演するのはおそらく不可能な脚本。ハイミレの逆みたいなことは期待していいのかも?
終盤で一気に伏線を回収にいくのではなく、中盤から丁寧にストーリーを「解いていく」傾向は初見でもわかりやすいし、ボクラ団義や観劇そのものに慣れていない人にも敷居をうまい高さに設定できている。
たとえばキャスティング。那奈@なんとかさんの人間離れした容姿がそのままミスリードのための伏線になっているとか。
春原さんの振りはおそらく相当に難しくて、ちゃんと踊れてる人はそんなに多くない、けども、その「ちゃんと踊れてる人」に視線が誘導されるようになってる。誰が何ができるのか、あるいは得意ではないのか冷静に現状を見て各自が最大のパフォーマンスを発揮できるよう配慮されたつくり。少なくとも完成した舞台上にかぎれば組織運営のお手本とみなせる出来。
ただし、いかんせん人が多すぎて判別がつかない。それぞれちゃんとストーリーに絡んでるキャストの半数程度が僕の中だけでアンサンブルというか事実上のモブ扱い。
終演後のロビーのあれも相変わらずな感じで、本編だけ観たらもういい感。
ここから先は、ひとつ前にコメントされてる方と同じような感想。
今回は6番シードが制作担当のようですが、当日制作スタッフの皆さんは、演劇を観にきた人、アイドルを見にきた人どちらもうまくさばけていない印象を受けました。
パンフほしいと思うも列ぶ気力がなくなるくらいロビーはカオス状態。パンフ買うとちょうど2,000円だから握手会みたいなやつ参加できるんだけどそういうのはいいやと。本編だけで満足したのでさっさと帰りました。
動員+物販売上でキャストさんに厳然とヒエラルキーが存在するんだろうなぁ、と考えると微妙な気持ちになります。この中で何人がこの世界に残ってやっていけるのか。
もうひとつ、遅刻してくる観客の多さ。そのつどペンライト持ったスタッフさんが指定席へ案内するので通路を何回も横切るわけです。そのうち一回はキャスト紹介ダンスの途中!
遅刻しちゃった人専用の補助席みたいなの用意できないものでしょうかね?
さらに僕が観た回は撮影が入ってて常時明るい液晶モニターが目に入る位置でした。僕はわりと平気なタチで、むしろおもしろがって見てましたけども、ああいうのダメな人もいるかも。せめてモニターだけなんとかならないかな。
満足度★★★★
玉石混交、なれど努力が見えるお芝居
途中、あるきっかけ(となるお芝居)に「上手い!」と思わせられ、
そこからは物語と演じる皆さんの演技に引き込まれ
笑いあれど涙腺を引かれる部分もありつつ最後まで楽しめました。