インザマッド(ただし太陽の下) 公演情報 インザマッド(ただし太陽の下)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★★

    かつて
    サッカーの指導に携わっていた者としては、ちょっぴり複雑で何だか可笑しい。しかも国際試合で有り得ないスコア。そうした設定が面白かった。そこに絡む、アイドルの悲哀。かなり楽しんだ。

  • 満足度★★★

    わからないなりに
    内容をわかろうと努力してみたが、なんだか途中でどうでもいいわって感じになってきたので、気分を切り替えて演出を楽しむことにしました。シルエットだけ見ていると陰影がとても綺麗でした。人の動きを見てしまうと、とたんに華や魅力がなくなってしまうので、これは肉体の柔軟性とかキレの問題なのかなぁ~と思ったり。スクリーンの使い方が上手くて飽きさせない展開も素敵でした。でもどの役者さんよりも雄弁に語りかけてきたのがスクリーンに浮かぶ文字だったとなると、やっぱり、発せられた言葉や動きより文字の方が勝っていたということになるのでしょうか。。ん~~10-2くらい?

  • 満足度★★★★

    ネタばれ
    ネタばれ

    ネタバレBOX

    範宙遊泳の【インザマッド(ただし太陽の下)】を観劇。

    マームとジプシー、ロロなどと並ぶ20代の劇団で、若手の中では先頭を走っている劇団。

    ある試合で63-0の大敗を喫した日本代表。
    そこに関わっていた関係者、選手、観客などはそれを機に堕落してしまう。それは国そのものを、いや全世界の環境さえも変えてしまうほど落ちて行ってしまうのである。

    今ある日本の姿を描いていると言っても過言ではないほど、現実を直視した芝居である。落ちてしまった愚かな人間が行う行為とは何か?と問いかけながらも、結局の処、人間の根底はそんなに変わらないのではないか?
    というふたつの疑問符を投げかけてくるのだが、それの表現たるや舞台に写された映像内での記号や台詞とその前で演じる生身の俳優との対比によって、観客自身が今作に堕落するのかしないのかと投げかけてくるようでもあった。メッセージ性が強い部分はあるにはあるのだが、それ以上にそれを如何に受け取るかどうかが問われる内容になっている。

    傑作である。
  • 満足度★★★★

    映像プロジェクターと身体表現の融合
    映像プロジェクターと役者さんの身体表現の融合ながらも、範宙遊泳の独特パフォーマンス風なドラマ感はよかったし、サッカーの試合なのか、戦争ごっこ(?)なのかわからないけど、なぜ日本が、61-0で負けたのかが、太陽と関係あったのか、そう考えさせられた、70分でした。

  • 満足度★★★★

    ビジュアル的に綺麗
    色鮮やかで美しい舞台でした。

    ネタバレBOX

    サッカーの試合で暴力的手段を使われ中国相手に63対0で負けた日本は、その後中国と戦争をすることになるという国家間の紛争とは別に、試合に関わった個人のレベルでは、あの試合で日本代表の夫が亡くなった妻は小説家と付き合い、あの試合に臨時で呼ばれた男はアイドルに恋して恋人と別れ、その元カノは中国選手と付き合うようになったのですが、中国選手は兵隊になるために帰国するなど色々ありましたという話。中国と決めつけましたが、多分、中国だと思います。

    プロジェクションマッピングでしょうか、色鮮やかで綺麗でした。スクリーンも収縮性があって効果的でした。アイドルの衣装も可愛く、洗練された舞台という感じでした。

    椎橋綾那さんがちょっと個性的な可愛さがあって素敵でした。
  • 満足度★★★

    戦後と戦前
    映像と非リアリズムな動きを多用した演出で、ポップな表現の中にシリアスなテーマが描かれていました。

    坂口安吾の『堕落論』が原案とのことで、戦後の人々の姿を個性豊かなキャラクター達で描いた物語でした。
    前半でスポーツ(おそらくサッカー)の試合を戦争のメタファーとして表現しているのかと思わせて、途中から実際の戦争の話題が現れたのは個人的に説明的過ぎる様に感じられ、最後までスポーツの比喩の世界で物語を展開して欲しかったです。

