かなたから 公演情報 かなたから」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-5件 / 5件中
  • 20141108
    (^・ェ・^)

  • 構成が気になる
    いろんなこと盛りすぎて主題がちょっとわからなかったです。

    ネタバレBOX

    泣くのも笑うのも和解も早かったり、信じる、ごめんね、の言葉が軽かったり、出てくる人みんなの軽率さがすごく気になりました。

    あと、拾った赤ちゃんそんな簡単に出生届出せるのかな妹とか両親とかみんな説得したの?とか、警察の捜査ってそんな杜撰なの誤認逮捕なんて今大問題じゃないの?とか細部も気になったし、2時間芝居のほぼラスト付近でその新情報を出してくる意味とは…とか、構成もちょっとわからなかった。

    それと、遅れ客対応でスタッフが客席の前を屈みもせずに横切るのはいかんよ。

    でも、きこと親友の子がきらきらぼしを歌うシーン。めちゃくちゃよかったです。あのシーン、親友の子だけが大人バージョンに見えたのだよね。演出の意図ではないかもしれないけど、それがすごくすごくよかった。きこの無邪気な「バイバイ」に返す彼女の大人の「バイバイ…」、きこの「だいすき」に返す「ほんと、私のこと好き?」。(台詞は全然違うかもしれません)もっと大人演技でもいいんじゃないかなって思ってしまいました。
  • 満足度★★★

    元に戻ってやり直し!
    何となく映画”ET”を思い出したのと同時に
    大人が子供の役を演じるのは難しいとつくづく思いました。
    サスペンスとSFの融合?

    ネタバレBOX

    流産からカルト教団入信、想像妊娠、カルト教団よる殺人、冤罪、宇宙人が地球人の赤ん坊に、施設暮らし、逃亡中の犯人の片割れは子供の友達の義母。
    まあよく繋げましたが宇宙人と地球人の時間の速度の違いが絡むことにより、
    地球人になりすました宇宙人がもとの宇宙に帰ることで、最終的には夫婦はリセット状態になりました。
    ストーリーは解かるののですが、何を伝えようとしたのか、分かりにくかったです。
  • 満足度★★★★

    真面目な…
    公演スタイル。伏線を施した内容は回収・説明していた。
    また、”かなたから”にあえて繋げなくても十分面白い。逆にSF風にすることで現実の社会性や人間性という身近な問題を回避したようで表層的な印象になった。また、演出として20数年間という経過を描いているので、その状況の変化はキャストの演技力に負うことになった。しかし、基本的には幼子時代から成人までを演じたが、途中回想シーンも取り入れながら違和感なく最後まで観ることができた。

    ネタバレBOX

    結末は、少女はエイリアン?不妊夫婦に拾われ、その子として育てられるが、母親がカルト教団に入信し、その団体に懐疑的な父親と夫婦喧嘩が高じて…父親が母親を含む親族を殺してしまう。父親は無実を訴え20年に亘る再審請求で無罪を勝ち取る。実は少女の親友の母親(教団信者)が犯人という結末。
    長い年月を描いているが、全体として少女の成長記録のようで、裁判等(再審請求の署名活動は、少女およびその友達の活動的側面のようだ)はその一部の出来事として捉えている。ストーリーは伏線をはり、それを丁寧に解いていく親切さ(前述済み)。
    好感の持てる公演であるが、最後は100歳まで生き邂逅したような件があったが必要だろうか。
    今後の公演にも期待しております。
  • 満足度★★★★

    らしい
    随所に涙のツボが用意されていました。

    ネタバレBOX

    今回はカルト教団の化学兵器によって家族を殺された男が犯人とされた事件の冤罪を晴らす社会派ドラマに徹しているのかと思っていましたが、やはりそこはアンティークでした。

    宇宙人の赤ちゃんを自分の子として育てたことがストレスとなって妻であり母である笙子がカルト教団やすらぎの家に入信したとしたら、可愛いきことはいえ、結果的にはえらい迷惑なお邪魔虫だったわけで、そのような認識があったのか、100年後きこが宇宙に帰るときには、夫婦がきこに出会う前の状態に戻して帰って行きました。

    20年以上に亘る服役のことや冤罪を晴らすための労力、人と人との出会いや宇宙人と人との出会いも宇宙人の時計からすると一瞬であり、さらには無かったことになったのかもしれません。宇宙人と人間の時間軸の違いは、音楽座『シャボン玉とんだ宇宙までとんだ』を彷彿させました。

    ハレー彗星が来た1986年から再スタートする夫婦には、流産を乗り越えて今度は赤ちゃんが授かるかもしれません。宇宙人なら産めない身体になった笙子を治療してあげたはずだと思っています。

    親は親、子は子、個人を大切に考えているところが素敵ですが、ケケケや黒い子やラムネ菓子など何となくワンパターン化しているようなところは少し気になりました。

このページのQRコードです。

拡大