満足度★★★★
輪に入りたい
ある家族の物語。キャストが多くない分その家族達の話が中心となるが、ちゃんと家族になっており、見ていてあの家族の輪に入りたいと感じた。ほっこりで面白かったです。
満足度★★★★
こゆび侍流のホームドラマ
一見、極めてフツーなホームドラマながら実は繊細で丁寧な描写により各人物の心境・愛情などが遠赤外線の如くじわじわとしみてくる感覚。
その辺を見越しての終盤の2回の長めの暗転も心憎い(笑)。
また、かつて単館レイト上映で観た映画(←具体的な作品ではなく)にも似た懐かしいニオイも好き。
満足度★★★★
普通の家族
それぞれのキャラクターが、個性過ぎない個性を持ちながら、過去にとらわれずに未来へ向かって歩きだすストーリーがとても良かったです。
キャラクターたちになんとなく親近感を持つことが出来て、感情移入がしやすい。
優等生の長女・カホが、はじめから終わりまで優等生ではなく、終盤で溜まっていたものをぶちまけたのが凄く良かったです。
彼女に「人間らしさ」を凄く感じました。
他のキャラクターたちも、それぞれがとても人間らしい。
父親の「俺達、すごく普通だな」という台詞が印象的でした。
母親はいないし貧乏だけど、ごくごく普通の家族で、もしかしたらすぐ傍に、彼らが住んでいそうな気分になります。
終わり方もとても優しかったです。
満足度★★★★
明日への一歩
個性豊かなキャラの立ち具合が素晴らしい。中でも須山造さん演じる「タイガ」に興味津々でした。明日への一歩を踏み出すために繰り出した伝家の宝刀。何度か泣きそうになりました。
満足度★★★
貧しくも元気な一家
母は居ないし貧しいけれど
母親の必殺技を受け継ぐ一家。
優等生の長女に、
禁断の扉を開けてしまった妹。
オタクの幼馴染と妙ないいコンビネーションに笑ってしまう。
悪い事だからしっぺ返しがやってくるのだが
最悪をきっかけに、大きく壁をぶちやぶる家族
確かにマンガみたいなノリでこゆびさんにしては珍しい
元気を貰えるお話でした、川田さんの元気さ
須山さんのハマリ役がとても効いてます。
満足度★★★★★
川田智美さんのやんちゃ娘ほか、配役の妙も見所
昔『コロコロコミック』あたりで読んだファミリーギャグ漫画のような一作でした。
ドタバタ色が強く、普通の日常の中にぶっ飛んだ出来事が起こるところも、その一方で家族愛をしっかり描いてホロリとさせるところも、あのころ読んだ少年漫画そのまんま。
さらに言えば、鑑賞後のカタルシスがハンパないところも往事の少年漫画さながらで、完全に持っていかれてしまいました。。。
遅ればせながら説明しておくと、本作の舞台となるのはみんなに愛されたお母さんを亡くして十余年を閲し、大学院生になった長女が母親代わりを務める父子家庭。
大佐藤崇さん演じる冴えないけど家族思いのお父さんも、たなか沙織さん演じる大らかな長女も、川田智美さん演じる男勝りでやんちゃな次女もみんなみんな魅力的で、素晴らしかった!
しかし川田さん、あんだけ激しく動き回って体もつのか!?