猫のサロン~家族のはなし~ 公演情報 猫のサロン~家族のはなし~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-8件 / 8件中
  • 13:00。
    後ほど。

  • 19:00。
    後ほど。

  • 満足度★★★★★

    水底の静観者
    とにかく楽しかった!楽しそうだった!前説がナイスアシスト!!!

  • 満足度★★★

    クツシタの夜
    淡々と進む話と舞台上のルックスのギャップがたのしかった。

  • 満足度★★★

    心がざわつきました
    登場人物にいちいちイライラさせられ、心がざわつきましたが、それも含めて面白かったです。

    ネタバレBOX

    文男の、表面上の低体温系男子だけど、自分の興味のあること(猫関係)については、とっても熱心でキレるところ。颯子の、気を引くためなのか、浮気して家出して、でも体調崩してひょっこり帰ってきたりするところ。
    登場人物にいちいちイライラしてしまいました。でも、そんな登場人物たちの気持ちも、分かるような、あんまり分かりたくないような。

    自分の周りには、いきなり家出して、後日ひょっこり帰ってきちゃうみたいに感情的に生きている人いないなあと思いつつ、でもどこか気持ちは分かるなぁ。(でも分かりたくない)

    現実とはちょっと違う特区や節電の話や色々な設定にも、「ありそうな話」と思って、どこまで現実でどこからがフィクションなんだっけ、と曖昧な感覚になりました。

    心がざわつくお話でした。
  • 満足度★★★★

    クツシタの夜
    面白かったです。大家さん、味がありましたね。

  • 満足度★★★★

    「クツシタの夜」を鑑賞
    作家の言う“寄る辺なさ”を充分感じられた。「ひつじ座」という劇場もこの芝居の世界を表現するのにピッタリの空間だった。

    ネタバレBOX

    颯子を演じる菊池佳南がいい。彼女の表情やセリフ回しが“寄る辺なさ”を物語る。

    冒頭、室内に散乱した彼女の衣類が最後はすっかり片づけられて空虚感に満ちた部屋が現出する。当初、虚ろで混沌としていた颯子の心情(それはどっちつかずで真情を消して見せない夫、文男への苛立ちか)が最後には全てを捨てて新たな旅立ちをする彼女の真っ新な心境への変化を表しているようにも見える。

    何度か家出を繰り返しながら、文雄とやり直したいと思っていたようだが、野良猫の保護活動に夢中で颯子の話は上の空の文雄。「嘘だけはつかないでほしい」と言いながら禁煙の誓いを破って陰でタバコを吸っていた文雄。もはや颯子は文雄と暮らし続けることはできなかった。ラストの「バッーカ!」に全ての思いが込められている。(でもどこか未練を残しているようにも見えた。)

    元々猫好きで惹かれあった二人だと思うが(夫婦寄り添ってマーガレットやクツシタを見守る時の幸せそうな顔といったらない。)猫のことが元で別れることになるとは皮肉なものだ
  • 満足度★★★★

    化け猫
    チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。90分。

    ネタバレBOX

    文男(芝博文)…地域猫保護活動に熱心。颯子への関心が薄い。禁煙しないと結婚しないという颯子との約束を黙って反故にしてた。
    颯子(菊池佳南)…文男の妻。女優。寂しさからか、浮気して家出して泣いて叫んでと、なんとなくネコな女性。
    森田(力武修一)…映画監督。あんま売れてない。颯子にも出演依頼するが。
    ヨリ(村田牧子)…森田の妻。颯子の紹介で結婚。演劇の力量あり。
    成田(大日向裕実)…女優。篠井と颯子の間を見抜く。
    篠井(斉藤マッチュ)…小説家。颯子と浮気する。文男との仲が終わった颯子と正式に付き合う。
    美園(杉山薫)…主婦。颯子が家出した際の浮気相手の妻。ヘンテコなとこもあるけどまとも。
    子安(山ノ井史)…獣医。文男の友人。猫保護に尽力しているようだが、食肉横流し事案について秘密がある。
    村岡(村田与志行)…文男らの大家。文男や颯子の事情を把握している。

    登場人物の微妙なズレ具合がいい。颯子と篠井が抱き合ってても無関心な(猫絡みでキレる)文男とか、猫をホントウに想っているんだか自分が愛されるために想っているんだかわからない颯子とか、劇的に何かが動くってワケでないけど、少しずつ舞台上がさっぱりしていくように、人間関係のほつれが真っ直ぐになっていくような、そんな作品。なんとなくニヤニヤしちゃう。

    終盤、撮影に関心持ってくれない文男に颯子がキレて、文男の喫煙がばれる。多分、離婚してはないんだろうけど、前よりかはサッパリとした空気が流れはじめる。それでも構ってほしい(と思われる)颯子が、追ってこない文男にバカ(だったか)とぶつけるシーンが好き。菊池佳南の怒った表情が何故だかとても魅力的。

    クツシタ(オス)とクツシタでないオスの子を妊娠してたメス(名前忘れた)のように、純粋に合う男女関係ってのは中々難しいんだなと。

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