満足度★★★
戦闘ものらしい。
らしい。と言うのは戦闘と言うほどではなかったからだ。
セイロート大陸はコークマとビナーに分かれ戦っていた。
物語の進路はどちらが先に仕掛けた戦闘というのではなく、一度作ってしまったきっかけが延々と戦い続ける事になってしまう。
戦士は自分の正義の為、自分の国を守る為に戦うのだが、殺戮していたひとさし指の長い化け物はニンゲンだった事が解り、戦闘の指令をしていたフレイザーが実は悪だったと解る。
要は戦闘もののファンタジーという事になるのだが、とにかく上映時間が長すぎる。
3時間ものでもストーリーや展開が素晴らしいと長くは感じないが、今回、長さを非常に感じ、尚且つ、途中飽きた。と言う事は、脚本の練りが甘いのではなかろうか?
この手のストーリーなら2時間で充分なはず。
でもって、無駄な芝居が多すぎる。
脚本家としては、あれもこれも言いたい。見せたい。となるのだろうが、内容を濃縮して(果汁100%濃縮還元)ぎゅっと詰まらせた方が健康にも美容にも、はたまた、お尻の痛さにも優しいんではないかい?(^^;)
会場にやたらとキャーギャルが多かったが、たぶん、これだけのイケメン揃いだから、おっかけファンなんだろうか?(・・)
後ろでやたらと公演中に声が聞こえる。
「・・・が・・・なんだって。やばくね?アタシ、・・・の方がゼンゼン好きっ!」
・・・って、おまいら、芝居観てないやろ?
ゼンゼン好きってww・・・ゼンゼンは否定の時に使うんじゃね?
その言葉の方がやヴぁい!です。
要は芝居に集中できない。
芝居よりこのコリン星からやってきたような異星人の方がゼンゼンおもろいっ!(^0^)
クレス(有賀太朗)がちょっと釜風味で良い味出してました。