    白い伸縮性のある生地が舞台奥に漫画の吹き出しあるいは爆発の表現の様な形状に張られ、役者が演じない登場人物の台詞や場所を表す写真が投影されていたのがスタイリッシュでした。役者が映像の中の文字を動かしている様な演出が、あまり派手な効果は用いてなかったものの、色々な可能性が感じられました。
    スクリーンは映像を投影するだけでなく、裏に役者が立って影で演技したり、もたれ掛かったり摘んだりして3次元的に変形させていたのが印象的でした。
    プロジェクターが映像だけでなく照明としても用いられていて、天井からのライティングがシンプルだったのも、設備の整っていない会場でも上演出来そうで興味深かったです。

    役者達の癖のある演技が魅力的で、特に武谷公雄さんと中林舞さんは身体表現にも惹き付けられるものがありました。

  • 満足度★★

    第一部は面白かった
    坂口安吾をこうアップデートしたかぁ、という面白さはあったものの、それも第一部まで。

    第二部以降も安吾の思想を現代日本を舞台に展開したようなお話が続くが、第一部ほど刺激的でない上に喩え話が分かりづらく、興味を持続できなかった。

    一方、映像が絶えず映し出されているスクリーンの前に俳優が立ち、スローなパントマイムのような動きを伴いながら演技をする趣向も、最後まで客を飽きさせないほどの魅力を持ち合わせてはいない。

    だからと言って、笑いも弱め。
    しかも、虚無的な作風はウケなかった場合に備えての予防線にも感じられて、私は感心できなかった。
    作風がこれなら、仮にウケなくとも、“最初っから笑いなんか取りにいってませんけど、何か?”と言い訳が出来てしまう。

    とはいえ、改善できるものがあるとするなら、筆頭に挙げられるのはこの“笑い”である気もした。


    星は2つです。

  • 満足度★★★★

    タペストリー
    面白い。70分。

    ネタバレBOX

    ダイくん(根本大介)…会社員。アヤちゃんの彼氏。デート中に会社の命令で日本代表戦に加わる。炎の中からユーちゃんを救う。ユーちゃんの魔法にかかる。波に乗れなかった。
    アヤちゃん(椎橋綾那)…ダイくんの彼女。代表戦の際にテッキーに助けられ、付き合うことに。
    ユーちゃん(名児耶ゆり)…アイドルグループの一員。代表戦でダイくんに助けられるも記憶に残らず。引退時に卒業生が騙されてAVに出たと暴露し、干される。
    武谷選手(武谷公雄)…女の夫。日本代表選手。退場処分になり自宅に戻った。再度スタジアムに行き、気が狂って焼死した。
    テッキー(武谷公雄)…代表戦の相手選手。アヤちゃんを助けた。どこの国かは不明。
    女(中林舞)…武谷選手の妻。夫が死亡し、すべてを捨てて放浪し、男(武谷公雄)と不倫する。女は捨てられなかった。

    映像を織り込んだ上手い作品を久々に見た。絵的にも美しい(特にユーちゃんのシーン)。以前、芸劇eyesでみた範宙遊泳作品は乱雑な感じだったので、本作品のようなスタイリッシュな感じが意外だった。
    女優陣は衣装の良さと動きのかわいさもあってか、とっても舞台映えしてた。

    なんの対戦かもわからず大敗する日本代表。そして変化する日常。ついには本当の戦争に突き進む日本という、つかめるような掴めないような展開。よくわからん突飛なとこみあったけど、全体的に面白かった。
    喪失がテーマかななんて思ったけど、終盤部に印象的ななにかが欲しかったかな。

    ユーちゃんが舞台美術(伸びる幕?)に乗っかっている際に幕が落ちるというハプニングもあった(終演後にきちんとお詫びと補償的なアナウンスもあった)。やってる側としてはきちんとしたものを見せたいという想いはあるだろうけど、ハプニングに対応しようとする役者(裏方も)の動きが見れたのが、ちょっと嬉しかった。意図的でないけど、ハラハラ感も味わえたし。怪我があったらアレですけど。

このページのQRコードです。

拡大